第1話 渋谷地下、未知の影
渋谷駅前再開発の大規模工事現場。
地下31メートル地点で、掘削機のアームが“硬い金属体”に激突したという連絡が入る。現場監督は不審物として警視庁に通報。駆けつけた爆発物処理班が確認したのは、
全長4メートル、外装に文字も番号もない…ミサイルに酷似した無刻印の筒状兵器。
黒川班長は内部構造の確認を試みるが、材質も仕組みも完全な未知。
装置に触れた途端、内部で微弱な反応が起こり――自衛隊と共に撤退するしかなくなる。
警視庁本部で開かれた緊急会議。
都議会議員、上層部、広報部がマスコミ公表のタイミングを議論する中、黒川が静かに告げる。
「…あれは、我々だけでは処理できません。
東京BOMBの技術が必要です」
その名を聞いた瞬間、室内の温度が下がる。
東京23区に同時爆弾を仕掛けた史上最悪の事件。
だがその構造は斬新で、処理班が完全制圧した今も、爆弾技術としては未だ前例がない。
議論は紛糾するが、
“東京を守るためなら、どんな禁じ手でも使う”
という結論のもと、特別措置が許可されることになった。
数時間後。
刑務所の面会室に現れたのは、鉄の扉に囲まれた3人の男たち――東京BOMB。
かつて東京全域を恐怖に陥れた怪物たちが、今、東京を救うために立ち上がる。
黒川と天城は、冷たい視線をぶつけ合った。
天城「またあなたに“解除”される日が来るなんてね」
黒川「安心しろ。今回は味方でいてくれれば、それで充分だ」
こうして“六人の再起動チーム”が誕生する――。




