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二年目の一凛さん①

小笠原一凛です。


M2の時のインターンから数えるともうすぐ二年ですが、正式にこの会社に就職したのは去年の四月なので、やっと二年目に入ったところです。


葵さんが言ってた通り、給料というか、手取りは安かったです。

でも・・・安くても問題ない。


寮費、食事代相当額が込みなので、別にアパート代やら、電気ガス水道などのインフラ代もかかりません。


食事も美味しく、夕食のときには一人何本まで、と制限が付いてるものの、お酒も(事実上の)飲み放題です。


この会社の特徴の一つ『習得できる技術』の中には適度なお酒との付き合い方、というのもあり、あまり強くなくてもある程度までは飲める方法なんかも教えてくれます。

葵さんも「飲まなきゃ飲まないでかまわない」と口ではいいながら、御自分はパカパカと缶を開けてく人で、まったく参考になりません。


別に強要されることもないので、私も大学時代とあまり変わらない量を飲んでいます。


事実上の飲み放題というのは非常にシンプルな話で、基本的に一日の制限は平日は3缶まで、翌日が休日の場合は4缶まで、ということになっているんですが、缶の数でカウントしているので、飲みたい人は500ccの缶を選択します。


いわゆるストロング酎ハイの場合、9%のものが多いので、それで計算すると、アルコール当量として、45ccということになります。

これは25度のリキュール、いわゆる焼酎的なものでちょうど一合、180ccに相当します。

つまりこれを4缶ということは、本格焼酎の720ccの瓶を飲み切っているのと同じであり、平日の3缶でも3/4も飲んでるということで、弱い人なら急性アルコール中毒になるような量なのです。


また、人数がいると設備への投資が容易になるのか、製氷機と、炭酸水が出てくるタップが食堂にあります。しっかり冷えているのでそのままでも美味しく飲めます。

わざわざ冷やすなんて贅沢だな、と思って小笠原くんに聞いたら、そもそも冷水でないと炭酸が溶けないので冷やすしかない、とのことでした。


はい。とりあえずインターンペアでくっつくことを選択した次第です。


           ・・・


ねえねえ、9%って流石にキツくない?


「うん。氷を入れてもちょっと強いね。先輩方も炭酸水で割ってる人が多いよ?」


え?缶チューハイを炭酸水で割るの?


「ほら、糖質ゼロ相当なのに、フルーツ系の味?がする缶チューハイってあるじゃん」


あるね。でも私は7%でもちょい強いかな?


「でも、ここのカウントは缶の数だから、炭酸水で1.5倍にすれば、6%で飲みやすいお酒になるし、食事とも合うよ?」


味薄くならない?


「ものによる。味が極端に濃いやつと、ほとんど味のないドライ系のチューハイだと薄めても違和感ないね」


あーー、そうやって飲める『お酒』の量を増やしているんだ。


「まあ、ビール派はそれできないけどね」


ビールはねぇ・・・別にビールとか特に飲みたいわけじゃないけど、タマにはビールも飲みたい時も無くはないかな・・・


「そうだねぇ・・・ビールも糖質オフ派が多いけど、一杯目だけはちゃんとしたビールが飲みたいって先輩も多いよ」


まあ、缶のカウントだから好きにすればいいと思うけど。アタシは糖質ゼロのちゃんとしたビール、あれで充分ビール感は満足できるよ。


「厳密にはゼロじゃないけどゼロ扱いのアレね。僕もあれで充分に旨いと思う。別の理由で缶チューハイに流れるってのもあるけどね」


別の理由?なんだっけ?


「ビールは飲んだひとがしっかり缶を洗うルール」


あー、あれね。まぁ、ビールはどうしてもあとが臭うからねぇ。確かに一缶ならいいけど四缶なら面倒か。既に酔ってるだろうしwww


「まあ、60人いるから、一日で100とか下手すると200缶空くから・・・週一のアルミ回収日まで置いとくとなるとね・・・」


うん、しっかり洗う今のルールでいいと思うよ。でも今の量だとビールサーバー的なものを置いたほうが安くつかない?


