電話向こうの闇
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:電話向こうの闇
浮気がバレた。
とにかくちゃんと別れようと俺はした。
彼女「…わかった。私も我儘なところあったね」
何とか彼女は分かってくれて、
自分にも非があるところを認めてくれた。
もともと彼女が浮気めいた事をしてきたからだ。
少し奔放なところがあって、
感情のボルテージが上がればヒステリックにもなり
そしてもともと派手な生活振りで、
そう言うところにもうついて行く気がなかったのだ。
そして数日後。
新しい彼女「うんわかった〜♪じゃあいつもの所でね」
新しい彼女と俺は会うことにした。
もともと普通の恋愛を望んでいた俺。
もうこんなトラブルは二度と嫌だと、
新しく出会えたこの彼女とだけは
幸せな将来を夢見ていた。
待ち合わせ場所に近付いた時、また電話する。
いつもこうやって確認の電話やメールは怠らない。
(電話)
新しい彼女「あ、そうなの?わかった。じゃあ私もちょっと買い物して帰ってくるね」
ちょっと用事ができたのでその事を彼女に伝える。
その時間、彼女も少し買い物をしてから
また待ち合わせ場所に来ると約束した。
「よし、じゃあ行こうかな」
メモリーカードを買い忘れていたから
それを買って、また待ち合わせ場所へ行く。
その事を電話で伝えようとしたが、
返事はメールで返ってきた。
そのとき少しさっきのことを思い出した。
さっき電話していた時、
布の上を硬いものが走るような、
そんな音がしたのだ。
それから何度電話をかけても
返事は全部メールで返る。
昔読んだ貴志祐介さんの
あの『黒い家』の1場面を少し思い出しながら、
とりあえず待ち合わせ場所が
少し遠くから見える位置に立ち、
状況を確認しようとした。
でも遠目だからあまりよくわからず、
人混みや物陰に隠れる形で
彼女がそこに居るのかどうかはっきり分からなかった。
確認として、彼女の友達にもいろいろ電話した。
「彼女に連絡を入れてみてくれ」
「電話で連絡し合えるように誘ってみてくれ」
と伝えたのだが、
やはり彼女からの返信は全部メールで返ってくる。
白昼堂々の犯罪のことも思い、
俺はとりあえず警察に行った。
臆病のなせる業だが仕方がない。
とにかく警察に確認して欲しかったのだ。
今、彼女の携帯の持ち主が誰なのかを。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=VFhvMl6v8Ug
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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