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年輪

作者: kisk

君はどこへ行ってしまったの

もっと遊んでいたかったのに


君はどこへ行ってしまったの

もっと遊んでいたかったのに


齢千年の樹の私

齢十年の人の君


もっともっと遊んでたいよ

もっともっと遊んでたいよ


弱い存在の樹の私

弱い存在の人の君


もっともっと一緒にいたいよ

もっともっと一緒にいたいよ


妖精になって遊んで はしゃいで笑顔を作りだして

私と君は大切な 友達になっていた

だけど君は私をおいて 抜け殻だけが私の横に

いつでも戻ってこれるよう ずっとずっと守り続けるよ


私一人ぼっちの世界で

小鳥のさえずりが聞こえる

君に聞いて また聞いてほしくて

私はずっと一緒にいるよ


齢千年を迎える前

齢十年を迎える前


君はどこへ行ってしまったの


齢千年を迎えようと

齢十年を迎えようと


ずっとずっとそばにいたいよ 

ずっとずっとそばにいたいよ


齢万年を迎えようと

齢億年を迎えようと 


ずっとずっと一緒にいたいよ

ずっとずっと一緒にいたいよ


まだまだ君は返ってこないけど

まだまだ私は守り続ける

私の優しい葉っぱで

この温もりで


齢千年の樹の私

齢十年の人の君


このまま星が止まっても

このまま時が止まっても


強い存在の樹の私

優しい存在の人の君


ずっとずっと一緒にいたいよ

ずっとずっと一緒にいたいよ


ずっとずっと一緒にいるよ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 樹が人に恋をしているということですか。 いや、新しいです。すごく。 [気になる点] 同じ言葉を繰り返すのは、やめた方が良いかと。 強調したい部分で所々つかうのは、分かりますが、ここまで繰り…
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