「ああ・・・僕はビアホールでバイトしていたこともあるんだけど、あれ、毎日清掃しなきゃいけなくてそれなりに大変なんだよ。あとは、今の缶の数で管理する仕組みじゃないと飲み過ぎちゃうかもしれないから、今の仕組みでいいと思う」


お酒との付き合い方講座でも、あったね、その話。


あっ。突然話変わるけど聞いてもいい?


「何?答えられることなら」


マサトのあれ、ぶっちゃけデカいじゃん。


「まあ・・・一応そうだね」


お嬢に呼ばれて、その、ヤリにいったじゃん。


「最初は驚いたけどね・・・」


まあ、その代わりにアタシもジョージとしたわけだし。


「まあねぇ・・・ジョージは半分以上の女子社員としているからな」


妬ける?


「お嬢の彼氏、社長の娘の彼氏だからなぁ。社長も奥さん二人だし、自分の娘をないがしろにしなきゃ、複数の女性としてもかまわないってことだとは思うけど、最初違和感はあったけど・・・まあ、すぐ慣れたな」


ちなみにそれなりに上手かったよ?マサトとするときの内外からの圧迫感も捨てがたいけどさ。


「一応ありがとうと言っておくよ。そりゃ、あんだけの人数とやってりゃ上手くなるだろ。最初は高校生のときからだって聞いてるし。まあ、お嬢とするときにあがってなにもできない、を防ぐのが目的だったって聞いてはいるけど、それだと未だに帰省の度にやってる理由がわかんないけどな」


あれはねぇ。葵さんと部長はわかるけど、他の女子もってのは・・・実はちょっと分かる。


「そうなんだ。ちなみに説明できる?」


お、軽く嫉妬してる?それもまた一興、とお嬢なら言いそうだけどね。


「・・・うん・・・言うだろうね・・・」


あれはお嬢をそう扱えって部長や葵さんに仕込まれまくった成果だと思うんだけど、相手を姫扱いするのが上手いのさ。

マサトくらいのデカさと筋肉でないとここの高身長女子を姫だっこするのは難しいと思うんだけど、細マッチョとはいえあの体格ですっと抱き上げられたときにはちょっと驚いたよ。


「ああ、部長とか、ほんとうにお嬢のことをお姫様扱いしているから・・・なんとなくわかるよ。確かにそう育てたくなるんだろうな・・・まあ、それができるってのも一種の才能だろうとは思うけど」


部長に言わせれば習得できる技術の内の一つだよ、とでも言いそうだけど・・・マサトならできるんじゃない?

ほら、アレもデカいし?


「まあ、風呂で見られるからな・・・隠しても今更だし・・・」


葵さんと部長は公認だからいいけど、他の女子からも興味津々だよ?私もどう?って良く聞かれるし?


「どう?って何が?」


あれを入れられるってどんな感じって意味よ。


「なんて答えるの?」


最初に言ったじゃん、内外からの圧迫感が凄いって答えるよ?


「言ってたね。なるほど・・・ちなみにジョージとするときって、どんな感じなの?」


太さの話?まあ、普段よりは小さいけど、それで不満とかはないよ。ずーっと入れっぱなしならゆるゆるになっちゃうかもしれないけど、何日か・・・精々一日に一回、それも入れてるのは何十分でしょ?

だからちゃんと戻るのよ。


「そういうものなんだ」


そういうものよ。今でもたまにお嬢としてるみたいだけど、向こうの反応はどうなの?


「いや、普通に女子。最初は背徳感もあってエラく緊張したけど、今は・・・未だに浮気感があって、そこは緊張するけどね」


緊張じゃなくて興奮でしょ。どーせ。


「そうとも言う」


まあ、そうでしょ。私もだし。だから上手く感じちゃうのかもしれないけど。

ちなみに、ソレ、アンタのデカいアレについてはお嬢から何か言及あった?


「最初は驚かれた。何回目かに、ちゃんと元の大きさに戻るので遠慮せずに来いとも言われた」


ぶはっwww。めちゃくちゃ『らしい』よねwwww

言ってる意味は私にはめちゃくちゃわかるけど!


「みたいだね・・・」


予定してなかったけど、今日、する?普段より激しめでもいいよ?

それに、お嬢はキス禁止でしょ?

私はOKだよ?


「お願いします」

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