■降臨王のデクストラス:あとがき
第一話のネタバレが、含まれるかもです。
充分にご注意ください。
まず、もうしわけない! 謝罪しておきます!
エピローグの後ろに、長々とあとがきがくっついてるのが、どうにも気になってしまって、分けてしまいました(てへぺろ)
ここまで読み進められた方は、すでに「燦然のソウルスピナ・降臨王のデクストラス」をお読みいただいた方でしょうか?
そうであったなら、まずお礼を。
ありがとうございます。
そうでない方は、ご注意ください。
ここには第一話のネタバレが多少なりと含まれているはずです。
なんどか、本を購入するかどうかの決断は「あとがきを読んで決める」という方に遭遇したことがあり、ああなるほどな、と思った次第。
よけいな警告であったなら、お許しください。
さて、ほぼ10日間の日程で、駆け足で参りました燦然のソウルスピナ:第一話、いかがでしたでしょうか?
面白かったでしょうか? おもしろかったならいいなあ。へこへこと匍匐前進の構えで書き続けてきた甲斐もあるというものです。
絵が好きです、とおっしゃる方――オウ、オウ、オーウ、まほそへの高評価と優しさの裏側に潜んだ刃がトビスケを斬る! トビスケ無残ッ!! ハイクを読め!!
話が重てーよ、とおっしゃる方――オーウ、的確な指摘がトビスケを撃ち抜く! 爆発四散!! すんませんすんません、もうこれ、身体に染みついた悪い癖なんです、治りません。
なんだよ、ファンタジーでビーム出てんじゃん、とおっしゃる方、オーウ、なんて鋭いツッコミなんだ! どうすればいいんだオレは。じつはSFでもビームは存在が疑問視されるくらい微妙な兵器らしいぜ? だめじゃん。
と、そんな、問題点を乗り越えて、最後まで楽しく読んでくださった方、冒頭のお礼と重複しますが、もう一度。
ほんとうにありがとうございました。
twitterのほうで、幾名かの方が丁寧に宣伝・拡散してくださっており、たいへん心強く思っているのですが、ちらちらとそのなかの声を拾わせてもらいますと、イズマと、シオン殿下がキャラクター的には人気を二分、しているようで(あと、局地的にですがノーマン大将がよい、という声も無視できない勢力のようです)、なるほどなあ、と作者的にはたいへん参考にさせていただいております。
こちらも、ありがとうございました。
感想に「殿下カワイイ」とか「イズマへんたい」とか書いていただくと、トビスケも、そのキャラクターたちにカタチを与えておりますまほそも、たいへん喜ぶかと思います。どうかお気軽に!
さて、それではもうちょっと深いお話を。
「燦然のソウルスピナ」はもともとは、身内でゲームを遊ぶための舞台として作られた代物でした。
身内でゲーム? なにそれ、プログラム組んでるの?
いやいや、そんなスキルないんで(笑)。
TRPG(テーブルトークRPG)、机の上にキャラクターシートを広げて、サイコロやカードゲームを使ってお話を進めていく遊びですね。
シオンの冒頭や、アシュレの冒頭は、その世界観を一緒に遊んでくれる友人たちに説明するために描かれたものだったんです。
それが投稿用の中編になり、ブログに掲載する際に画がついた(落選したことはさらっと流すトビスケ)。
そういう経緯で成り立っているのです。
え? ゲーム版? 信じられない? しょうがねえな。
じゃ、これな?
ちょっとは信じた? 信じてもらっちゃった?
まだ、テスト運用中のもんですが。
あと、ゲームで展開したお話は、また本編とは全然別の展開と結末でしたヨ?
そこから、ゲームとは独立したお話が、ずらずらずらっと生まれたわけです。
「燦然のソウルスピナ」はすでに、第二話「廃神の漂流寺院」、第三話「聖なる改竄」、第四話sideA、同sideBまでが執筆を完了しており、第五話が執筆中です。
あ、世界観を同じくしている短編集「ムーンシャイン・ロマンシング」もありましたね(こちらは落第騎士と夜魔の姫、そしてワインが密接に関わってくるちょっとアダルトでコミカルなお話です)。
ですので、第一話のスピードほどではないですが、すこし休憩を頂いたあと、これからもじわりじわりと更新していこうと思います。
そういえば、頂いた感想のなかである方が「リザードマン」いないの? とご指摘をくださって慌てて昨日、設定を組んだのですが、もし、第六話を掲載する際には正式に出てくることになりそうです。
お話はもうずいぶん先まで出来ているんで、反映に時間がかかりますが、もとがゲームですので、そういう建設的なご意見は、どんどん採り入れさせてもらえたらなあ、と思います。
言うだけ言ってみると、なんかあるかも、です(笑)
もしよろしければ、今後も「燦然のソウルスピナ」とトビスケ&まほそのコラボレーションにお付き合いください。
文章はともかくイラストのクォリティは格段に上昇しています。それは断言します。
では、第二話「廃神の漂流寺院」で、またお会いしましょう!(むしろ会って→おねがい)




