表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/17

再開と再会

「縁! 俺はここで待つぞ」


後から付いてきた林檎は博士の敷地まできて小屋には入りたがらない。それは承知していたし、無理強いも、待つこともしない。あの鍵が誰の物であろうと危険な可能性があるかぎり急いだ方が良いからだ。


俺があの世界のプレイヤーとなって、フィールドへ入った時に流れた開会宣言。


『プレイヤーの皆様にご通達!』そう言っていたとなればどんな方法かは知らないが、全てのプレイヤーはアウグーリデセオへ呼ばれて中にいた。そして、あの鍵の持ち主は出られないことを示唆しているに違いなかった。


俺は林檎を残し博士の家へと入る。そして、珍しく最初の部屋に博士は欠伸を掻きながらそこにいた。


「博士!」


「ん、縁か、あまり大きい声で話しかけるな、これから寝るところなんだ。昨日徹夜をしての。そうそう縁が言っていた時計の機能の追加でしばらく人工神隠し機械は使えんからの」


「このタイミングで……」


「時計の機能アップには時計以外にも本体を弄らんといかんしの。そうだ、時計の方は後でやるからその時は時間を貰うからの」


「一回……。一回だけ起動させることは?」


「なんだ、今頃になってその気になったのか? でも無理じゃ、元に戻すのにも時間は掛かる。まぁ、帰還起動ぐらいなら直るだろうが」


「まずいな……」


こうなるとほかに手段が思いつかない。


「昨日の世界か?」


「ああ」


博士の質問も適当に返事を返し、どうにか手段がないかを考える。だが、人工神隠し機械を創った張本人が出した結果に俺が何かアイディアを出しても底が知れている。


「他に方法は……」


何かしらの方法があるものかと目を瞑り、脳を働かせる。だが、考え付く先にあるのは博士の人工神隠し機械の直し方、又はその時間を短縮させる方法しかない。それも、解決策までは辿り着かない。


「うーむ、昨日の世界は危険だったと言っておったからの。あまり、教えたくはないが」


俺が悩んでいる状況に博士が助け舟を出してくれる。しかし、博士は今まで答えを教えてくれたことはない。幼少期から今まで、あくまでそこに辿り着くためのヒントを出すだけ、そして俺はそれに慣れている。


「縁、お前さんなら気付けるはずだ」


そう言われ、俺の情報の中にその答えがあることを知った。博士にはあの世界のことを細かく話しているが、その元は俺が握っている。自分の体験を思い出しながら、一つ一つ整理していくことにした。


