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「おい。あいつやりやがったぞ。」
「あいつ何者だ?」
「あいつどこかのパーティーに入っているのか?」
「いや、登録したばかりらしいぞ。」
「嘘だろ。そんな訳ない。」
などと観客は興奮が収まりきらないくらい、話し合っている。
それはそうだろう。なんてたって、この世界では、ランクで人の格付けがされる。
この世界には、日本で基本となる学歴というのが存在しない。
つまり、ランクで人の強さ、また収入を見極める。
もちろん、ランクが全てというわけではないが、ランクを低いまま、この世界を生きていこうとする人はいない。
先程もあったが、高ランクになればなるほど、良い待遇が待っているからだ。
収入も、最下位のランクなどと比べれば雲泥の差である。
例えば、ゴブリンの常時討伐を依頼としてこなすとする。
例えば、日本の金額にすると、最下位のランクでは、500円なのに、最高位のランクが倒すと1000円になったりする。
それに、ギルドの系列店の店でお金を使うと、安くなったりなどする。
まぁ、その代わり、緊急招集には、確実に呼びつけられるが、、、
そのことはさておき、今は収集がつかなくなったため、なぜか別室に連れてこられているが、
すると、扉がノックとともにひらかれる
「初めまして、私がギルドマスターのメリシアです。」
レイはてっきり、ごつごつのマッチョの男の人が入ってくるかと思っていたが、実際入ってきた人は、華奢な人で、かなり綺麗な女の人だった。
レイは気後れしそうになるが、挨拶する。
「初めまして、レイです。」
「あなたが登録したばかりの、レイさんでしたか。」
「一様そうなります。」
「あなたのおかげでいい抑止力になりましたよ。」
「抑止力?」
「はい。新人狩りが、増えてきていたので、本当に手の打ちようがなかったので良かったです。」
新人狩りとは、登録後すぐに、何かと因縁をつけて、正当な理由で、お金を巻き上げたり、奴隷堕ちにしたりするものたちだ。
文句を言ったとしても、ギルドの正当な方法の決闘がおこなわれるため、取り合えない状況になってしまうのだ。
「それはよかったです。」
「ええ、それで、あなたのギルドランクを上げないといけません」
「え?登録したばかりですが、、、」




