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赤と黄色
「パートナー?私の。。というより、それは先生が決めることではないと思いますが。なによりパートナーとは?」
「決まってるじゃなーい。あなたと結ばれる子よ。お茶会部に入った時点で私が決めるようになってるのよ。みんなそれを受け入れて楽しく過ごしてるわ。まぁ男子部員はパオくんが初めてなんだけどね。」
「では、なぜ私に入部させる許可を出したのですか。。」
「それは言えないかなー。私のやりたい事のためにパオくんの存在が必要なの。それまでは大人しく部活動を楽しんでちょうだい。」
「。。わかりました。この部に入った理由も私なりにありますので。八木先生の本性がしれたという点では、今日の事は知れて良かったのかもしれません」
そうだ。八木先生からはとてつもない怨念めいたものを感じる。オレンジのもや。強い喜びと怒りの感情。
その延長上に殺意に繋がっている可能性もありうるからな。
「そうそう。でー、あなたのパートナー発表しちゃいます♡」
「兎月ルイちゃんよ!おめでとーーーうぱちぱち。」