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俺のスキル最強なのだが。  作者: 水嶋修司
19/29

019

「次はガドーナの武器屋だったけ?いい武器が見つかるといいな。」


レイはすぐ近くにいる人に聞き込み、ガドーナの武器屋にたどり着く。


そこはまさに先程のデパーロの武器屋を連想させるような、建物でこちらもやっているのか不安になるような建物だった。


「すみません。」


「あぁ、なんだ小僧。」


「武器が欲しくて。」


15なのに小僧と言われたことに、すこし、イラつきそうだったが、やはり、人生経験が豊富なんだろうとのことで従っておいた。


「そうか。その防具はどうやって手に入れた?」


すこし、睨みを効かせた目をむける。


「デパーロから、貰いました。」


「おぉ、そうか。盗んだのかと思ったぞ。」


「そんなことするわけないですか。」


「それにしても、お前さん凄いな。」


「何がですか?」


「しらねぇならいい。」


すこし気にはなったが、不機嫌になると困るので、黙っておいた。


「それにしてもデパーロが見込んだか。」


「どういうことですか?」


「あぁ、あいつはな、俺の兄貴だ。兄貴は見込んだ人にしか売らない頑固な人だからな、普通の武器さえ、人を見るからな、みんな媚をうるんだが、お前さんの場合は、本当に気に入ったんだろうよ。」


「そうだったんですか。」


よく見てみれば、性格や、体型まで同じで、デパーロと同じくらい小さかった。


「まぁな。それにしてもその防具をやったか。」


「この防具強そうですもんね。」


「まぁ、魔道具だからな。」


「あの、すこし聞きたかったんですが、ドワーフですか?」


今一番気になっていた事を聞いた。


「あぁ、その通りだ。」


「なるほど。他にどんな種族がいるんですか?」


「結構いるぞ。俺たちドワーフ、人間、獣人、エルフ、精霊、亜人だな。他に細かいことをいえば、かなりいるぞ。」


「そうなんですか。」


「あぁ、ここには王都ほどではないが図書館がある。気になるなら行ってみればいい。」


「そうですね。是非行って見ます。」


「おう。」


「話が逸れてすみません。それで武器なんですが。」


「おぉ、そうだったの、世間話をしてもうたわ。」

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