「ピーター、ゲーム、フィールド、鍵、アイテム、プレイヤー。プレイヤー……? そうか」


俺は博士の機械であの世界へと入ったが、アウグーリデセオの中にいたプレイヤー達はどうやって行き来しているのか。その呪文を俺は知っている。


「早いの、もう気づいたのか。他の人間もいけるのであれば、縁も行く方法が備わっておるということだの。しかし、可愛げのない」


「礼は言うよ、ありがとう」


「うむ。起動はできないが、箱の中には入れるからの好きに使え」


さすがと言うべきか、何が起こるかまでは分からないと感じた博士はそう促した。


俺は早速あの機械のある部屋へと移動し箱の中に入る。


「そうだ、博士。外に林がいるんだけど帰るように伝えて」


機械が直らなければ帰ってこられない状態で、林檎をあのままにはしておけない。


「林檎の奴に会うのは久しぶりだの。どれくらいぶりだ」


久しぶりに会う友人に嬉しそうにしている博士を見るのも久しぶりだけど、今はそれどころじゃない。


「じゃあ、あとは任せる」


「分かった。できる限り早く帰還できるようには直し、合図を送ろう」


行く方法は分かっても、帰りが同じだとは限らない。


「さすが……」


そして、俺は二つの鍵があることを確認してから、ピーターの説明に出てきた合言葉を思い出す。


あの世界への行くための呪文は――


「『コンタクト』」


灰色の鍵が浮かびあがり、その先端から闇が放出された。


闇の右端で鍵穴に差し込まれたように停止している鍵を掴み捻る。


すると――俺の体は闇に包まれていた。


             ◆


木の根が足を取り、柔らかい土が逃げることを妨げる。それでも緋衣月華は走っていた。


「くそっ」


アウグーリデセオにはいくつかのルールがある。


一つは、鍵が無ければプレイヤーとしての能力を全て失うこと。


もう一つは、鍵を失ったものは敗北者となり、プレイヤーから存在の感知ができないということ。


だが、そのルールの一つを看破され、緋衣は逃げるしかない。


敗北者(ベンシード)と同じ立場になってさらに不利が増しただけだ! くそっ」


悪態を吐いても勝機はない。逃げていることが何かを意味しているのかも分からない。それほど鍵を失ったことは大きい。


「っ!? しまっ――」


足を躓かせ緋衣の態勢が崩れた。


「今にゃっ! はなてぇッッ!」


なにやら可愛らしい声と共に勝利を信じ切った攻撃の狼煙が上がる。緋衣は倒れる寸前で、土から出っ張った根を強く握りしめ照準をズラそうとした。


「甘いにゃ! (ヴェント)は全てを切り裂くにゃっ!」


不利な立場の緋衣にはできる事への一切の躊躇がない。照準をズラしていれば次の行動が早くなる。しかし、それでは足りないと敗北者の緋衣は木の根を掴み空いた根の下まで潜り込んでいた。その選択で次の行動には時間を要することになる。


しかし、その頭上で木々が風の鎌で切り裂かれ次々に倒れていく。風は土の中にまで行き届かず緋衣の選択が正解だったことを教える。


風の終局を感じ取り、緋衣は倒れた木々を飛び越え走り出した。


「にゃっ! また逃げるにゃ!」


見つからない方が無理だと緋衣は知りながら、どうにか声を頼りに敵の居場所を突き止める。正体は見えないが、上、のさらに上から声が緋衣の耳にも微かに届く。


「何してるにゃ、急ぐにゃっ!」


指示を出していた者は急かし誰かを戒める。


正体不明の敵は二人だと緋衣は推測した。


「『暴風(テンポレール)』」


「ダメにゃ! もっと威力あげるにゃ!」


分かりやすく補助(サポート)本体(メイン)に別れている――。


「『烈風(ヴェントヴィオレント)』」


逃げ惑う緋衣の思考はそこまでだった。


緋衣の体が宙に浮く。


それは緋衣だけではない。


抉り取られた土も木も全てが一瞬、宙へと舞っていた。


山の一片が風の刃で斬られる。


緋衣の耳が死んだ。


地へと着地した途端、世界が震え、その怒号が一時的に聴覚を麻痺させた。同時に強い衝撃が緋衣の身体へ痛みを与える。


「――――ッ」


自分の苦痛で出した声すらも聴こえず緋衣は土の上を転がり木の根でようやく止まった。


「かはっ」


何も聞こえず敗北を待つだけになっても、緋衣は掴んだ根を引っ張り逃げることを止めようとはしなかった。


「何してるにゃ! そんな闇雲な攻撃じゃ運任せになるにょに。これじゃあ、何のためにレアアイテムを使って見つけ出しにょか。確認に時間が掛かりそうだにゃ」


決して緋衣の行為が功を奏したわけじゃない。


たんなる偶然か……、敵は緋衣を見失っていた。


運が良ければこのまま見つけられない可能性がある。


その時生きているかは別として、その事実を緋衣は知らないとしても、


――少しの時間ができあがった。


             ◆


視界が広がった時、俺は再びアウグーリデセオへ飛ばされていた。


「また、マンションの廊下か……」


前回来た時と同じように見える場所。だが、今回ピーターはいないようだ。


「困ったな」


二度目になる参加だが何一つとしてアウグーリデセオの事を理解していない。できれば答えるかどうかは別としても、質問できる相手がいるのが理想だった。


だが、いない。そうなると、この場所にいる必要はなくなった。延々と続く廊下を左右見比べ、どっちに歩いても人がいるようには思えないし、変化すらないように思える。


そうなってしまえば、思いついた行動に出てみるしかない。等間隔で並ぶ部屋の扉の一つに伸ばす。ノブを握りしめて捻ってもピクリともしない。じゃあと、二つの鍵を鍵穴に差し込んでみても填まるどころか、穴の中にすら入らない始末。


