表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/52

9話

 リンダさんの言うとおりに、目を開けてみた。


「み…見える… 見えますよリンダさん!!」


「そう、思った通りね。良かったわね、ディーオ君。」


「はい、何から何までありがとうございます、リンダさん。」


「いいよ、気にしないで。」


 俺は早速鑑定眼を使ってみる。使い方は、目が見えるようになったと同時に、頭の中に、入ってきている。魔力を目に流すと、目の前にいた、リンダさんのステータスが見えてきた。


 名前:リンダ・ヴァン・シルフィード

 Lv:370 種族:ハイ・エルフ 年齢:3865

 生命力:185000

 魔力:296000

 スキル:弓術LvMAX 魔弓術Lv8 精霊魔法Lv6 風魔法Lv5 水魔法Lv3 魔力操作Lv5 魔力強化Lv5 身体強化Lv5 物品鑑定Lv4 格闘術Lv3 短剣術Lv3 投擲Lv4 魔力矢生成Lv8 無詠唱 気配察知Lv6 気配遮断Lv5 精霊眼

 称号:魔弓術師 エルフ族の元女王


「!?」


「ん、どうかした…の… あ!! ディーオ君、今鑑定使ってるでしょ!!」


「す…すみません!!」


「もう、気を付けてよ。」


「は…はい、気を付けます。それにしても、良くお気づきになりましたね。」


「突然、そんな驚いた顔されたら、誰だって気づくわよ。それでいったい、ディーオ君は、何に驚いたのかしら?」


 ゾクリ

 無言の圧を受け、冷や汗が流れる。

 回答を間違ったら、ヤバい…


「れ…レベルが高かったので驚きました!!」


「ふーん、レベルねぇ… 本当よね。」


「はい!!」


「まぁ、いいわ。長く生きていれば、レベルも当然高くなるわ。」


「そうなんですね。」


「そうよ。それにしても、少し長く話すぎたわね。怪我は治っても血はもとに戻っていないのだから、今日はもう休みなさい。私は扉のむこうにいるので、何かあったら呼んでね。」


 そう言って、リンダさんは、部屋を出ていった。

 俺も、言われた通り、横になる。

 そういえば、今の俺のステータスってどうなっているんだろうか? 記憶を取り戻して、何か変わっているのだろうか。気になって眠れなくなったので、確認してから、寝ることにした。


「ステータス」


 名前:ディーオ・フォン・ドレーク

 Lv:10 種族:人間 年齢:8

 生命力:2000

 魔力:10000

 スキル:剣術Lv2 身体強化Lv2 妖魔一体Lv1 偽装Lv1

 アイテムスキル:鑑定

 称号:子爵家嫡男 神童 異世界転生者


 お、道中スライムやゴブリンを倒したからか、この前よりレベルが上がってる。それにしても、見知らぬスキルと称号が増えているな。


 妖魔一体 ・・・ ユニークスキル。スキル保持者の知識にある妖怪、悪魔、魔物などと一体化することによってその力を行使する事ができる。レベル数に応じて、同時一体化可能。一定時間もしくは任意で解除される。


 偽装 ・・・ 自身のステータスの見た目を変更できる。


 異世界転生者 ・・・ 異世界に転生した者に与えられる称号。


 おぉ、ユニークスキルが増えていた。しかも、前世で水◯し◯る大先生の著者を愛読書にしていた俺にとっては、とても有難いスキルだ。

 確認も終えたので、俺は寝ることにした。

 眠気は、すぐに襲ってきて、眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