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スピードシスターズ・再会@中央高①

「おー、見物人が凄いな・・・」


まー、マイちゃん自体が伝説みたいなもんだからなー


どーも。ユカです。


大学二年になって直ぐのゴールデンウィーク、スピシスは久々に中央高の体育館に集まっていました。


リコも無事、大学バスケ部で活躍中・・・は、まだ無理だとのことですが、たまに公式戦に出ることはあるくらいです。まあ、女子は大学に入ってから大きくなったりすることは稀ですから。大きさ的にはね。技術が付くとかはあっても。


リコの大きさなら、練習に混じっていて例の謎突破力をちょっとだけマネできるようになっているのを見れば出してみたくなるのはわかりますよねー。


まあ、筋肉的な意味で一回り大きくなってる感はあります。


あとの4人、私も入れて5人はあまり見た目は変わってません。ジョージのムキムキ度がちょっとだけ上がったくらいですかね。


それからー、多少語尾が伸びるクセは残ってますが、私の口調が普通になりました。同棲するようになって返ってストレスは減りました。元々自宅とかでは普通の口調だったし。


マイちゃんも普通の女子だって同棲するとよくわかります。あっちの口調が仰々しいのは相変わらずです。


みっちゃん、今でも全然動けるね!


「まあ、毎日走ってるしね。あと自転車。あっちはバカ広いから、いわゆる大学の中央図書館までは自転車で15分くらいかかるしね。こっちのキャンパスの図書館はすぐそばなんだけど。ほかにも国立科学技術館の資料館なんかもあるしね」


あー、言ってたね。みっちゃんの行ってるキャンパスのほうが駅から近いって。

自炊できてる?


「もちろん!まあ、スーパー行くのも自転車で何分か十何分って感じで、雨が降ると最悪なんだけどね。一応そのあたりは考えて、ほぼ隣の駅にアパート借りたけど・・・出遅れぎみであまり選択肢無かったけどね・・・」


まあ、出遅れと言えば私も出遅れが過ぎてすごい選択肢になったけど・・・


「いや、ぶっとんだよ?ジョージくんにちょっかい出してるのは見てたし知ってたけど・・・よく過保護っぽいユカのパパが許したよね?」


あー、マイちゃんと同棲って伝えてあるけどジョージのことは言ってない。


「ウソは言ってないけど・・・完全に騙してるような気がするけど・・・結局ジョージくんとは・・・その・・・してるの?」


前にも聞かれた気がするけど・・・してるしてないで言えばしてるけど、頻度はマイちゃんより少なめだよ?


「うん・・・頻度が低ければいいってものでも・・・まあ、マイティさんは自分の父親が実質彼女二人制だから不快感や違和感が無いのかもしれないけど・・・まあ、マイティさんは良くも悪くも有名で高校に入ってからは悪い噂よりは偉業のほうが有名だから信頼度が高いのかもしれないけど・・・」


うん。そんな感じ。マイちゃんは自分ちが特殊だってことは理解しているから外面も作れるしね。

一度、実家にも挨拶に来たし。


「そうなんだ。お父さんとも話したの?」


もちろん。例のごとく尊大な態度で完全に上から目線で話してたよww


「お父様は?」


完全に呑まれてたwww。最後は是非よろしくお願いしますって握手してたよwww


「マイティさん流交渉術?」


そういうわけでもないけど、ほぼそれだね。


「まあ、本人達が問題なければいいけど・・・」


そういうこと。そういえばあっちでお友達や彼氏はできた?


「友達は結構、彼氏は候補が一人くらい。まだ彼氏じゃないけど・・・」


類友は一杯いた?


「それはもうwww。まあ、そういう学類だしwww」


彼氏候補も類友系?


