表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファイティングガール  作者: Jack…
大学二年
62/75

経験済みと保留中。

リコです。続いてます。


           ・・・


あれ、ヒドいって感じるの?


「うん。確かに能力?敢えて言えばプレーヤーとしての性能は段違いだったと、僕も思うよ?」


クヤしいけどそうね。マイちゃんは特にね。


「だけどさ、あれはないだろ?! 最初にドッカンドッカンとやってからは、基本ユカさんと交代で休み休みじゃん。リコさんはほぼコートの中にいたけど・・・まあ、桃花さんとリオンさんも結構、中にいたか・・・」


それは・・・チームにもよるけど基本的なゲームプランだよ?それにアタシら三人は元から第一のレギュラーなの。基本的な体力でいえばダンチにパワーあるのが求められるメンバーなわけ。ユカとミツキは第二で、マイちゃんはバスケ部所属ですらないのよ。


「相手を疲れさせるだけ疲れさせて点差が縮まらないと本気出してこないし・・・」


それは普通に戦術や作戦。どのチームでもやってることよ?


「そういうものなの?」


そういうもの。相手も、引っ掛かっちまった。クソ!!と思っても、やられたこっちが弱いだけだって思う程度の話なの。


「そうなんだ・・・」


あとで知ったんだけどね、アレ、アタシのためにやってくれたんだよ・・・


「そうなの?!」


うん。マイちゃんのプレーってすんごい派手よね?何かのショーかなって思うくらいには。

ユカのプレーも別方向で天才的なのよ。


「まあ、そこは同意する」


で、その予告編をあらかじめ動画公開して、ハデなところを散々見せて、その動画では、こいつらが、いつどこにくれば見れますよーってなってて、その日時がセンターの翌週みたいなオフシーズンなら見に行きたくならない?


「む・・・それも同意できるかな」


で、その当日は、この二人は派手ですがやる気がありません。こっちのリコってヤツはゴツい見た目の割には瞬発力もあって、突破力はご覧の通りです。そして、一試合出続けるスタミナもあります。って、アタシを宣伝してくれたわけ。


「うーん・・・そう取れなくもないか・・・」


取れなくもない、じゃなくて、少なくともユカはそういう意図で動いていたよ?

マイちゃんもユカの意図を汲んで乗っかってくれてたよ?


「そうだったのか・・・」


なんで、アタシは非・セレクション組なのにクラブに入れたわけ。


「うーん・・・頭のいいヤツは違うな・・・」


ちゃんと入学前に練習に乱入して本人たちとアタシの実力をセレクション組に見せ付けてたよ。


「体力もすごいもんな・・・しかし乱入できるもんなの?」


普通は無理だけど、あの娘ら普通じゃないから。


「それはわかるけど・・・合法的乱入で・・・セレクション組を蹴散らしたりしたの?」


短時間の 3 on 3 だけどね。正直、この三人なら、よっぽどの・・・例えば日本代表とかじゃなきゃ負ける気がしないよ。10分までならね。


「すごいね・・・そこまでなんだ。10分なのはナゼ?」


ユカのスタミナとマイちゃんのジャンプ力


「スタミナはなんとなく分かるけど・・・10分以上経つと飛べなくなるの?」


逆、降りるのが危険。あの娘、飛べちゃうんだけど、基本属性がモデルなんで、あまり筋肉付けられないんだよ。


「ああ、モデル・・・そうだったね。筋肉付けて太くなったらダメってことなんだ?」


そうみたい。マイちゃんは相変わらずなんも言わないけど。


「だんまりか。相変わらずなんだな・・・一応、一年半あけたのは・・・」


あ、それ、聞きたかったやつ。なんとなく最初の時以来話題にならなかったね。


「そうだね。噂とかしか聞いたことないけど・・・体育会系の一年生なんて『ドレイ』みたいなモンだって言うじゃん?本当は何度も送りかけたけど・・・」


ドレイwwwwww・・・ウケるwwww。ああ、野球部とかじゃ聞くけど、ウチの学校は・・・ある程度上下関係は厳しいけど、そこまでじゃないよ。 野球部でも他に比べればユルいって話。

でもまあ、二年になってちょっと過ぎた今のほうがありがたいなー。遠慮してくれてたんだ。ありがとうございます。


「こちらこそです。ジョージも相変わらずかい」


だね。今でも女子同士でもジョージ経由で連絡取ることあるよ。

一緒に住んでる三人ですらあるしwww

そもそもスピシスグループにジョージ入ってるからね。


「そうか。ジョージも口が固いのは昔からだから、それは信じてる。で、保留解除。お友達から始めましょうでもいいので、以前からお願いしている保留解除は可能ですか?」


あ、返事してなかったか・・・アタシ。はい、可能です。ゴツくてびっくりするかもだけど・・・あと、こっちも名前、ヤスオくんって呼んでいい? 今更だけど名前呼んでなかったのに、今、 気づいちゃった。


「もちろん。嬉しいくらいだよ」


じゃあ、ヤスオくん。リコと恋愛関係になる準備としてのお友達から始めましょう。


「はい、お願いします!!とても嬉しいです!!」


・・・ヤスオくん、二つ、確認しておきたい。


「なんですか?」


一つ目、一年半あったし、大学は東京でしょ?その間、だれかとお付き合いしたり、その・・・シタりした?

これは純粋に興味で、アタシのほうから無条件保留にしたんだから、浮気とかそういうことは言わない。

まあ、今からは・・・アタシの知ってる誰かとか関係なく・・・浮気ってことでいい?


「あーーーーーー・・・はい、まあ・・・お互いに恋に恋する的な感じで、すぐ別れましたが、一時期は。向こうがOKだったので、イキオイでしたこともあります。避妊はちゃんとしてました」


まあ、大学一年で女性側からセマられたら・・・するよな。ちゃんと言ってくれたから許すよ。


「すいません。ありがとう」


二つ目・・・アタシもジョージとした。


「したって・・・その・・・性的な意味で?」


そうです。一応理由があって・・・超長くなるけど説明するね。


           ・・・


「わかったよ。そういう趣旨であれば複雑だけど理解できなくはない。女性のほうが絶対的にデリケートだしね。わかるよ、わかるけど・・・しかし練習ねぇ・・・ジョージで練習かぁ・・・」


妬ける?


「当然!! でも思ったんだけど・・・男としてはうらやましい一面もあるけど・・・ジョージの人権無くね?」


ジンケン?・・・基本的人権とかの話か・・・確かに一瞬でマイティ秘書官にさせられた一年のころから尊重されてなさすぎるなwww

本人は好きでやってるぽいけど。


「まあ、一年のころからジョージは同情されがちだったけど、いつの間にかスーパーマンになっちゃったからな。学力も、体力もね」


学力的には激しく同意するしかないなwww

あ、一つだけ朗報がある。


「なに?」


ジョージにそういうリクエストを出すときには、こういうことをしてほしい、とか、これはダメ、とかお願いができて、だいたいそーゆー感じでやってくれるんだ。


「えーと・・・希望的観測によると将来彼氏的存在になりたい僕にとって、あまり聞きたくない感じな・・・話かな?」


逆だと思う。キスはするな、ってお願いした。


「マイティさんとか彼女の関係者にはしているの?」


めっちゃしてる。年上の女性に大変練習させられたので、伝聞だけど上手いらしい。


「ふーん・・・そうなんだ・・・あっ、もしかして?・・・そういう意味?」


うん。そういう意味。

アタシのファーストキスは、まだ、保留中だ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