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竜斗②

(春樹のヤツめ・・・この恨みはいつか晴らしてやるからな!)

トラブル自体は、竜斗が対応した為に何とか収まった様に見えた。

(クソっ!何が「担当者を睦月さんに変えて、貴方が関わらない様にしてくれるなら取り引きします」だよ!馬鹿にしやがって!)

本来の竜斗の予定では・・・今回のミスをアイツ(春樹)の責任を押し付けて、春樹を今回の企画に一切参加させない事を条件に相手会社と和解。という流れにするつもりだった。

だが、相手会社の上役は《睦月春樹》との仕事を期待して、我が社との契約をしたのだ。と言われてしまったのだ。

今回のミスの発覚の発端は、今回の企画のプロジェクトの中にアイツの名前が居ない事から《変しい》と始まりだったらしい・・・

どうしてだ?と担当者が詰められ、竜斗との契約だったと話したらしい。

(俺はこの会社の副社長に登り詰めた男だぞ!何の問題も無いだろう・・・)

むしろ、これからの我が社は竜斗中心に回る筈だ。

そんな優秀な人物と仕事が出来るのに、何が不満なのだ・・・

そこから相手会社の上層部が我が社関係の書類の確認が始まり、あの詐欺紛いの書類が見つかってしまったのだ。

(クソっ!どいつもこいつも・・・だが、今は・・・)

もう一つの問題が直面している。

(あの嫌味な会長が、家に来るだと!)

しかも、竜斗には荷物を持って立ち去った方が良い。と連絡が来たのだ。

(フザけるな!ココはすでに俺と美沙の家だぞ!何で俺が出て行かなきゃならない・・・出て行くのは、あのクズの方だろう!)

そう思った竜斗は、春樹の荷物を探しに複数有った客室を回ったが・・・荷物一つ無いのだ。

「おい!そこのババア、アイツの部屋は何処に在るんだ?・・・教えろ!」

家政婦長の綾に尋ねる。

「《旦那様》なら、数日前にこの家から荷物を撤去して何処かに住まれてしまいましたわ!

逆に私共は、それを発見して、会長夫妻が来られる前に《元に》戻さないといけないんですよ!」

いつもとは違い、竜斗は綾に叱られる形で、部屋を追い出されてしまった。

(どういう事だよ?)

竜斗も訳が分からない・・・そう思った時だった。

[竜斗、家に居る?居るなら、今すぐに貴方の荷物を纏めて『あのマンション』に避難していて!]

そういう美沙からの連絡が来た。

(どうしてだよ!訳わかんねー)

取り敢えずは美沙に言われた通りに、寝室に戻り荷物を纏めていたが・・・

(何でだよ!・・・逆に俺とお前のラブっぷりを見せつければ、あのジジイ共も、春樹を追い出した事に賛成するんじゃねーか?)

と、見当違いな考えを始めてしまった。

この時、美沙が居るなり、綾達が他の事に気を取られていなければ竜斗の行為を止められたのだが・・・

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