「ややそっちかな?聞かれる前に言っとくけど、ユカよりちょっと高いくらい」


ああ、ヒール履いたら抜いちゃうね。


「まあね。ここでは小さめだけど一般の大学でもやっぱりデカいほうだったよ」


まあ、アタシも大学ではデカ女なほうだからね。


「そりゃ、ユカの背ならそうよ。でも美人だしスタイルもいいしナンパやスカウトはないの?」


無くはないけど・・・まあ、大学が大学だから。あと、共有とはいえ一応彼氏持ちだから、それで断わってるけど。


「えーと、乗り換えって有り得るわけ?」


有り得る。でもちょっと探したくらいじゃジョージよりハイスペ男は見付かんないね。


「あー、前に東京でも言ってたね。まあ、マイティさんがジョージくんをハイスペックにしちゃったのかもだけど、あの無茶なマイティさんの育成に付き合いきれたジョージくんも凄いのは事実だし」


そんなところかな。私の認識も。


「マイティさんは相変わらず?」


そう。相変わらず。もう本郷へ行き出した。自分の学校の勉強をだいたい終わらせて。


「はい?」


大学3年までで実験とか、実際に出席が重要なもの以外は大体終わらせた。で、自分の大学に来た、元ウチの教授と研究室の勉強を始めて、将来の進学の礎とするためにその教授の弟子の教授の本郷の研究室に顔を出して論文を読んでもらったりしている。


「相変わらずといえば・・・そうね・・・流石マイティさん。ユカ・・・プライドズタズタにされて傷付いてない?」


もうそんなプライドは無いよ。まあ、あの女と同居してるから議論も無制限に出来るし、ジョージも役に立つし、進振りもまあ、うまくいきそうだし。今後に不安が無いってほうがデカいな。


「達観してるね・・・まあ、高校のころでも、まあ、そんな雰囲気だったけど」


まあね。ジョージがマイちゃんの防波堤になってからは正直そうだったよ。

それにあれの側に居たほうが自分も伸びるってわかってたし。


「ユカ・・・それを目指せるのってユカくらいだからね?」


そんなことはないよ。程度の差はあるにしても、みっちゃんだってマイちゃんの影響は受けてるし、あの女の実力は圧倒的な努力に支えられているってのは、みんなも見ちゃっているっしょ?


「そうね・・・天才的なのは事実だけど・・・延々と勉強してたもんね。どこか受かるだろうというリオンだけじゃなくて、リコと桃花も・・・桃花は最終的には芸術学部に行ったけど、普通に受験合格してたしね」


そうそう。みっちゃんだって、一年のときから順当に伸びるだけなら、今のところは結構キツかったと思うよ?HGIS でメンター側に回ってみんなに教えるってのはすごくいい経験だったと思う。アタシもだけど。


「うん。自覚あるよ。私も本は読むほうだと思っていたけど、なんだろう。あんな山のような専門書を読んでるマイティさんは・・・量じゃなくて、あれが読めるだけで凄いよな、とは思ってたもの。だって・・・日本語や英語のものでも、何が書いているのか、何を言おうとしているのかがまったくわからないもの」


それなwww。今のマイちゃんの論文もそれ。まったくわからん。英語なのは分かるし、断片的なところは分からなくもないんだけど・・・経過も結論も正直なんとなくしかわからない。


「なんとなく分かるだけでもユカのほうが私より凄いよ」


うん。そう思う。否定しないよ?もう大学院レベルの内容を先取りしてるってことは凄いことだよ。まあ、あの女は高一のときにそのレベルに居たってのも今はわかるけど。


「まあねえ・・・三年時の新歓のあの驚きは・・・未だに忘れられないよ。マイティさんは一年の時からこれを全部埋めて走りに行けたんだっていう・・・あれはねえ・・・」


それはアタシもだよ。どうやってこれを一時間で埋めてるんだよってね。全部埋めれるようにならないと、あの凄まじさは理解できないからねー


「だよねーー。そういえばユカ、口調が普通になったね」


なったよ。語尾が伸びるクセは残ってるけどさー。


「そうなんだ。ユカの432点もとんでもないってのもあのとき思い知ったよ。ぶっちゃけ何書けば80点越えられるんだ?って」


まーー、アタシは二時間きっちり使い切っているけどね。あれは・・・特に理系科目は大学でも専門過程に入ってからや、大学院レベルの問題をいくつか解かないと無理なんだよ。


「やっぱ、中央高(ウチ)ってヘンな高校だったんだよね」


それには同意するよwww

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