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んっ すず?
いや この胸の大きさは
あれっ
「あつしくん 起きたの」
「えっ イオリ」
「こら あつし どこ触ってるのよ イオリから離れなさい」
「えっ えっ ここって あれっ 俺達の家だよね」
「私が呼んだのよ イオリが狙われるかも知れないんでしょ」
「えっ えっ」
「あつしくん 私が狙われないいい方法があるのよ」
「えっ」
「本当なの イオリ」
「こうするのよ」
イオリが俺にキスを
えっ
「イオリ 何してるのよ」
「ふっふっ 冗談よ ハヤトが私のこと好きなら あつしが狙われるってね」
「まったく あっ あつし 何 真っ赤になってるのよ」
「えっ」
「ふっふっ すずに飽きたら いいわよ 少しくらい味見してみる」
「えっ」
「お礼は ローブとマントでいいからね」
「えっ」
「イオリ 怒るわよ」
「ふっふっ 冗談よ」
「ぱんっ」
すずが力いっぱいビンタを
「ふん とりあえず これで許すわよ」
痛い どうして 俺に
「ふっふっふっ」
アカリは冒険者にならずに
田舎に引っ越したそうだ
ハヤトも知らない田舎なので大丈夫だろうと
・・・
ハヤトの両親は
・・・
親戚は
・・・
次はイオリ それとも クラスメートの俺達 それとも 学校
・・・
「また 来たのか おっ 分かったぞ C級のローブとマントだろ」
「ふっふっ 正解です 私はあつしくんの愛人のイオリ よろしくお願いします」
「誰が愛人よ まったく」
「これで お願いします」
「はっ まさか」
「はい イオリのために SSS級の杖 ロープ マントをお願いします ついでに C級のローブ マントもいいですか そうだ 俺とすずも念のためにC級装備があった方がいいかな」
「えっ いいの お礼は今夜たっぷりするね」
「イオリ」
「冗談よ」
「イオリに渡すのは C級装備だからな SSS級は俺が持っておく 俺達と一緒にダンジョンを潜る時だけSSS級装備で 後はC級装備にしてくれ」
「ええ~」
「イオリ SSS級装備なんてしてたら 大騒ぎだよ 他の人に見られたら どうするのよ」
「でも あつしとすずは装備してダンジョンに潜っているでしょ」
「それは え~っと 後で分かるわよ」
「えっ どういうこと」
「後でね」
「よく分からないけど この人はいいの」
「はは 俺はプロだ 客の情報は守る こんな素晴らしい素材で最高の武具を作れる機会を捨てる何てことは絶対にしないさ」
「だってさ」
「ふ~ん」