表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミエタトコロデ  作者: 姫だるま
9/14

色と色

放課後。沈黙の洋室に、ふたりの気配がただよっていた。


「パオくん。。あの。。。よろしくね? 私、よく分かってないんだけど。。」




兎月さんは目をそらしながら言った。

当然こんな事を勝手に決められて、なおさら俺とパートナーなんて嫌がってるに違いない




「無理しなくていい。俺も、この仕組みに納得してるわけじゃないからな。いつも通りの関係で大丈夫だ」




きなこ棒でも食べて落ち着くか。。






ん?





机の中に何かある・・・





またしても異様なコースターが置かれていた。






《燃えるウサギ》――白い兎が火に包まれ、燃やされながらも笑っているような歪な絵。





そのコースターからは喜びを表す黄色のモヤがにじみ出ていた




黄色のモヤだと・・?

誰かが、これを“嬉々として”描いた。誰かが“楽しんで”誰かを壊そうとしている。




「どうしたのパオくん?なにかあったの?」





「ん?いやなんでもない!きなこ棒を切らしてしまっていたようだ。ハハッ俺としたことが・・」








八木先生は一体俺になにをさせたいんだ

そして、なぜ月兎さんにここまで・・・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