スピードシスターズ・再会@中央高④
リコです。
一応、大学でも時々公式戦に出してもらえるようにはなりつつあります。
まあ、アス選でもないくせに、は未だに聞きますけど、こっちは一応実力で成り上がったつもりだから聞き流しています。
完全に一軍か?と言われると、境界線あたりをうろついている感じで・・・まだそこまでじゃない・・・ってのは自覚してますが、まだ二年だからな・・・ってのを言い訳にしない、ってのを今年の目標にしたいと思ってます(なげーよ)。
久し振りに中央高に来ましたが・・・自分がデカくなってる・・・まあ背はもう伸びませんが、筋肉の量的にですね・・・と、感じました。後輩にも・・・
「ビクともしねーっすね・・・こんなフィジカルモンスターじゃないと大学では活躍できねーっすか?」
まあ、パワーフォワード的なのをすんならこれくらいは必要かな。それに、ココじゃあ一番背が高いレベルかもしんねーけど、全国じゃそれほどでもねーし。まあ、小さいほうじゃないのはありがたいけどな。もっと高いセンターポジのやつとかはここまでパワー系は多くないからな。押し返すんでも筋肉は要るからな。
「ああ、リバウンドでも単独でコジあけるんでも・・・そうなんでしょーね」
そうだな。最近の成績はどう?
「すんません。スピシスの皆さんがいた時がここ数年の頂点っす。層の薄さはそのままに、圧倒的な破壊力や機動力が無くなっちゃってんで・・・すんません」
まあ、あれでも一番の機動力・破壊力女王は入ってないんだけどな・・・それにあのときも第二を入れないと層は薄すぎたけどなぁ・・・
「その第二が伝説のステルス様と謎ポーズからのスリーポインター様ですから・・・」
うん。そうだね。なんで、卑下しなくていいよ。ここの運動部はバスケ以外でも「進学校のわりには中々やるな」がほとんどだからな。のびのびとやればいいんだ。
「ありがとうございます。今の三年はアレ見ちゃってるんで・・・」
わかるけど気にすんな。アタシが言うのもアレだけど、この学校のバスケ部で大学に行ってもバスケやるやつなんて10年とか30年に一人とかそんなんだよ。お気楽サークルならともかくな。
・・・
ユカじゃん?理学部じゃないの?
「ん、それはオワ。まー、今でも走ってるし、体が動くのを確認したくてさー」
お、じゃあ、 1 on 1 でも・・・
「あのさー、そっちは増量、こっちは減量・・・は、特にはしてないけど、高校三年の時よりは軽くなっちゃってんよ。当たったら終わりだよ?」
まあ、そうか・・・しかし・・・ユカ・・・
「なに?リコ?」
口調、普通になったな?
「まあね。でも実家ではずっとこうだよ?あれは元から学校だけ」
そうか・・・あとさ・・・
「ん?」
美人になったなぁーーって思って!
「はぁ・・・お前はオトコの幼馴染みかっつーの。そんなのいないけどな!オマエは筋力付けすぎて男になったのか?」
それは無いけど・・・
「あのさー、ももリオだってふつーに美人度上がってるだろ?高校生じゃないんだからメイクだって自由になってるしさー」
あいつらは毎日見てるからなー・・・まあ、そうだな。
「まったくもーー。これだから体育会系女子は・・・オマエには負けるけど高身長女子でもせっかくの素材を活かさないとナメられるっつーの!」
ほら、アタシはパワー系に振っちゃってるし!