「ふー」


ため息のような、諦めたような息を吐く。できればやりたくなかった。


「普通の手だよな……」


一度、右手の掌を眺める。失敗したらこのうえない恥を掻きそうだ。

眺めた手をそのまま扉の前にかざし、脳内でイメージする。説明を受ける部屋に入る前、ピーターがしたように――。


「―――ッ」


腕を大きく振り払う。


瞬間だった。余韻も前置きもないまま腕が振るわれる速さに比例し扉がスライドし始めた。


「恥は掻かなくて済みそうだな」


勢いよく流れる扉の行方を見守りながら安堵の感想を述べると、すぐに目の前で扉が止まった。


「ん?」


ところが目的の扉とは違うものがきた。あの時のピーターがスライドさせて呼び出した扉の色は白、ところが今度来た扉はさっきまで並んでいた扉と同じ色、同じ種類。


「どうなっているんだ……」


特に違いはないように見える扉を観察していくと、一つだけ違うところがある。扉に一〇〇〇一号室と掻かれたプレートが付けられていることだ。


だが、それだけで独断変化とは言い難い。ノブに手を掛けて開けてみても、やはりと言うべきか鍵が掛けられていた。


『大切にしてください。失くされるとエン様に用意される部屋にも入れなくなってしまいますからね』重要な時にはピーターの説明が思い出される。


「俺の部屋……か」


今度は灰色の鍵だけ取りだし、鍵穴に嵌める。鍵は中に入り、回すとカチッと音を鳴らした。


「大当たり」


ノブを回し、空いた扉から部屋の中に入り見渡してみた。


「無だな」


ピーターと入った部屋にあったテーブルも椅子も、さらには埃すらもない。単なる正方形の空間と二つ目の扉。強いて言えば、博士が作った人工神隠し機械のあの箱に似ているぐらい。


「…………行く、しかないか」


考えても始まらない。俺の目的は鍵を返すこと、それ以外の事は考える必要はなかったはずだ。興味がないわけじゃなかったが、あまり深く関わり合いとも思わない。それに今は鍵を返すことを最優先でやらなければいけない。

それなのに、思考がどこか上の空な状態が続いていた。目的は明確なのに理由がはっきりとしない。


「返す……」


だから口に出して目的を確認する。


なんとなくしっくりこない言葉だと思ったが、思い当たった。それに表現としてピッタリな言葉も見つける。


「尻拭い」


これがぴったりだ。大体面倒事に巻き込まれる時は林檎か幸一が関わって来たし、これからもそうだろう。だから今回の俺の行動もそれに違いない。


それに、


「林檎の喧嘩から始まったことなのは間違いないしな」


始まりはあの川原での喧嘩だった。だから、ついでに白い鍵の持ち主が緋衣という少女なら、林檎相手に喧嘩をしていた理由を訊くのも面白いかもしれない。


そう思いながらフィールドへと足を踏み出した。


あっという間に到着すること荒野。相変わらず周りには岸壁やら枯れ果てた草木がある。


「困ったな、もう少し幸一の話を聞いておくべきだった」


鍵の価値を考えた上で博士の家まで急いだは良いが、何をすればいいのか分からなくなった。まずゲームをやったことがないから、ゲーム的に基本行動が分からない。加えて目的の鍵の持ち主を探そうにもこの世界の地理、さらには地形の広さまで全くの不明ときている。


歩くにしても先は遥か先まで荒野が広がっているし、無暗に動いてなんになるのか、これなら現実世界の砂漠にでも放り出された方が向かう方角に意味を持たせられる。


「『ポルタンド』」


マンションの廊下についた時点で鍵の持ち主を探し出すのは難しくなると分かってから急ぐのは止めた。現段階で俺にできることがあまりに少なすぎる。


「初期装備ってのは意外とこの為にあったのかもしれないな」


適当に座って装備すると出てくる本を取り出して読むことにした。


初めてこの世界で会った人間はどうやってか、俺をいち早く見つけた。それも標的として、訪れたばかりのプレイヤーだと知ってだ。だったら、また少年が動くことを期待するしか今はできない。


完全な賭けだ。


ところが本を見始めて数分、俺が本の内容を暗記し始めた頃。相変わらずうるさい登場で目的の人間がやってきた。


「ひゃぁあほーーいっ、意外と早く来たな! ラストプレイヤー!」


こっちのセリフだったが無視する。


「リベンジッ、リベンジッ、リベーーンジッ!」


前とは違っていきなりの攻撃には転じてこない。おそらく、あの黒刀の事を警戒はしているのだろう、運よくそれが功を奏している。本を出した時思ったが、どうやってまた黒刀を出すのか不明瞭のままなのだ。


