3 祝レベルアップ
3 初レベルアップ
しばらくはこの方法で倒してSPとレベルアップとお金を貯めてく方針でいこう。
その日もいつもの宿に帰りご飯を食べて寝る。今月末まで一括で宿代を払っていた為、しばらくは
宿代を考えなくて済む。「明日は…ギルド…にま…き…る。Zzzzz。」
はっ。気が付いたらもう朝になっていた。モンスターを数十匹も倒したから、疲れが溜ってしまったのかもしれないな。スライムを倒せるのが楽しくて気付けばって感じだったな。
さて朝食を食べたら、一度ギルドに素材を売りにいってみようかな。
いくらになるかな。楽しみだ。朝食を食べて、ギルドに向かう。
ギルドの扉までやってきて、そーと中を覗く。「鉄壁の加護」がいない事を確認して中に入る。
朝遅めに来たため、ギルド内の人は比較的に少ない人数しかいなかった。
ギルドの受付に声を掛ける。「おはようございます。」
受付嬢「おはようございます。本日はどのような用件でしょうか?」
「素材の買い取りをお願いします。」
受付嬢「かしこまりました。では、ギルドカードと買い取り希望の素材をカウンターにおいて頂けますか?」
「はい。」カウンターにゼリー23個、魔石:微23個とギルドカードを置く。
受付嬢「では、お預かり致します。」ギルドカードを見て一瞬驚ろく。
受付嬢「失礼ですが、クロロ様はパーティを脱退されており、現在はFランク冒険者でスライム1匹を倒すのもかなりの時間が掛かっていたかと思いますが、」
受付所がかなり疑っているような感じに聞こえる。受付嬢にまで馬鹿にされているのか?
「それは…」
受付嬢「この納品の数を考えますとかなり頑張って倒していたかと思いますが、無理をして身体を壊しては冒険者を続ける事が困難になるかと思います。どうか無理はしないでください。まだ若いのですから。
「あ…ありがとうございま…す。」まさか受付の方から暖かい言葉を頂けるなん思ってもいなかった。
目から涙がこぼれそうになるが、ぐっと堪える。
少しクロロが落ち着くのを待ち。
受付嬢「全部買取りでよろしかったでしょうか?」
「お願いします。」
受付嬢「ではゼリーが23個で2,300R、魔石:微が23で11500R。合計で13,800Rになります。よろしかったでしょうか。」
「それでお願いします。」すごいぞ、パーティでサポーターしていた時は1か月で25,000Rくらいだったから、一日でその半分も稼ぐことができたぞ。お金を袋にしまうように見せかけてアイテムボックスにしまう。
受付嬢「今回の納品数で、貢献度が溜りましたので、冒険者ランクをEランクに昇格致します。」
「ありがとうございます。」まさかEランクになるとはラッキーだ。受付嬢の方にどうして昇格なったか聞いてみたところ。
受付嬢「ゼリー10個分で1貢献度、魔石:1で1貢献度の扱いとなるらしい。貢献度がある一定になると
ランクの昇格になります。」
クロロ「なるほど、魔石:微は貢献度が割と高いのか。教えて頂きありがとうございます。」
Eランクになったなら、今まで受けられなかったクエストを受けることが出来る。Fランクは基本的に町でのお手伝いや、人探し、清掃作業がほとんど、それも数をこなさないとEランクには認められない。
たまに今回の自分のように、モンスターを倒してドロップ品を納入してランクアップするものいるみたいだけど、中には酷い傷を負い、冒険者をやめてしまう者や、最悪は死んでしまう者もいる。
自分は運がよかった。本当に。
今回は、ゴブリン討伐のクレストをする事にしよう。ゴブリンはスライムより攻撃的で、場合によっては10体前後の群れで行動するモンスター。攻撃方法は単純に手こん棒による攻撃や、冒険者が使用していた剣など使用して攻撃をしてくるが、そこまで強くないモンスターと言われている。Eランク冒険者の登竜門的なモンスターだ。
今までは倒す事が出来なかったモンスターだけど、ステータスが上がった今なら倒すことが出来るはず。
クエストの受注を行い。前日に向かった森に再度向かう。
スライムが出現する場所よりさらに奥に進むとゴブリンが出てくようになる。
気配察知をしつつ森に入る。入口に2匹のスライムがいた。LV2とLV3だ!恒例の魔法を放ち、2匹いっぺんに倒した。スライム同士の距離が近かった為、魔法で何とかなっている。MPが回復するまで待機。
するとLV2のスライムが1匹現れたので、銅剣で攻撃する。数十発ダメージを与えて倒した。
MPも回復したのでさらに奥に向けて進む。しばらく進むと、少し広い開けた所にでた。
気配察知を行うと、スライムとは違う反応がある。スライムより大きい反応。
恐らくゴブリンだろう。見える位置まで移動する。やはり、ゴブリンだ。
見た感じでは、5匹ほどいる。気配察知で入念に周りを確認する。この集団は数が少ない方みたいだ。
LV2が3体にLV4が2体。詳細なデータをとる為、真鑑定を発動する。
ゴブリン LV2 アビリティ なし
HP88 MP:0 攻撃:76[15] 防御:11 素早:22 器用:12 運:3
ゴブリン LV4 アビリティ なし
HP104 MP:0 攻撃:87[15] 防御:14 素早:28 器用:15 運:4
さすがにステータスが高い。手にこん棒を持っているゴブリンもいる。
スライムより防御力が低い為、通常攻撃でもダメージは与えれそうだけど、素早さがほぼ一緒だから、基本的にはダメージを与えられないかもしれない。レベル1で戦うモンスターでは無いな。
