魔王軍の殲滅④
短めです
すみません
ゴーレムは一歩踏み出すと一気に加速して接近してきた。
その勢いを殺さずに下段からの斬り上げ。それを身体を横にして躱して鎌の柄で殴る。
対して彼はそれを剣で受け流して斬り上げた方を振り下ろしてきた。
俺は鎌をクルリと背中を通して回し、振り下ろされら剣を刃で弾く。弾かれて体勢が崩れたところを再度鎌を回して構えなおして斬る。
それを彼は身体を後ろに反って避け、そのまま後ろに手を付けると地面を蹴り、俺の顔面目掛けて蹴り上げて来た。
戦闘センス抜群だな。
蹴りを避けて後ろへ後退。彼はそのままバク転して体勢を立て直すとその場で跳び上がりながら周りの液体金属を吸収し、重量を上げた彼は俺に向けて剣を交差して落ちて来た。
落下速度をプラスしたその振り下ろしは相当の威力がある。が、俺はあえて受けることにした。
だって避けたら面白くないもの。
鎌を回して、刃を上に向くように調整してタイミングを合わせて斬り上げる。
金属と金属がぶつかり合う甲高い音があたりに響き渡り、俺の足元は余りの衝撃にクレーターが出来上がってしまった。
「そぉおいッ!!」
結構な重さがあったので気合を入れて弾き飛ばす。
ステータス補正がなかったらペシャンコだったなぁ。というかちょっと腰に来ましたわ。
うん、HPも50程減ってるし。大ダメージが腰痛。これ如何に。
そのダメージに一瞬で回復してしまうので、特に気にすることもなく追撃するために跳び上がる。
空中で体勢を立て直そうとしている彼より上まで行って、刃と柄のつなぎ目のところで思いっきり殴りつけて地面に落とす。
凄まじい音ともに地面に激突した彼。俺はその前に降り立つ。
ちょっとしたクレーターの中で少し液状化している彼。液状化した彼の中心部分には、ゴーレムの心臓であるコアが見えている。
もう終わらせよう。長引かせても仕様がないからな。
「お疲れ。楽しかったぞ」
そう言いながら近寄り、上段からコアを切り裂く。
「GIGI・・・GAGAGA・・・」
すると目から光が消えて、完全に液状化し蒸発した。
「お疲れ様です」
「ああ、久々に楽しかったわ」
「それは何よりです。魔法陣の破壊は私がやっておきますので休んでいてください」
「そうさせて貰うよ」
魔法陣をリーリスに任せて俺はクレーターの端に腰を掛けて休憩することにした。
さて、これで今回の騒動は収まるだろう。
楽しかったが、その分疲れたな。




