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俺のスキル最強なのだが。  作者: 水嶋修司
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「うぅ、なんだ!!これは!」


目の前に広がっていたのは、宇宙。いや、よくわからない世界にいた。


「俺は何してたっけ?」


すこし考えに耽る。


「あー。俺死んじゃったのか。」


「その通りです。」


目の前に現れたのは、優しい笑顔を向けた可愛すぎる神様だった。


そんな笑顔を向けられて、免疫がなかった俺は気を失ってしまった。


「あのー。そろそろ起きて下さ〜い。」


「ぶは。天使が見える。俺は、俺はもう死んでもいい」


「あの、もう死んでますけど」


「あー。そうだった。それでここどこ。」


「浮いてるみたいだけど。」


「あっ、そうでした。説明を忘れてました。」


女神はてへっ。っと、ベロを出し、自分で拳を作り頭に当てる。


また。免疫のない俺は倒れる。


「あの〜。起きて下さ〜い」


「はっ。天使がみえる。俺は、俺はもう死んでもいい」


「あの、もう死んでますけど」


など、二度目のやりとりを繰り返し、俺はすこし真面目になる。


「で、俺はなんでここにいるの?」


「そうですね。何処から話していいのかわからないんですけど。とにかく。世界を助けてもらいます。」


「んー。と何言ってんのかな?」


「えっと。そうですね。この空間なんですけど。」


「いっぱい。惑星があるね。」


「は、はい。そうなんです。この空間は、すべて現実です。」


「ん?どういうことかな?」


「例えば、この惑星。私が操作することができて、この惑星を潰したりできます。」


「えっ。やばいじゃん」


「まぁ、そうですね。ですが、私は全て救うことしか考えていないので大丈夫です。そして、世界を助けてくれる人を探していました。そして見つけたのです。あなたを!」


「んー。とにかく、世界を助けたらいいのね?」


「そうです。流石わかってますね。」


「んで、何すんのさ。まさか神様になれんの?」


「いえ。その世界に赴いていただき、助けてもらいます。」


「ほー。勇者になれと?」


「そうです!」


「なら。受けようぞ!」


「ありがとうございます。」


「んでは、行ってくる。」


と、男は、後ろ姿を見せて歩く。


「行ってらっしゃい〜〜〜」


「て、そのまま行かせるんかい!しかも、行き方わからんわ。」


「忘れてました。」


てへっとまた、ベロを出し、拳を作り、頭に乗せ、傾ける。


流石に三度目は見慣れたのか、倒れなかった。


「んじゃ、世界に飛ばしてくれる?」


「待って下さい。行ってもらう世界は、全て魔法とともに生きています。」


「えっ、そうなの!マジで、やったー」


「むしろ、地球っていう惑星の方がすごいと思いますよ。魔法もなしで化学だけであそこまで行くなんて、あの惑星以外、魔法とスキル供にいきていますから。そしてなんですが、スキルを選んでいただきます。」


「えっ、魔法はわかるけど、スキルって何?」

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