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聖霊女学園『スピリチュアン』の生徒になりまして初日編(2)

エッチはしませんが身体はペロペロします(意味深)

*********************


ドーマいう『魔除けの結晶』は町や村などの家にも使用されてしている簡易的な魔法石の結晶であり、魔物や魔獣が嫌がる魔力の磁場を発する力がある鉱石で一般的な魔除けの結晶は市場などでも購入できる品物だ。


イノガムラの肉を換金した資金で購入して置いたのだ。 元々、聖霊女学園『スピリチュアン』の寮や敷地内を見学した際に気になっていたのだ。

そもそもの話だが、聖霊女学園『スピリチュアン』と噂はよく耳にするがそこの卒業生がどう活躍したのか伝説を残したのか等は一切の情報がないのだ。


「取りあえずは衣・食・住の住だけでもしっかりしておかねぇと寝てる時に魔物や魔獣に襲撃されたら洒落にならんし… 」


「まぁ、確かにドーマくんのいう通りね… 」


「てか、具体的に体内の魔力上げって可能なのか?」


「まぁ、コツさえ掴めれば戦士や武術家でも扱えるからな。精霊使いの必要な魔力量が俺が最低ランクなら賢者や大魔導師レベルが魔力量的には一番多いからな… フェンディ、精霊的なアドバイスはねぇか?」


「そうですね。実際に精霊の性質にあった魔力を極めるのが一番いいと思いますよ?ちなみに兄貴の魔力は物理的な威力重視の闇です!

後は極力魔力を持った魔物や魔獣の肉もしくは薬草などがおすすめですね!」


精霊のフェンディの話が正しいのであれば属性の攻撃魔法や補助魔法や回復魔法を学んで魔力を溜めて使う感覚を身体で覚えて魔力を引き伸ばすという手も有効だというのだ。


そして、魔物や魔獣でも魔力を持っている肉か薬草が効果があるというのだ。


ただ問題なのはそれをドーマ1人で狩りに行かなければならないということだろう。


流石に5人を連れて戦闘して魔物や魔獣を持ち運びするはドーマしか捌けないし、料理できないのだ。


それにただでさえうるさいセシアを連れていった絶対に魔物や魔獣を惹き付けるだけで面倒事が増える。


「んじゃ、フェンディと俺が狩りで他のメンバーは魔法の勉強になるのか?」


「あ、これはそのあれなんですが…兄貴の体液でも魔力を補充できますよ?」


「それって…/////あれ…?」


「あ、違います。精液じゃなくても汗とかですね。兄貴は生命力つまりは魔素の塊みたいなものなので魔物や魔獣が兄貴を狙うのはそれが美味しそうだからですよ?」


アオイが頬を染めてドーマの下半身を見つめていたが、フェンディがバッサリと汗とかでも良いというのだ。 確かに元々何故か魔物や魔獣に食べられるようも舐められる事があったがそういう理由があったのかと納得してしまった。


流石に年頃の娘相手にフェンディみたいな真似をさせる訳には行かないから正攻法でいくのが妥当であるだろうが、セシアとリーファは既に舐める気であった。


「…待て。待てだぞ?フェンディと同レベルで良いのか?お前ら… 」


「いやぁ…ドーマだしねぇ~ちょっと味見を…」


「どうせお風呂入れてくれるなら舐めて平気~てか、そっちの楽そう…」


「まぁーモノは試しじゃえの?ぶっちゃけ手探り状態でドーマ頼りだしさーこのままハーレムても良いんじゃねぇの?」


ここにいる女でまともな感性を持っているのはアオイとディエーラのみでセシア、リーファ、アカネはモノは試しでドーマの汗を舐めようとジリジリと近付いてきたのだ。


こういう時こそ主を守れよとフェンディを見たが、ソファーに座り込んで欠伸を欠いていたのだ。ドーマはフェンディが本当に自分の精霊なのか疑ってしまうほど主を守る気を感じられないのだ。


「フェンディ!!!主を守れよ!!?テメェ俺の精霊なんだろ!!?」


「…すみません…兄貴。魔力不足で眠いので少しねまふ…お休みでふ…ZZZ…」


「テメェコラァふざけんな!!本当に俺の精霊かよ!!?主を守れよ!!?」


「あ、汗欠いてる。ドーマ!覚悟~!!!」


自分を守護する筈の精霊でフェンディはソファーの上に乗り欠伸をしてそのまま眠ってしまったのだ。 フェンディは本当に精霊使いの精霊で従順なのか疑ってしまうほど自由だった。

ドーマ自身が悪魔の主君 (デーモン・ロード)候補である事も影響しているのか知らないが兎に角、役に立たない。


悪のりしてドーマを襲おうとするアカネと真面目に汗から魔力を接種しようとするセシアとリーファにドーマは別の意味で精霊達に導かれた少女達に純潔を奪われそうになっていた。

本来ならば男性のドーマがハーレム状態で勝ち組のように見えるだろう。


しかし、羞恥心のない女ほど下半身のやる気も萎えさせる為に全く嬉しくないハーレムである。まだ初日の午前でありまだ日が高いのに何故か逆に襲われそうになっていたのであった。


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