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■第十四夜:決意と握手と(1)


 さて、アスカの元にオズマドラ帝国皇帝:オズマヒムからの勅命が下ったのは、イズマたちとの合流から、わずか数日後のことである。

 

 陸路を使い、魑魅魍魎ちみもうりょう跋扈ばっこするハダリの野を貫くトラドール回廊を抜け、トラントリムをはじめとする小国家群を攻略、ビブロンズ帝国の背後を突け、との命がオズマドラ帝国第一皇子であるアスカリアと、その子飼いの軍団である〈砂獅子旅団〉に対して発せられた。

 

 戦闘集団:〈砂獅子旅団〉は総兵力一二〇〇前後と、大兵力を持って敵を圧倒するオズマドラの陸軍にしてはいかにも小勢であったが、それでもアスカが手塩にかけた精鋭たちであり、先のフラーマ討伐においてさえ温存した切り札であった。

 

 オズマドラ帝国屈指の異能力者にして皇子であるアスカと、弱なりとはいえ諜報系の異能に特化したアテルイのほかに、三名の《スピンドル》能力者を有する〈砂獅子旅団〉の布陣は兵数以上に強力だ。

 それは少なく見積もっても数千、連携さえ完璧ならば瞬間的に万の軍勢をしのぐ戦闘能力を発揮する。

 オズマヒムはこの戦力を持って、ビブロンズ攻略の尖兵、陽動と威力偵察を兼ねさせると決定した。

 歴史的観点から記述すれば、そうなる。

 

 だが、当事者であるアスカと〈砂獅子旅団〉の見解はいささか異なっていた。

 

「イスティク・シャーフ……“斥候”な。なるほど遊撃的戦闘展開を得意とするわれらには、うってつけの役割だが、な」

 斥候、という言葉から常人は隠密的な偵察行動を連想しがちだが、軍事の場ではそれは「会敵し、これを実力で持って打ち破りながら侵攻、ないし実力行使で以て包囲を打ち破り、情報を持ち帰ること」という交戦を前提とした役割である。

 威力偵察を含む、とはそういうことである。

 もちろん、その役割分担に対して、否定的な色が声に乗ったのは、アスカがその危険な任務に尻込みしたからではない。

 

「本国は、これについて物資・装備の補充は認めましたが、兵力の増強はありません──トラントリムが《閉鎖回廊》化した、という報告を上げたにも関わらず、です」

 アテルイの報告が、アスカの物憂げな物言いの理由を言い当てていた。

「得体のしれぬ半魔半人の化け物:インクルード・ビーストと、夜魔の騎士たち:白魔騎士団、そして、オーバーロードと成り果てたかつての夜魔の王:ユガディール──これらを我らだけで相手しろ、というわけか。なるほど、これは上等な喧嘩を売られたものだ」


 シドラーク・パシャあたりか、陛下ちちに吹き込んだのは。

「迂遠な手を、次々と。ごくろうなことだ」

 座イスの手すりに肘をつき、拳で頭を支えながら、アスカがこぼした。

 皮肉げな笑みが唇の端に浮かぶ。

 

 軍議には〈砂獅子旅団〉の主なメンバーが列席している。

 兵站を担当する武官や文官、さらに実働部隊を仕切る百人長クラス、そして《スピンドル》能力者たち。

 

 アシュレはそのうち何人かに、すでに覚えがあった。

 

 老練な鬼教官というイメージが強いナジフ。

 柔和な顔立ちだが一癖ありそうなティムール。

 それにこれは初対面となる大柄な女戦士:コルカール。

 そこに秘書官を務めるアテルイが加わり、これが〈砂獅子旅団〉の主戦力である。


 アシュレたちはアテルイの強い要望で、この戦議に列席している。

 席に着くときナジフとティムールは目礼を返してくれた。

 トラントリムでのアシュレの戦いぶりを認めてくれているのだと理解している。

 だが、女戦士:コルカールだけは挑発的に目を細めただけ。

 おそらく実際に手合わせしないことには実力を認めないタイプなのだ。

 

「しかし、どのような命であっても、勅は勅。従わなければなりますまい」


 苦虫を噛みつぶしたような顔でナジフが言った。

 はらわたは煮えくり返っているが、軍人としての務めは果たさねばならない、という正論を嫌々ながらでも吐かねばならぬ立場なのだ。

 難しい立場である。

 

「陽動、としたら満点の采配ですからねえ。いろんな意味で、一気に“脅威”を減じられるわけだし。これは試されてますなあ」


 しれっ、と焦点はぼかしながら本質を突くのはティムールの仕事だ。 

 本国の大臣、そして皇帝:オズマヒムに陰謀を囁くものどもの思惑がそこからは透けて見える。 

 そうティムールは言うのだ。

 

