表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/29

聖霊女学園『スピリチュアン』の生徒になりまして初日編(5)

***********************


何か全員が『魔力感知』を習得する事が出来たが、全員がドーマの身体に流れている魔力を何らかの形で摂取する事で同じ感知が出来るようになったのは聖霊使いの性質によるものなのか5人をじっと見つめて考えていた。


人間の魔力の補給方法は食事などが一般的だが、空気中にも魔力の源である『魔素(まそ)』を体内に取り入れる事で回復する事が出来る。


つまりは取り込んだ魔素(まそ)を体内で魔力に変化して練り込んで魔力量を増やす事が出来ると本で読んだ事がある。


だが、聖霊使いの汗に含まれた微量で急激に魔力感知が急上昇するのはどう考えてもおかしな話であるのだ。

聖霊のフェンディが「精霊的な事をいえば首筋の部分が一番美味しかったです!!」と言ったように聖霊使いの身体には魔力を強化する力があるのかと推測できるだろう。


実際に試してみたいが流石に年頃の娘相手の汗を舐めるなど変態行為だろう。


「なぁ、フェンディよ。素朴な疑問なんだが、聖霊使いの身体って魔力を強化する力とかあるのか?」


「いえ、恐らく兄貴が5人の汗を舐めたりそれ以外の液を取り込んでも強化はされませんよ?」


「は? 聖霊使いの力じゃないって事なのか?」


「純粋に兄貴の身体出る液には魔力を強化する力が備わっています。悪魔の主君(デーモン・ロード)候補である証ですよ?

兄貴は魔族を取り込むのに相手に力を与える魔力が兄貴の体内には流れてます。

つまりはこの世の魔力を欲する者に取っては最高級のご馳走と言う事になります」


フェンディの話が事実ならば早い話が魔力を強化する目的で魔族に狙われやすくなっている身体になっているという事だ。


つまりはセシア達が微量な汗を舐めただけでも強化できたのは悪魔の主君(デーモン・ロード)候補である為に他の人間よりも魔力を保有していて美味しそうに見えるというのだ。


先ほどからフェンディがやたらと首筋を舐め続けてるのはつまりはそれだけの魔力が身体に通っているという証拠になるだろう。


つまりは普通に森に入れば魔物や魔獣がどう転んでも集まりやすくなるという事になる。

実際に『魔力感知』で近くの森に魔物か魔獣かはわからないが今のままでは手に終えないレベルは2体程いるがここからかなり離れている為に当分は大丈夫だろう。


取りあえずは強力な魔力を持つ魔物や魔獣は避けて探索する方針で行くのとセシア達の戦闘強化は必須になってくる。


「フェンディ、もしもアイツらにオレの魔力を微量でも摂取させ続ければ強くなるのか?」


「まぁ、可能ではあります。ただ全員と身体の関係性が必要になりますよ?

最低限度『接吻(キス)』位までは必要ですし一夫多妻になる覚悟があるなら止めませんが… 」


「うん。今の無し絶対に黙ってろよ。いいな?

んな、事バレたらオレの身体が持たん。良いか?魔物や魔獣の肉とか奮発してやるからアイツらには黙っておけ…」


「わかりました!任せてください!兄貴は僕が御守りいたしますのでご安心を!!」


ドーマはフェンディの性格を理解した上で魔物や魔獣の肉の量を奮発する事でこの件は5人には他言無用となった。だが、問題はアオイやディエーラの2人だろう。


頭の良い2人ならこの事に気付く恐れがあるが、年頃の少女らしいのでそこまで行くことはないがセシアとアカネは勢いでこられそうな気もするが一番厄介なのはリーファだろう。


何を考えているのかわからない上に的を得た発言をする可能性が充分に高いだろう。


「オ~イ。そろそろそれぞれの魔法訓練始めたいけど良いか~? 」


「あ、ご、ごめんなさい。年甲斐もなく騒いじゃって… 」


「そうですね。ドーマさんには色々な意味でご迷惑を掛けそうですし…」


「人の話を聞かないバカ3人よりかは全然マシだろ? アカネ! リーファ! セシア!魔法特訓しねぇと森の探索連れてかねぇぞー?」


どの道、森の探索には連れていくがある程度の魔法が使えなければ魔物や魔獣が棲み着くような場所に連れては行けない。 ある程度の戦力として数えられるか適応性も確認する必要あるからだ。

何よりも5人はドーマとは違ってまだ魔力を体内で練り込んで強化して高めたりする技術は持っていない。 その関係もあるのか聖霊も姿を表してないのだ。


「俺が教えられるのは生活魔法だけだ。一般の家庭でも使われる簡単なものしか俺はつかえないからな…」


「…ドーマって逆に何が出来ないんだよ?」


「女遊び? 結構町中でも声掛けられるけど断るんだよ?」


「忙しいときにヤれるか…てか、セシアと風呂入って面倒みてたから並みの女じゃ口説けねぇしオレに誘惑系は効かんぞ? 脳内サキュバスの幼馴染がいるから体制ついてな…」


実際にセシアはドーマに何度も夜這いを掛けてたが全てをその前に気づかれて制圧されるか宥めてハグをして背中を叩いて寝かし付けるなど扱いには慣れているのだ。

セシア以外の4人はドーマに同情の眼差しを向けた。 これならば4人はオレに手出ししてこないだろう。


「あー成る程成る程。なら全員で1発かませば魔力も強化して一石二鳥だろ?襲うか?」


「あ、アカネ!!!なんてことを!!」


「それは意味がありませんよ? そもそも、兄貴の魔力は体内で練り込んで熟したものでない効力がありません。したがってただ襲って汗やそれ以外の物を取り込んでも効果はありませんよ?」


「なんだ~セシアと夜這い掛けて色々ペロペロすれば楽に強くなると思ったのに~」


ドーマは自身の貞操の危機を感じたが、フェンディが上手いこと誤魔化してくれたのか事実なのかはわからないがアカネが面白くなさそうな顔をしたがセシアとリーファだけは夜這いを掛けるつもりだったのだ。

早いところこいつらを一人前に育てて逃げようと誓ったのであった。自身の貞操の為に…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