「今度は俺が勝つぜ!」


……まいった、なんとなく疲れそうだ。それでも、扱いやすそうな気配は漂う。基本的には林檎、幸一と同系等の雰囲気だからだろう。


「張り切っているところ悪いんだけど、訊いても?」


「ヤダねー! 俺のアイテム破壊した奴なんかに教えるかっての!」


「アイテムの中に人を探すものがあるのか?」


「って、教えねぇって言ってんでしょうよー! 人の話訊いてんのかーっ!?」


「あ、俺が見つかっているんだから、あるに決まってるか……」


本当に教えたくなかったら挑発なんてする前に口を閉ざした方が効果的な事を知らない……と言うよりは考えないんだろうな、この手のタイプは。


「知らないねー。さーてあるのかなー」


「そのアイテム分けてもらっていい?」


「誰が渡すかってーの!?」


存在はしている。ついでにこの少年は持っているみたいだ。


「名前訊いても?」


「お前に教えることは名前だってねー! 人の話無視してるくせに訊いてくんなー!」


「じゃあ、適当に呼ぶよ」


「………………」


「……タニシ君」


「なんでっタニシなんだよ! もっとマシなもんがあんだろ!? 身構えちまったじゃないかー!」


適当に相手をするつもりだったけど……心が折れそうだ。


「あああっ! めんどくせーーーっ、会話なんていらないんだー! 今度は俺が勝つそれだけー!」


向こうも限界だったらしい。それなら俺も色々試しておくことにする。アイテムの具体的な出し方は知らないけど、今度は刀を呼び出すつもりで俺は呪文を呟く。


「『プラティカ』」


「ッ!?」


イメージ通りに黒刀が出てきてくれてよかった。出なかったら相手が警戒することも、俺が不利だということもバレていた。


「それだけは調べても分からなかったぜー。どうやってそれを使ってるのかもねー」


やっぱり、人間と話した方が情報を得られる量が格段に上がる。


「わざわざアイテムを使って調べてくれたとこ悪いけど条件を飲む気は?」


「あ? 条件?」


「俺は人を探している。そのアイテムをこの刀と交換してくれないか?」


「はぁっ!?」


予想通り少年は驚いた。


「お前、何ッ――――」


途中まで信用していない口ぶりから一変した。


「いやっ、いいぜ交換してやる!」


思った通り、この少年頭がさほど良くないようだ。


「ひひ、ぃひひひひ」


…………いや、せめて企みを含む表情と笑い声を隠してきてほしい。確認した俺の方がバカらしくなってくる。


「ぷっ、くくく」


……お、おそらく、こんなことを思っているはずだ。


「(所詮は初心者あの刀の価値を知らないんだ。バカだぜ、交換した瞬間に試し切りしてやるってーの)」


そんな単純な事を。


「とりあえず、そのアイテム見せてくれないか?」


「ああ、いいぜ」


そう言って一瞬で少年の手にアイテムが現れた。出した瞬間、弧を描きながら俺の方へと投げつける。


「ほら、これでいいんだろ?」


受け取ったそれは、なにやら木の実のようなものだった。何かしらの種にも見えるけど植えて使うということはないはずだ。栽培から始めたらどのくらいで成果が出るか即効性がなさすぎる。


「できれば使い方も教えてほしい」


「しゃーないなー。見つけたい人間の特徴とか条件を頭に浮かべて呪文を唱えればいいだけだ。あ、でも、顔も知らない、何の繋がりもない条件だと使ってもどこにいくか分からねえし、そもそも起動しないかもしれない」


交換条件が良いだけあって俺の気持ちが変わる前に終わらせたいのだろう。簡単に少年は説明してくれた。


「なるほどね」


「おう。もういいだろ交換しようぜー」


「その前に名前訊いておいても?」


「まーいっかー。俺の名前もその内広まる予定だから、教えておいてやる。『我執(がしゅう)』それが俺のプレイヤー名だ」


「そうか、俺は『エン』。ラストプレイヤーってのは分からないけど、それが俺の名前だ」


名乗りかえした時、少年は興味のない素振りで空返事を返してきた。それでより勝手に解釈した少年の心音(こころね)が当たっている気がする。


それでも、素直に話してくれた分何かしらお返しは必要なのだろう。このままでは俺がこれからする行動はなかなか良心が削られる。それすらもこの世界では甘いのかもしれないが、俺が気にするようなことでもない。


「じゃあ、最後に」


「なんだよー。まだあるのかー?」


「ああ。忠告と助言かな」


「は?」


「まず、交換と言っても交渉段階で相手の言いなりに、交換する物を先に相手に渡すのもよくない。それが消費する物ならなおさら」


「何言って――」


「こうなるってこと」


「まさかっ!?」


「『プラティカ』」


掌で木の実が消失した。


「騙したなっああああああああああああああああああああああ!」


「この世界では全てを使う必要があるんだろ? だったら、俺の武器は言葉だっただけだよ」


言い終わるや俺の体は光りに包まれた。アイテムの効力が発動しだしているのだろう。そのまま少年が目の前から消えた。正確には俺の方がどこかへと飛んでいた。


気付いた時には目の前には少年はおらず、代わりになぎ倒されたであろう木々の姿が視界に飛び込んできていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