■登場人物紹介(メインキャラクター)
※注意 ネタバレについて
このトピック、「燦然のソウルスピナ第二話・廃神の漂流寺院:メインキャラクター紹介」で紹介されるキャラクターたちには、前作:「燦然のソウルスピナ・降臨王のデクストラス」の結末が反映されています。
結果として、第一話の本筋、それも中核にあたる部分があらわになっています。
もし、純粋に物語を楽しみたいと望まれる方で、なおかつ前作をお読みでない方は、「燦然のソウルスピナ・降臨王のデクストラス」に目を通されてからご覧になられますと、問題なく楽しんでいただくことができると思います。
逆に物語の中核、結末までを知ってなお、お楽しみいただけるという方は、どうぞそのままお進みください。
その後、第一話をご覧になってみてください。
もちろん、前作を既読の方は、そのまま「第二話:廃神の漂流寺院」をお楽しみください。
いずれの選択肢も、たいへん興味深く、よいものだと思います。
ただし、主時間はセーブできません。
どの順番で読むか、その選択、体験は一度きりです。
それでは、よい旅を。
■第二話:廃神の漂流寺院・登場人物紹介
□アシュレ(アシュレダウ・バラージェ)
エクストラム法王庁に所属した史上最年少の聖騎士であった。
竜槍:〈シヴニール〉ほか、いくつかの《フォーカス》を有し、個人での戦闘能力で一軍に匹敵する実力を持つに至った。
前回の事件(「第一話:降臨王のデクストラス」)において、夜魔の姫:シオン、土蜘蛛の王:イズマと共闘。
その後、エクストラム法王庁に対する疑念と、戦場を共にしたシオン、イズマとの関係、そして、救出した最愛の女性であるユーニスと、その心を受け止めたアルマの融合体=イリスを護るため、法王庁からの離反・脱出を決意する。
現在、カテル病院騎士団の一員であるノーマンの申し出により、快速船:エポラールの船上。
オーバーロード:グランとの対決を通し、騎士として、また人間的にも大きく成長しつつあるが、女性関係に関してはまったく割り切れない様子で、自己嫌悪に陥りがち。
明らかな女難の相持ちなのだ。
まったくの余談だが愛馬:ヴィトライオンも牝馬である(?)
ヒント:燦然のソウルスピナのカテゴリタグには「ハーレム」が含まれています(?)。
□シオン(シンザフィル・イオテ・ベリオーニ・ガイゼルロン)
北方の大国にして夜魔の国:ガイゼルロンの第一王女であった。
現在は父:スカルベリ、国元とも決別。強大無比の聖剣:〈ローズ・アブソリュート〉を佩く。
清冽な印象の容貌を厳しく引き締め、己の優しさを鎧う気丈な姫。
前回の事件を通して人間の聖騎士:アシュレとの間に、友情を超えた想い、関係を育んだ。
オーバーロード:グランとの間にあった因縁を解決し、アシュレの逃避行に同道する。
400歳を超えて生きる魔女だが、こと恋愛に関する事柄には奥手の極みで、今回はその崖っぷちで大いに煩悶することになる。
□イズマ(イズマガルム・ヒドゥンヒ)
いったいなにを考えているのか、どこをみているのか、判然も釈然もしない漂泊の男。
風に吹かれて転がる草のごとく、無責任きわまりない言動と、しかし周囲を巻き込まずにはいられない行動力で今回も話を引っ張っていく存在。
前回の事件を通じ、アシュレには弟や息子を見るような視線を送るようになったらしい。
本人にそんなつもりがあるかどうかは、例によって定かでない。
ときどきマジメ。
酔っぱらったり、歌ったり、踊ったり、女性陣に呆れられたり、今回もそんな感じらしいです。
相棒の脚長羊も健在。(名前はないそうです)
□イリス(イリスベルダ・ラクメゾン)
アシュレたちの活躍によってグランの居城より救出された女性。
その実体はかつてのアシュレの幼なじみであったユーニスと、聖遺物管理課で同僚を務めていたアルマが聖遺物:〈デクストラス〉と〈パラグラム〉によって融合を果たした姿。
その名は、アシュレが与えたものだ。
フラッシュバックのように襲いかかる過去の記憶の断片を受け止め、立ち向かう。
その過程で、またもアシュレに恋してしまうのは……運命を操るなにものかの思惑なのか?
肉体的にはアルマのものをほぼ完全に受け継いでいるために、かなりのナイスバディと推察される。
船上においてメガネの形をした《フォーカス》:〈スペクタクルズ〉を獲得し、ヒロインの座を狙う(?)。
今回、いろいろな意味でアシュレは追いつめられる。
□ノーマン(ノーマン・バージェスト・ハーヴェイ)
前回の事件においてアシュレたち一行を陰ながら支援し、脱出経路を提案した男。
じつは西方世界の東、ファルーシュ海の果てにある島、カテル病院騎士団の擁する筆頭騎士。
消滅の力を司る強大無比の《フォーカス》:〈アーマーン〉を所持する。
(イラストはその展開途中のもののようだ)
厳格で無口、強面と宗教騎士団の男を地で行くノーマンだが、
今回は人間的な部分、年長者としての見識、イズマとの化学反応が引き起こす
珍プレーなどがさまざま明らかになる。
カテル島大司教位であるダシュカマリエ・ヤジャスとの関係も興味深い。
□アスカ(アスカリア・イムラベートル・オズマドラ)
アラム勢力の大国:オズマドラの皇子。
今回の冒険の舞台となるフラーマの漂流寺院に、事件解決のため軍勢を率いて乗り込んでくる。
ハッキリとした性格の持ち主で、激しやすいが乾性であり陰湿なところがない。
父親であるオズマヒム・イムラベートルは「東方の騎士」と謳われるほどの傑物。
それがなぜ、数千の軍勢を旗下に配したとはいえ、嫡男であるはずのアスカを
危険な廃神のすみかに送り込んできたのか。
謎は深まる。