幸いにもゴブリンが程よくかたまって行動しているみたいだから、ここは魔法で攻撃して一気に倒してしまおう。
「ヴァン」風魔法を唱えて中心にいるゴブリンに狙いを定めて放つ。GAAAAA
「ギャン。ギャン」「ウガァー」ゴブリンが叫ぶレベルの高いゴブリンは反応して躱そうとするが風魔法によるダメージが入る。LV2のゴブリンは全滅したけど、LV4のゴブリンは1割ほどまでHPが減ったみたいだが、生き残っている。MPが足りない為もう一発魔法を放てない。距離を詰めて剣でとどめを刺さないと。
近づいて短剣で攻撃を行う。近くにいたゴブリンの胸に向かって短剣を突き出す。サッ
それに気づきゴブリンがこん棒を上段に構えた。ゴブリンの胸に短剣が刺さる寸前にこん棒を振り下ろしてきた。そのままゴブリンの胸に短剣を刺す。ザクッ。GUGAAA!!ゴブリンが声を出す。死に際にこんぼうを僕に叩きつけた。ドゴーーーン。
ガハッ‼背中を叩きつけられる。短剣を刺したゴブリンは消えたがこちらもダメージを負い地面に倒れ込でしまった。息を整えようと仰向けにするところで、視界の端にもう一匹のゴブリンが、こんぼうをこちらに向けて下ろしてるのが見えた。ドゴン!!何とか間一髪で転がりながら回避するが、
そのままゴブリンはもう一度攻撃をしてこようとこちらに向かってきている。なんとかゴブリンの攻撃を短剣で受け止める。攻撃力は向こうの方が強い為、受けきれずに後ろに吹っ飛んだ。
幸いにも、ゴブリンとの距離が取れ体制を立て直す事ができた。ゴブリンが再度距離を詰めてこんぼうを
横に振るう。ブンツ。それをしゃがんで躱して、ゴブリンの横側に回り込み短剣を逆手持ちにして背中めがけて突き刺す。グサッ!
GUGAAA!!ゴブリンが声を上げながら消えていく。何とか最後の一体も倒すことができた。
さて、一息ついて、まずはドロップ品の回収だ。
周りを見ると、魔石:微が4個とこんぼうが4本だ。「そこそこの稼ぎになるぞ!」
後はレベルがアップしているかを確認してみよう。
「ステータスオープン」
クロロ 年齢:15才 LV:1
職業:冒険者
アビリティ:成長 真鑑定 アイテムボックス 豪運 中級魔術L1体力回復:超 魔力回復:超 気配察知:LV10 危険察知LV2
HP:47/69[50] MP:57[50] 攻撃:53[50] 防御:65[60] 素早さ:21[20] 器用:1 運:428[300]
まだ、レベルアップしていない。
さすがにもうそろそろ1レベルくらい上がってもいいんじゃないかと思うんだけど。うん??
HPが減っている!!もしかしてゴブリンのこんぼうダメージか!この数値からすると、単純にゴブリンの攻撃力から防御力が引かれている感じか。
しかし、その計算だとあと2、3発くらうとHPが0になる事に…。
気を付けないと。簡単に死んでしまう。
いったん。隠れて、HPとMPの回復をしよう。3分ほどの休憩でダメージ分回復できるぞ!いいアビリティをゲットできたな。
ここまで、ポーションなども節約できている。ふと。まだ、レベル1ならば今変換可能なポイントでさらにアビリティなどがゲットできるじゃないか?
ちょっとアビリティ一覧を見てみよう。
今一番の攻撃方法は魔法になるから、MPを上げる方法を考えてみようかな。そうすると、
魔力量UPかMP50くらいしか項目がないな。魔力量アップは1ポイントで所得出来るのか。
現在使用できるSPは34ポイントか。
魔力量UPを10回OK押す。魔力量がMP:168と増えている。次は身体を強化するアビリティを取得する。
身体超強化を10回OK押す。おー軒並み数字が上がった。これでゴブリン達を数撃で倒せるようになったはず。あとはレベル1でこのステータスはおかしすぎるから、偽装のアビリティを10Pで取得。
後は、残りは4P気配察知に入れよう。これでモンスターの索敵がさらに楽になるぞ。
全ポイント使いきってしまったが。かなり強くなれたはずだ。
ステータスを再確認だ!
クロロ 年齢:15才 LV:1
職業:冒険者
アビリティ:成長 真鑑定 アイテムボックス 豪運 中級魔術L1体力回復:超 魔力回復:超 気配察知:LV14 危険察知LV2 魔力量UP:LV10 身体超強化LV10 偽装
HP:153[50] MP:255[50] 攻撃:93[50] 防御:63[60] 素早さ:63[20] 器用:3 運:428[300]
大分強くなったぞ!!LV1のステータスじゃない!駆け出し冒険者なら圧倒できてしまうステータスだ。
基本ステータスはオール1Pになってしまったが、成長アビリティのおかげで強くなれる。
まだ、レベルアップはできていないけど、もっと戦うことが出来る。
先ほどよりも、索敵範囲が広くなった気配察知のアビリティを使用する。
何グループかゴブリンの集団がいるが、1匹だけの反応がある方に移動する。
ゴブリンLV3のようだ。ここは武器で戦おう。短剣を持ちダッシュしてゴブリンに近づく。!!
本気の一歩でゴブリンの真横まで移動していた。ゴブリンも自分も驚いていたが、
ふと我に戻り、短剣でゴブリンの脇バラを狙う。ザクッ!!GAAAゴブリンの腹部に刺してすぐに引き抜き、ゴブリンが振りかざしてきたこんぼうを躱す。
今度は前に回り込み。ゴブリンのこめかみに短剣を刺す。GA!ゴブリンが小さく声を上げて姿が消えた。
【レベルアップしました。




