捏造の王国 その60 100日以下で終わるかもしれない100代目総理?審議もロクにせず国会閉じて、そんなに早く選挙やっちゃっていいんですかあ?
ガース総理にかわり新総理となったキシダダ氏のところにご挨拶に行った地獄の書記官であったが…
10月に入り新型肺炎ウイルスも秋休みに入ったかと錯覚するほど、人流復活のニホン国。だが、国会では100代目総理が決まったとたんに衆議院選挙という実にあわただしいことになっていた。ホントにウイルス、経済対策審議時間なしでやる気デスカというほどの拙速さで議員らは右往左往。そしてあの世でも
“ああ、ガースさんが怖気づいたんだが、諦めたんで、キシダダさんが100代目総理になりましたが。なんか、面白くないんですよね、あの人、無反応で…”
と、勝手なことをのたまっているのは地獄の書記官。明白な敵対勢力である野党およびリベラルサイドに対しては個人を装った法人を利用してSNSで攻撃、攪乱工作を繰り広げるが、超自然の存在には対応できずリアクション抜群のガース氏がなりをひそめ、代わりに世襲でニホン語も不自由なく操り原稿なしで質疑応答に答えるという当たり前だが、ここ最近のジコウ党総裁には。ほぼ見られなかったフツーの人キシダダ氏が総理となったことが面白くないようである。
“私の職務は、地獄行き確実のジコウ党幹部らの横暴を少しでも諫めて、刑期およびニホン国の死者を減らすというようなものですから、ジコウ党の親玉に引っ付いて、時々忠告すればいいんですが、この間はまるっきり無視でしたしねえ。ひょっとして霊感がゼロ以下なんでしょうか。そうするといわゆる悪霊系の方に交代していただいて具体的な霊障などを起こさないと無理なんでしょうか”
ブツブツいいながら、総理の執務室の棚のガラスにご登場の地獄の書記官。すでにキシダダ新総理が、机に向かって座っていた。
「さて、国会ももうすぐ閉会。終わったらさっそく選挙の準備をしなければ」
“もしもし、キシダダさん、私、地獄の書記官と申します。地獄よりニホン国の死者およびジコウ党幹部、特に総理総裁の地獄での刑期の大幅削減のためにやってまいりました~”
と背後からとはいえキチンと挨拶を行う地獄の書記官に対し、キシダダ新総理はガン無視である。
「何かガタガタしているようだが、気のせいだろう、気のせい。そんなことよりアマリリ幹事長らと選挙に向けての対策を協議しなければ」
“あー、あの金まみれのアマリリさんを採用しちゃったんですよねえ。賄賂疑惑で病院に逃げ込んで、ほっかむりの上、勝手に禊がすんで、許されたと思ってる人、あの人の起用で支持率が低めですねえ。ご祝儀相場で高めになるのに、地味さ加減とアマリリさんのせいで低空飛行ですねえ”
「ははは、何やら空耳かな。私の内閣では、大幅に人員を一掃し、若手を入れ替えたのだ。毎度おなじみの顔ぶれなどとは言わせないよ。今度の選挙もばっちりだ」
聞こえているのかいないのか、つぶやくキシダダ総理。心なしか声が上ずっている。
“その新メンバーとやらも、アマリリさん入れて9人も金まみれ疑惑だとかいう話ですよねえ。オキナワンの基地の工事業者からお金もらったとかニシなんとかオキナワン相とか
、巨額年金消失事件の疑惑の会社にパーティ券買ってもらったゴトン厚労相とかあ。あ、やっぱりモリモリカケカケ疑惑のハギュウダンさんは経済産業相でしたっけ、あの疑惑のカケカケ学園の大学に議員浪人中客員教授になって、お給料もらってたとか、いろいろありますけど”
「わ、私の内閣はまだ未知数だし、評価は未定だ。も、もし何かあっても選挙後に組閣しなおせばいいんだし、だれか落選したとしても、は、半分が国会議員であればいいし。まあ、そ、そんなことがないように選挙に全力を注がないと、広報対策も」
徐々に声のトーンがあがり、しどろもどろになっていくキシダダ新総理。