「最後の高嶺祭の時に『誰?あのゴージャス美女は?』って、言われてたんだぞ、オマエ?」
アレはメイクも全部リオンにやってもらってるしさー。それに・・・15kgくらい増えちゃってるし・・・
「脂肪じゃなくて筋肉なら15kg増えてもかまわねーよ! まー、あのドレスは入らないけどなー。オマエだって素材はいーーんだよ!」
まあなあ・・・あの時の写真、家に飾られてるけど・・・誰あれって・・・本人が一番思ってるからなぁ・・・
「まったく・・・そういやケガや故障は大丈夫? マイちゃんも心配してたぞ?自分で言うとおり、パワータイプだからさー」
細かいのを入れれば常にって感じだよ。それより、Aチームにしがみ付くほうが優先だよ。試合中や、練習中でもコーチが見ている時に捻挫とかしたら、そりゃ正直に言うしかないけど、そこまでじゃないきゃ、『やれます!』って言うだけだよ。テーピングとかはするけどさ。
「まあ、そうなるよな・・・で、限界まで来て大爆発になるわけだ・・・」
そうなってるよ・・・先輩達も。下、上がりたいヤツはいくらでもいるからな。
まー、マイちゃんみたいに人間の限界を越えたようなジャンプはできないから、そこは安心だけどな。
「流石にあれは例外扱いだよ・・・普通に考えて二乗、場合によっては三乗の負荷がかかるはずだから・・・やめて正解だったかも、とは思うけどー」
ああ、そうか。人の倍飛べるとすると最大で8倍程度・・・8倍ならすぐ故障しちまうよな・・・
「リコから見たら3倍以上飛んでない?」
う・・・そうかもしれない。3の三乗だと27倍かぁ・・・一試合持たないかもなぁ
「まあ、マイちゃんも力のセーブは上手いからな。ジョージもだけど」
ちょっとそっち方面の話聞いていい?
「?・・・どっち方面?」
彼女の彼氏を寝取ってその彼女と同棲するって方面・・・
「まあ、リコなら多少はいいけど・・・」
彼氏を共有している女子同士で一緒に生活できるもんなの?
「それは全然よゆー。マイちゃんだしね。戦国モノのマンガや小説だと、正妻と仲良しな側室なんていくらでもいるじゃん」
それは事実かもしんないけど、日本も一夫一妻になって長いじゃん。
「あの女に常識が通用すると思うなよ?そもそもそういうウチだし環境だ」
しかしどうやって割り込んだの?三年のころには明確に誘惑しにペタペタくっついていて、マイちゃんは我関せずって態度だったし、ジョージは困っていたけど結局受け入れないって態度だったのに、大学入っていきなりってのは驚いたんだよ。
そーいや、そろばんってのもいたな。でもアイツには近くまではいってもペタペタくっついてはいなかったような気がすんな。
「良く見てんね。実はその時点で共有許可は得てたんだよ。マイちゃんにね」
そうなの!?!? 知らなかったし・・・
「まあ、言い触らしてはないからね。それに割り込んだってゆーより・・・」
ゆーより?
「来たきゃ来いって感じ?」
は?
「マイちゃんが、例の特約で入った家がジョージの個室を取ったとしてもまだ部屋が余る感じで、『お前も一緒に住むか?』って声を掛けてくれたんよ」
マジかぁ・・・
「マジだよ。ほら、アタシギリギリまでこっちからの新幹線通学も考えてたから」
ああ、そういやそうだってね。えーと、その、『一緒に住むか』は、ジョージとの夜の生活?も最初から込みだったの?
「当然込み。肚が決まってからのジョージは立派だったよ。なんつーか?回数?も公平にしよう、とか考えたりしてさ?」
あのさ・・・ジョージって、そっちも上手いの?
「アタシはアレ一人しか経験ないっつーの!!まあ、でも上手いんじゃない?」
あのね・・・アレってデカいの?
「そーかー、お前はまだ処女かーー。まーしょーがないとは思うけどーー」
お前だって一人だろ!
「まーなー。でも回数だけなら相当やってるからな。最初はこんなんアタシの中に入るんか?と思った程度にはデカい。もう慣れた」
慣れるもんなんだ。
「慣れるよ」
どんくらい?例えば・・・例のアプリケーターと比べるとか?
「アプリケーター?ああ、あれか。比較にならないよ。250ccの自販機の缶くらいかな?長さはもうちょっとある」
デカくね?
「デカイひとだと500のペットボトルくらいあるらしいよ?」
ええっ!裂けない?!
「経験ないから知らんけど」
ズコッ・・・関西人か!
「いや、ご存知のとおりこのへん出身」
わかってっけどさ・・・
「ももかんとかのほうが環境的に実戦経験豊富かもよ?リオンもマジ法学部に女子は普通にモテるだろ?」
知らねーーよ!
「それこそ一緒に住んでるクセに。ももかんが喋りすぎてリオンが止めに入るとこまで想像できるよ?」
ああ・・・それな・・・
「何よ?」
もうちょっとAチームに定着できるようになったら・・・あそこから出る相談ができないかも考えてるんだ・・・
「そうなの?二人には話しているの?」
まだこれから・・・
「相変わらず・・・ダメな子ねー」
否定はしない。




