アカネとアオイの秘密(3)
タイトル変更します。申し訳ありません。
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アオイからアカネの過去を聞いて『赤毛の差別』で奴隷としてかなり過酷な日々を数年は送ってきた来た事からドーマはアカネとの関わり方を考え直す必要があると悩んでいた。
少なくとも今の言動や行動を振り返って見ても平気なフリをしていたのだろう。
おそらくだが、アカネ自身にはかなりのトラウマになっている筈だろう。
下手な事を自身がいうよりも手出しをしない方が明らかに良いだろう。
「まぁ…そういう事なら、アカネは正攻法の魔力鍛練で鍛える他無いだろう。俺はトラウマを呼び起こして女泣かせる悪趣味はネェよ…」
「た、確かにドーマは悪い奴じゃネェのはわかってるんだ。けど、怖いんだよ。この奴隷の紋章があるから… 」
「…フェンディ、ルシー。お前らの力でこれ消せてねぇのか…?」
「難しいですね。そもそも魔法印の紋章は上級魔族や魔法使いや聖職者が扱うもので僕ら聖霊でもそう易々とどうにかできるものではありま…ちょっ、兄貴!?頬をつねらないで…」
余りにも自身の聖霊の不甲斐なさに思わず頬を掴んで伸ばしてやった。ルシーとは違って本当に大食漢なのは身をもって感じているからだ。
フェンディが現れてからずっと魔力を体内で練り込んでいるが増えている感覚が感じないのだ。
つまりは体内で練り込んでいる側からフェンディ自身に回っている事になるのだ。
その癖に聖霊としてまるで良いところはなく、今の所はペット枠であるからだ。
「テメェマジでドラゴン倒せなかったら許さねぇから覚悟しとけよ?人が練り込んだ魔力をずっと吸収してやがるだろう…? 」
「な、何故それを…!!!普通の人間では魔力の微弱な増減を感覚で捉えるのは不可能な筈ですよ!!? 」
「テメェ【魔闘法】の奥義は体内での魔力を高めて練り込んで流すんだぞ?全身にテメェの魔力を張って攻撃・防御の時に回すから感覚なんてわかるだろうが… 」
「ん? 待って下さい。もしかしてドーマさんって既に【魔闘法】の奥義まで習得していられるのですか…?」
ルシーの問いかけに当然だとフェンディの頬を掴んで答えると直ぐ様、リーファの元から離れてドーマの首もとに潜り混んできたのだ。
そして、顔を出すとルシーはアオイとアカネの
奴隷の紋章を消すことが可能かも知れないというのだ。
当然ながら、アカネやアオイの過去がそれで消える訳ではないが可能性があるならばやるしかないとドーマは腹を括った。
自分にできる事でこの忌々しい紋章を消せるなら何でもすると話すとルシーはアオイの奴隷の紋章に触るように指示を出したのだ。
「アオイ、悪いが少し肌に触るがいい?で、ルシーよ。触れた後はどうしたら良いんだ…?」
「実際に魔法で掛かれた『魔法印の紋章』に触れて違う魔力を流す事で強制的に打ち消します。少なくとも【魔闘法】の奥義で魔力を一部に集中して移動させられる技術があれば… 」
「…アカネ、お前もやるから脱げ。お前らは奴隷なんかじゃねぇ。魔力の勝負なら最悪フェンディを魔力に変えれば何とかなるだろ?」
「兄貴!!?僕の扱い酷くないですか!!?」
「うるせぇヤツだな。どうせ、魔力が戻ったら実態化できるんだからいいだろ?
そもそも文句あるなら、俺の聖霊として少しは役に立て。頑張ったらイノガムラの丸焼き作ってやる 」
少なくともフェンディは聖霊使いとして現れてからこれといって良いところがない。大食漢で魔力を大量に食らっているのは感覚でわかっているがその癖、普通に肉や骨まで喰らう。
いざ、戦闘を任せようとしても主の股の間で伏せて隠れる始末であった。
正直な事をいえば、もっと役に立つ聖霊と契約し直したい位だ。
だが、それを口に出せば間違えなくいじける上にセシアが擁護してめんどくさい事になるイメージがある為に強くは言えない為に2人の嫌なものを消す為に自分の聖霊として根性を見せて見ろと発破を掛けたのだ。
フェンディはセシア同様に単純な所がある為に簡単に話しに乗ったのだ。後でイノガムラを連れ出す為に囮に使う事は言わずに日との魔力を喰っている分は働いて貰わなければならない。
だが、問題が起こったのだ。アオイは背中に奴隷の紋章がある為にまだ大丈夫であったが、アカネは頬を紅く染めて下腹部に奴隷の紋章があるとか細い声で教えてくれたのだ。
直接肌に触れて違う魔力を流す事で強制的に打ち消す為に色々と問題がある。
アオイの背中はまだ良いとしてもアカネの下腹部に触れるのは流石に問題がある為にどうしたら良いのか頭を悩ませる自体になってしまったのだ。
すると、イノガムラの丸焼きが掛かったフェンディがある提案をしたのだ。
ドーマがアオイをあすなろ抱きをして背中に紋章を当ててアカネは後ろから抱き着いて触れてドーマの魔力で強制的に消すという力業を提案したのだ。
だが、ルシー曰く魔力を大量に消費する為ドーマ自身の負担が大きくなると話したが、流石にアカネの下腹部に触れるのは男していかがなものかと思った為にキツいがそこは気合いと根性で何とかするとルシーを説得するとアカネとアオイはお互いに顔を合わせて実際に試す事にしたのであった。