“あ、広報っていえば、あのオオブチさん、証拠隠滅なのか使ってたパソコンの頭脳部分にドリルで穴をあけたとかいう人。あの人の事務所から、個人を装って野党やらリベラルの方々に対して、SNSで、デマだの、怪情報流してたTAPPIとかいう法人にお金が支払われてたんだそうですねえ。他のジコウ党の方とかからも。ヒドイですねえ、金を払って敵対する勢力を貶めて選挙やら国会運営をスムーズにしようと画策するなんてロシアのプータン大統領とかお隣のキンペー主席と勝るとも劣らないですねえ。いやそれより悪質かもしれませんねえ、ニホン国の法破りまくりですからねえ。与党なのに、率先して法を犯すなんて、もう地獄でさらにひどい目にあっちゃいますよお。あ、法破りだから、最高法規の憲法を破壊したいんですねえ、実にわかりやすいですねえ”
「な、何をいうんだ、我々は犯罪集団ではない!」
と思わず叫んでしまうキシダダ新総理。
“やっぱり、聞こえてたんですねえ。でもお、前総理とか、前前総理とか、法すれすれというか、有罪なんじゃないか案件てんこ盛りですよねえ。公文書廃棄とかあ。そういえばキシダダさん、総裁選の時モリモリカケカケ案件を再調査するとか言っといて、すぐ撤回しましたよねえ”
「そ、そんなことは忘れたんだ…。いや、今のは独り言だ。私は何も聞こえていない。ガース総理が幻聴に悩まされたとか、悪行が過ぎてジコウ党は地獄の最下層に落とされるとか、そんなことは単なる噂なんだ!だ、第一、以前から改善すべき点、金融所得税やら富裕層に応分の課税をする改革などを」
“あ、それすぐに撤回しましたよねえ。まあオオイズミ総理からだったかの役に立たない成長戦略だかの集団を解散したのはいいんですけどねえ。ダケナカさんとか、ヨツウラ・ハリさんとか、地獄への予約切符発行済みどころか現世でも少しお仕置きしないとまずい人がたんといましたからねえ、構成員に。それで、少し地獄の刑罰が軽くなるかもしれませんけど、選挙後撤回したら元の黙阿弥、いや期待させた分さらにひどくなりますよ”
「せ、選挙公約はきちんと発表して実現するつもりで」
“ジコウ党の公約って、国会審議継続すれば今すぐ実現できるものも多いんですってねえ。なんで今やらないんです?それともやっぱり選挙のためのリップサービスってことですかあ?”
「そ、そんなことは…。公約の実現にはいろいろ時間と根回しがかかるし、その…い、いや、私は何も聞こえていないんだ!地獄からの忠告なぞ、私の耳には入っていない」
“そうですねえ、モリモリカケカケ疑惑に加担させられて自殺に追い込まれた公務員さんの奥さんからの訴え、再調査して真実を明らかにしてくれという必死の訴えも聞こえないんですねえ。ツジホン議員さんでしたっけ、あの方がお手紙読み上げたそうですけど”
「質疑応答にはちゃんと答えている!私は前総理らとは違うんだ!世襲でもオカシナ言葉遣いはしないし、きちんとやることはわかって…。いやこれは独り言なんだ、念願の総理となった私の決意表明だ」
と顔をひきつらせながら宣言するキシダダ総理。
“国民の声を聞く総理なんですよねえ、じゃあ、ちゃんと聞きましょうよ、他人の言葉を、無視しないでくださいよお…、あ、出て行っちゃった。追いかけましょうかね。あれで次の選挙勝てるんですかねえ。ダカイチさんとかよりはマシですけど、議席半分以下になったりして。そうすると責任とらされて辞任とかですかねえ、超短命とか。どーしようもない前前総理のアベノさんが最長とかなら最短ならかなりマトモってことですけど、どうなるんですかねえ”
言ってすぐ撤回が多すぎるキシダダ新総理の今後に対し暗雲しかみえない地獄の書記官であった。
どこぞの国では100代目総理が自国の言葉をよどみなく話し、原稿棒読みでなく質疑応答できるということに喜んでいるらしいですが、当然のことが素晴らしく感じられるというのは哀しいですね。そして期待してた政策をすぐに撤回してしまうような人になってしまったことも…




