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聖霊女学園『スピリチュアン』の生徒になりまして初日編(7)

***********************


簡単な魔法であるが精霊に選ばれただけあって呑み込みが早くすんなりとそれぞれが魔法を習得する事が出来た。後はいかに体内の魔力を増やすかが課題になってくるのだ。

ドーマが教えたのは生活魔法と自己防衛魔法である程度魔力があれば子どもでも習得が出来るものであったが、セシアが回復魔法をすぐに習得出来たのは正直にいって驚いた。


「取りあえずは精霊に選ばれただけあって魔法を覚える感覚は優れているって事か? フェンディ、精霊的な意見としてどうみる?」


「実際に皆さんの体内に流れる魔力が変わったのを感じますね。ただまだまだ体内魔力が弱いので精霊が実態化するのにまだまだ掛かりますね… 」


「なぁ、フェンディ。アタシらが普通に体内魔力を練り込んで鍛えるのとドーマの接吻(キス)して魔力を高めるのどっちのが良いんだ?」


「…難しい質問ですね。兄貴は悪魔の主君(デーモン・ロード)候補でもありますので皆さんとは別な魔力を体内に持っています。つまりは魔族を虜にできる純粋な魔力量がたまれば魔王になれますよ?

これは一個人の精霊の意見ではありますが、不可避の可能性としては『可能』ではあります。ですが、下手な過剰摂取をしてしまいますと、セシアさん達の体内魔力を大幅に上げてしまい理性を壊す可能性が高いです。

… つまり、兄貴が魔力を吸い取られて物理的に干からびてしまう事に… 」


フェンディの話を危機身が干からびるまで物理的に摂取されて干からびる事になると宣言されゾッとして顔を歪めた。

話を聞いて5人の反応はそれぞれ違ったがセシアとリーファは問題ないと親指を立てた。


アオイとディエーラは頬を染めて年相応の反応を見せたがアカネは微妙そうな反応を見せたのだ。


「 こんな事ドーマにいうのアレなんだけどさアタシ、女のが好きだから!!まぁ、 ヤバくなったら接吻(キス)とかありな関係でも良い?愛人関係みたいな?」


「あー…アカネちゃんはそうなんだ。まぁ、そこは良いんじゃない? ドーマが5人養って女同士でもアリなら… 」


「リーファもそれでいいと思うよ~。ドーマが頑張れば良いから~ 」


「俺をクズにする気かよ!!? アカネに到ってはそれは個人自由だけどよ!? えっ?何?俺もうお前らと一夫多妻で養わないとダメな感じ!!? 俺まだ童貞の16だよ!? 何この嬉しくないハーレム展開!!? 」


「ドーマくん!?落ち着いて!?私とディエーラらはまだそう言うのは考えてないからね?まだ…そうまだ…//////」


アオイが頬を再び染めたのでディエーラを見ると視線をそらされたが頬は染まっていた。

既にセシアとリーファは一夫多妻制を認めているし、アカネに到っては愛人枠でも良いかとか訪ねてきたのだ。


ドーマ自信は結婚などは全く考えておらずある程度セシアの家に恩を返したら森で狩りなどをしてゆっくり暮らそうと考えいたがまさかの宣告にどうようを隠せない。

しかも、悪魔の主君(デーモン・ロード)候補でもある為に下手に魔力を高めれば魔王になる可能性があるのだ。

どう考えても女神(クソババァ)からの嫌がらせだろう。


「あーもう考えるだけ無駄か。セシアの親父さんには世話なったし、ようは一夫多妻制認められる功績を上げれば何とかなるだろう?」


「兄貴って…文句はいいますけど潔い所ありますよね?」


「セシアがこう宣言したら絶対に叶えないと後々めんどくせぇし、そもそもコイツらを精霊使いとして面倒見るなら変わらねぇんじゃね?

ようは面倒の延長で一夫多妻制になったって思えば踏ん切りが着くしな。セシアがそばにいる限り俺に休みはない!!!」


「私が寝てる時以外は自由ないよ?だってずっといたからねー!!!」


屋敷に雇われてからセシアはドーマから離れた事はない。何故ならば屋敷の人間はセシアに目茶苦茶甘い上に大方の悩みの種がドーマがアルベルトの警護をまかせなければならない時に着いて行くと駄々を言われる程度なので護衛する人数が増えるだけであった。


だが、精霊使いに選ばれたセシアはいずれは『勇者』が誕生した際に魔王を討伐する役割りをになっている。


だが、肝心の魔王候補に幼馴染で大好きなドーマが候補に入っている為にもしもドーマが魔王になればセシアはドーマに着いてくるだろう。

考えれば考えるだけ頭が痛くなる。ドーマは世界を救う勇者の力になる気もなければ魔王になって世界を支配する気も無いのだ。

ただ平穏に暮らしたいという平凡な願いはこの先叶うのかはわからない。


しかし、与えられた依頼はちゃんとこなしてこそ一流の使用人の仕事であるのだ。

ドーマは5人がある程度は使いものになると判断し、今後の事を考えて森の探索に全員入る事とフェンディの力を見たいと伝えると尻尾を振り自信満々に胸を張るがどうにも不安でしかない。

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