 内情をつまびらかにすれば、アスカはオズマドラの宮廷から政治的にも軍事的にも疎まれていて、その子飼いの戦力は小ながら脅威と見なされている。

 ちょうど喉に突き立った魚の小骨のように。

 

 そこへ来て攻略を任せていた方面にオーバーロードが顕現したと来れば、これを撃破することは為政者の義務であると命じることができる。

 ただでさえ危険極まる《閉鎖回廊》への突入だ。

 いくら精鋭ぞろいとはいえ、これを敢行すれば〈砂獅子旅団〉は相応の被害を被るだろう。

 いや、もしかしたら、全滅もありうる。

 

 以前、イグナーシュ領でグランと相対したアシュレだからわかるのだ。

 あのとき、アシュレ旗下の聖堂騎士団は全滅した。

 アシュレただひとりが生き延びたのは、単なる幸運、偶然に過ぎない。

 

 いま、アスカが侵攻を命じられたトラントリムは、僭主であるユガディールの気質を反映して、イグナーシュのように荒廃した土地ではない。

 また、夜魔の騎士:白魔騎士団は健在であり、そしてその多くがユガの掲げた“血の貨幣共栄圏”の理念に共感した者たちである。

 たとえオーバーロードに成り果てたとはいえユガディールを見限るという可能性は低い。

 いやむしろ、彼ら白魔騎士団たちの《ねがい》が、ユガを《そうしたちから》の源泉パワーソースなのだとしたら、これは因果が逆なのか。

 それがアシュレの見立てだった。

 

 オーバーロードとはすなわち理想の化身である──そうアシュレは理解に及んでいる。

 

 ヒトであるがゆえに決して純粋な意味での理想・・にはなりきれないという制約を、ヒトであることをやめることで飛び越えた存在。

 超越者。

 それは本来決して、地上には現れることのない天上の炎が、ヒトの、あるいは生物のカタチをとってこごり、降り立ったものであると言い換えてもよい。

 それがいまや、アシュレのオーバーロードに対する見解だった。

 

 純粋すぎる《ねがい》を射込まれ、ヒトであることを捨て理想の顕現・・・・・そのものとなった者たち。

 理想の体現者。

 誇り高き《夢》に惹かれる夜魔の騎士たちがどのようにそれをとらえるかは、明白なように思えた。

 

 だとすれば、〈砂獅子旅団〉はそれでなくとも強大なオーバーロード:ユガディールと、それに付き従う白魔騎士団の待ち受ける顎門あぎとにむざむざ飛び込むよう命じられたと考えるのが筋だった。

 

 謀殺、という単語が脳裏を過る。

 いつかイズマが法王庁の、十字軍の、アシュレの父であるグレスナウの死について揶揄やゆした言葉だ。

 

「フラーマの時といい、ついこの間までのトラントリムでの反政府ゲリラ支援活動といい。どうも気に喰わん。本当にオズマヒム陛下の勅命か? 大臣と人鳥ハルピュイアどもの陰謀だろう。直談判すべきだ!」


 単刀直入に怒りをあらわにしたのはコルカールだ。

 

 アスカを思いやる心が怒りに転化して、噴出するそれを止めようともしない。

 赤銅色の肌が、滾った血で深紅に染まっている。

 

 ちなみに人鳥ハルピュイアども、というのは真騎士たちを罵倒するアラム教圏での隠語だ。

 彼女らが高空からの一撃離脱──地上の人類から見れば卑怯な戦法を得意とすること、融通の利かない理屈の持ち主であること、そして、人類の男性をかっさらっていくような真似をすることを指摘した罵倒ばとうだ。

 

 そして、アシュレたちが、オズマドラ帝国宮廷と真騎士の乙女たちの間に、繋がりがあり、今回の十字軍発動に端を発する軍事行動の影に、その影響があるのだと知るのは、もうすこし話が進んでからだ。

 時点では、例のシドラーク・パシャとその派閥のことぐらいにしか、理解できていない。


 コルカールは、事情のわからぬアシュレたちを置き去りにしたまま、憤慨ふんがいする。 

 

「こっちのイノシシもどうかと思うけどなあ」

「なんだとお」


 一気に熱くなった場を、ティムールが混ぜっ返し、コルカールがまたも気炎を上げた。

 間に挟まれ、コルカールの唾を浴びたナジフがうんざりだというように顔を掌で拭う。

 

「殿下、もし直談判に赴かれるなら、ぜひともこのコルカールをお供に! 長らくの留守番で身体が鈍っておりますれば!」

「礼をいうぞ、コルカール。心遣いにはいつも感謝している」


 ではっ、と喜色満面で席を立ち、いますぐにでも皇帝:オズマヒムの元へ駆け出していきそうな勢いで意気込むのをアスカは左手を上げて制した。

 

「だが、この書類は本物だ。オズマヒムの直筆でサイン、さらに玉璽ぎょくじがつかれている。偽造の疑いの余地はない」

「ですが」

「よい、と言った。己に不平不満のある作戦を受領するたび、皇帝に皇子が談判していたのでは全軍の志気に関わる。指揮系統を混乱させるような真似は許さん。そうとられかねない発言の一切は今後、わたしの名において禁じる」


 厳しく言い放ったアスカの瞳は、だがコルカールをいたわるような光を讃えていた。

 軍議のために持ち出された重たい木製の机を木っ端のように吹き飛ばし駆け出す勢いだったコルカールが背筋を正し、右手を己の胸においた。

 了解を示すジェスチャー。

 みるみる彼女の頭に昇っていた血の気が引いていくのがわかった。

 コルカールのアスカに対する絶対の忠誠と信頼を、アシュレは感じた。

 

「軍事侵攻は勅書にあるとおり、予定通り行う。そのために、トラントリムからの一時撤退以降、軍団の休息と再編成に努めてきたわけだからな」


 ただ、貴公らの懸念はわかる。

 アスカは信頼する側近たちの意見を自分が無視するわけではないことを、暗に伝えた。

 

「単純に員数的な問題であるならば、これは金銭で解決できよう。傭兵を雇い入れればジラフ・ハザだけでも、あと数百は揃えられるだろう。現有戦力と合わせれば二〇〇〇は固い。そちらのほうは出す、と国元は言ってきているわけだしな。

 だが、侵攻する先が《閉鎖回廊》で、相対する敵が夜魔とオーバーロードであるとなるとこれは話が違う。

 いくら頭数を揃えたところで焼け石に水だ。傭兵のなかに《スピンドル能力者》がいないわけではないが、いても弱いかあるいは素行にたいへん問題がある──ありていに言えば凶状持ちであることが大半だ。そこに期待することは賢明とは言えまい」

 

 一同を見渡しながらアスカは言った。

 アシュレはその話を聞きながら、だんだんと今日、この場に自分たちが招かれたことの意味を理解しはじめていた。

 アスカはともかくアテルイはこう言っているのだ。

 この軍事侵攻に手を貸してくれ、と。

 

「《閉鎖回廊》に侵攻するとは、天険の地に築かれた堅固な城塞と強壮な軍勢に護られた敵地に足を踏み入れると同じ、いやそれを遥かに上回る困難だと心得なければならない。

 そなたらのなかでもオーバーロードか、オーバーロードに匹敵する敵と真っ向から相まみえた経験のあるものは多くあるまい」


 ティムールとコルカールが互いに顔を見合わせ、ナジフが溜息をついた。

 

「わしでも三度。化け物どもの相手は幾多と申しても、それはあくまでヒトの理の通じる場所でのこと──こやつらに、あの地獄に踏み込んだ経験はありますまい」

 ティムールとコルカールに確認するようにナジフは視線を合わせる。否定の声はない。

「ナジフ、その三度の体験、どうであったか。包み隠さず話せ」

「二度目と三度目は、アスカさまのお父上、すなわち皇帝陛下とともに戦いました。わしは、そのお手伝いをしたに過ぎませぬ。そして、一度目は逃げ帰るのが精いっぱいだった、というのが正直なところですな。それなりに使うつもりでいましたが、単独行ではとてもではないが歯が立たぬ相手でしたわい。

 オーバーロードというものは、まったく手強い。それ以上に《閉鎖回廊》に足を踏み入れた途端、なにか相手の描いた物語のなかにいるように、こう、運命を操作されているような感じに、ひどく疲弊させられたのを憶えております。

 万事が悪いほうへ悪いほうへ転がるのです。人外魔境とでもいうのですかな。

 国境にあらわれるバケモノどもの相手をするのとはまったく違う感触──皇子の表現を借りるなら、城壁相手に相撲をとっているようなものです。途方に暮れることの連続だ。そのうち心が折れそうになってくる」

 

 その感想はまったく正しい、とアシュレは思った。

 それでも冷静に撤退し生還した分だけ、ナジフという男の力量には並々ならぬものがある。

 そう正直に思う。

 生きていれば再戦の可能性がある。

 諦めないとはそういうことだ。

 そして、そういう男がアスカの腹心でいてくれてよかったとも思う。

 ナジフの言葉に、ティムールからもコルカールからも声が上がらぬのを確認してふむ、とアスカは頷いた。


「では、現段階ではナジフを除き、オーバーロード級のバケモノと相対しこれを撃破して生還した人間は、我が陣営:〈砂獅子旅団〉ではわたしだけ、ということになる」


 だからこそ──フラーマ追討の武勲を持ってアスカは英雄と認められ、父であるオズマヒムとの会談に臨めるはずだった。

 しかし、英雄として認められ権限と統治する領地の拡大を認められたものの、会談に臨んだ席でオズマヒムの口から告げれれたのは、新たなる戦地への急すぎる派兵の命であった。

 型通りの、書き記された文章を読み上げているだけのような、まるで血が通っていないかのような口調でおざなりに賛辞を述べ、報償をとらせたあと、オズマヒムは命じたのだ。

 

「我が尖兵として、ビブロンズ帝国の背後を突け」


 たったそれだけ。

 ほとんど会話をすることさえ許されず。

 両脚を代償に得た神器:〈アズライール〉にさえ気づいた様子さえなく。

 アスカは謁見の間から追い立てられるように立ち去るしかなかった。

 

 父は変わってしまった。

 いや、以前から疎まれていることはわかっていた。

 自分は不義の子だ。

 いや、そうではないかもしれないが、確かめるすべはない。

 母:ブリュンフロイデでさえ、確証はなかったはずだ。

 

 オズマヒムにしてみれば、アスカの存在は自分に対する妻の裏切りの証拠を見せつけられるに等しかっただろう。

 また、歳を重ね長じるにつれ、ますます際立つ美貌と立ち振る舞いに、はっきりと受け継がれたブリュンフロイデの面影が心を焼き焦がされるような痛みを突きつける。

 遠ざけておきたい理由があったのだ。

 

 それでも、以前の父は公式の場では西方諸国の王侯貴族たちが呼ぶ“東方の騎士”の名にふさわしい、公正で鷹揚な態度でアスカに接したものだ。

 そして、アスカ幼少期、ブリュンフロイデを亡くし、失意から酒に溺れていた時でさえ耐えきれぬ寂しさから温もりを求めてすがりついたアスカを、邪険にするでなく、その大きな掌でごしごしと撫でてくれた父の掌には、まごうことなき愛情があった。

 

 このヒトの役に立ちたい。

 その一心で、女子の身にありながら、皇子として恥じることなき帝王学のすべてを収めようとアスカが決心したのは、だからだ。

 

 だが──父は変わった。

 変わってしまった。

 

 その背後に母の一族:真騎士たちの暗躍があることをアスカは知っている。

 いま、オズマドラ本国では取り返しのつかないはかりごとが進行している。

 それはすでにアスカの側近である〈砂獅子旅団〉の首脳部も知るところだ。

 

 取り巻きの大臣や太守どもは、その謀の主こそ自分たちであり、それは最終的に帝国を利する愛国心からのものである、と勘違いしているのだ。

 それはとんでもない誤算。

 そろばんの弾き間違いだ。

 

 あの酷薄なまでに清冽な真騎士の乙女たちが、人類の、一国の行く末などに拘泥しているとでも本気で考えているのか。

 否、断じて否。

 父:オズマヒムを取り込み、帝国を覇道に駆り立てるその行く先にあるもの──“浄化”という言葉が、脳裏をよぎるのをアスカは止められない。

 

 奴らは、人類を「世界のシミ・汚れ」程度にしか見ていない。

 絨毯じゅうたんにこぼれたワインをヒトがどう扱うか見れば一目瞭然のことだ。

  

 さしずめ英雄とはグラスに注がれた酒であり、その器に満たされることを許されなかった飛沫が、その他大勢となるのだろう。

 彼女ら真騎士の乙女たちの理想は高潔かもしれないが、不寛容に過ぎる。

 不義の子、オズマヒムにとっての汚点として生まれてきたアスカには共感できるはずもない冷酷で残酷な思想にしか思えなかった。

 

「殿下?」

 アテルイから声をかけられ、アスカは短い追憶から現実に戻った。

「すまない。少し、思案していた」

 アスカが追憶に浸っていた間も、忠臣たちは議論を交わしていたらしい。

 話題の中心は《閉鎖回廊》に進軍するのではなく、敵をその外へ誘い出し、これを各個に叩く作戦の検討だった。

 概要をアテルイがアスカに説明する。

 うん、とアスカは頷き言った。

 

「悪くない考えであるように思う。ただ、その是非を判断するに、ここはひとつ、もっと経験豊富な方々の意見を拝聴したい」


 アスカがアシュレとシオン、そしてイズマに水を向けた。

 もちろん、このときにはすでに、アシュレはこの軍議に自分たちがなぜ列席を求められたのか、その意義を理解していた。

 だが、口を開きかけたアシュレに先んじて発言したのはイズマ、そのヒトだった。

 




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