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俺のスキル最強なのだが。  作者: 水嶋修司
15/29

015

(ここか。)


前にあるのは、綺麗な店だった。木で作られた清潔感が適度にある家だった。


中に入ってみると、目の前に広がるのは、受付が目の前に、右側の一階の下は酒を飲んだり、飯を食べて過ごしている冒険者。


左には、階段がついてあり、多分泊まる部屋になっているのだろう。


レイは受付がいなかったので、受付の前で、呼びかける。


「すみません。」


すると、エプロンをした小さい女の子が声をかけたくる。多分下の居酒屋の店員なのだろう。


両方とも、仕事をしている感じだった。


「はい。宿泊ですか?それとも、ご飯ですか?」


女の子は、机の下から、小さい紙を取り出して、メモを取る。


「宿泊で頼む。」


「はい。ギルドカードのご提示お願いします。Fランクですね。特に特典はありません。」


「あぁ。了解だ。」


「では、鉄貨4枚です。」


「なら、取り敢えず、2日頼む。」


「鉄貨8枚です。」


「あぁ。」


銅貨1枚をわたす。


女の子は少し驚きを露わにしながら、計算機を取り出して、お金を渡す。


「2回の207号室です。二食付きなので、夜ごはんは、7時から11時まで、朝ごはんは6時から9時までです。おくれたら、無しになってしまうので気をつけて下さい。」


「おう。」


レイは二階にあがり、部屋に入る。


中は簡素な感じで、トイレ、ベット、洗面台、後はいすがある。


お風呂があればと思ったが、特になく、すこしショックだった。


文化がまだまだなのだろう。


「なかなかいい宿だな。取り敢えず疲れた。」


べっとによこになり、時間になることを確認すると、起き上がり、下でご飯を食べに行く。


そこには、お酒で酔った冒険者や、ご飯を堪能しているもの、などが各自でご飯を取っている。


カウンターに座り、料理を作っているおっちゃんに声をかける。


さっきの女の子に、注文を取ってもらおうと思ったが、今受付をしていたので、おっちゃんに声をかけたのだった。


「おっちゃん。おすすめくれ。」


「はいよ。変わった服だな。」


「あぁ。」


少し、服に触れられ、焦ったが、すぐに意識を晒してくれたので、そこまで、質問されることはなかった。


「少し待ってくれ。」


少しすると、トレーに入った商品が来た。


「ギューダの焼肉だ。」


「ギューダ?」


「あぁ。しらねぇのか?一般的な肉だな。味は保証する。」


「いただきます。」


「なんだそれ?まぁいいが。」


ここでは、食事の前で挨拶が行われていなかったようで、疑問を持たれていたが、 特に何も起こらなかった。


そして、レイは恐る恐る、口にすると、牛肉みたいな食感で、かなり脂が乗っていて、美味しかった。


「かなり美味しいな。」


「まぁ、みんなから好まれるだけはあるだろな。」


おっちゃんは、すこし嬉しそうに、反応してくれた。


「そうだな。」


「じゃあゆっくりな。」


「あぁ。明日も頼むよ。」


「任せとけ。」


店主は、他の料理を作りに、おくにはいっていた。


「ごちそうさま。」


綺麗に食べて、食器をそのままにして、上に上がり、部屋に戻る。すると疲れが出たのか、すぐに寝てしまった。

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