■登場人物紹介(メインキャラクター)
若き天才騎士が、麗しき夜魔の姫や、土蜘蛛の古代王に出会い、本物の英雄へと成長していく物語です。幼なじみの従者や、過去と決別した修道女、亡国の姫君たちとの関わりあいのなかで芽生える恋や、立ちふさがる恐ろしく強大で邪悪な敵との壮絶な異能バトルが展開します。
なお、掲載されているイラストは共同製作者である「まほそ」の手によるものものであり、完全な使用許諾を得て掲載しております。
王道ヒロイックファンタジーを異能と秘密と暗黒、それからラブストーリーのエッセンスで仕上げた英雄叙事詩――それが「燦然のソウルスピナ」です。
この項では、燦然のソウルスピナの主人公たちを紹介していきます。
■ 登場人物紹介
□本編の主人公:聖騎士・アシュレダウ(アシュレ)・バラージェ
エクストラム法王庁・聖遺物管理課に所属する。弱冠18歳で聖騎士に叙任された天才。
エクストラムの名門貴族・バラージェ家の一人息子。
竜槍(神槍ともいう):〈シヴニール〉と聖盾:〈ブランヴェル〉を使いこなす。
法王庁の聖遺物管理保管庫に忍び込んだ賊を追い、幼なじみのユーニスとともに聖遺物奪還の任に着くが、その先——地獄と化した旧イグナーシュ領で彼を待ちかまえていたのは、あまりに残酷すぎる現実であった。
しかし、彼はそれに立ち向かう。
己の意志の力——<スピンドル>を、その頼りとして。
正義感、責任感が強く、また誠実で人の信頼を自然と得ることのできる性根を持つ。
かといって杓子定規で頭の固いお役人気質とは違い、柔軟で、臨機応変な対応もできる。
ただし、貴族の御曹司らしく世間知らずなところがあり、また、柔和な性格のため、厄介事や面倒ごとに巻き込まれやすい性格である。
幼なじみのユーニスとは(非公式だが)相思相愛。
□夜魔の姫・シオンザフィル(シオン)・イオテ・ベリオーニ・(ガイゼルロン)
齢四百歳を超える夜魔の姫。その血統の由緒正しさは夜魔の大公のひとりにして真祖:スカルベリ・ベリオーニの愛娘であることからも明らか。
ゆえあって、夜魔の同胞からは離反・敵対している。
夜魔を始めとする闇の氏族は触れただけで肌が爛れ落ちるといわれる聖剣:
〈ローズ・アブソリュート〉を用いて凄絶な剣技を振るう。
聖遺物のひとつ:ハンズ・オブ・グローリーを得るため、法王庁に潜入する。
ノーブリス・オブリージュを地で行く気高き姫君。
年齢を重ねているとは思えないみずみずしい感性の持ち主で、常に意識的に厳しさで鎧ってはいるがその実、慈悲深すぎるほどに優しく、可憐な性格をしている。
かつて、盟友であったひとりの聖騎士と死に別れて以来、人類のなかでも
「聖騎士は特別」と考える傾向がある。
□土蜘蛛の男:イズマガルム(イズマ)・ヒドゥンヒ
土蜘蛛の王を自称する男。謀略、策略に通じ、ほぼ的中という占術を駆使し立ち回る。
夜魔の姫:シオンと聖騎士:アシュレの間に立ち、その界面活性剤的役割を果たす
イラストではカッコつけてるが、残念な感じで空回ることも多く、もしかしてギャグ畑の男?
変態的な言動とおかしなアイテムを駆使してお話を(そして脳も)暖めてくれる
ありがたい存在。ありがたや。
シオンへの好意を人目も外聞もはばからず口にするが、行動には起こせないダメ男。そのくせアシュレには兄貴分として立ち回ろうとする、ようするに情けないヒト。
一応、土蜘蛛も夜魔と並ぶ人類の仇敵のはずだが、あまりのアレさにアシュレからヘイトを外されるという特異な存在。
乗騎は「脚長羊」という特殊な生き物で、こいつも気がつくと画面の端にいる。ふしぎ。
「燦然のソウルスピナ」はトビスケの自ブログ「自走式空想会社:クルーシブル」に掲載していたものを投稿させていただいております。
自走式空想会社・クルーシブル http://crucrucible.blog.shinobi.jp/ (自ブログ掲載版と「小説家になろう版」では一部表現が変更されている箇所が存在します)。
「小説家になろう」版ではこまごまとした改修を行いながら、自ブログ版同様、イラストが追いかける形でUPされます。
まだ、投稿を始めたばかりで右も左もわからない状態ですが、試行錯誤しつつ匍匐前進で進んでまいりますので、みなさま、よろしくおねがいいたします。
また、ご意見・ご感想など、いただければ、とても喜びますのでどうかお気軽にお願いします。