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仲良くできない〜三軍・荻野奏奈〜

「あーっ、もう!」

イライラしてきたー!

私が学校からの暗い帰り道の中、主にイライラしてる原因は、あの一軍たちのことだ。

大声を出した私に何人か振り向いた人たちがいるけど、無視無視。私はイライラするのに忙しいのだ、気にしてなんかいられない。


あーっ、もう!

昨日も、朱音をこき使った上に、そのあと朱音を非難したんだよ!マジでムカつくー!別に朱音はなんも悪くないってばよ!なんだよスポドリの種類くらいでさー!

「心が狭いんだよー!」



今日の昼休みのことだけどさー!

はのんが言ったの。いつも通り一軍の奴らとおしゃべりしてる中で、「ちょっと音楽部、調子乗りすぎじゃない?」って。全然私たち目の前にいるときに、めっちゃでかい声で。

そんでさ、一軍は「わかるわかる〜!」だし、

頭のキレ()()はいい二軍上層は「確かにー!この間もさ〜」って一軍に加担するし、

その他二軍は見てみぬふりだし、

私たちは一軍に殴りかかろうとする志穂を止めるので精一杯、とてもじゃないけど一軍に言い返す気力も度胸も立場も語彙力も余裕もない。

その昼休みはもう音楽部の悪口大会になっていったわ、有る事無い事言われっぱなしで。

今回だけは志穂の味方して一軍殴ってやろうかと思った!


ふと、我に帰ってスマホを開く。

マナーモードにはしてるけどさっきからブーブーブーブーうるさいの。

LINEで1の2音楽部のトークグループを開く。

こんな内容が書かれてあった。


志穂「もうあいつらぶっ潰していい?」

朱音「ダメ、却下。そもそも私達がはのんさん達に勝てると思う?」

志穂「勝てるんじゃないんだよ、勝つんだよ」

叶恵「地味にかっこいい事言ってるけど結局脳筋だよね?」

志穂「脳筋の何が悪い」

萌華「志穂、冷静になってよぉ」

志穂「無理」

瑠奈「志穂暴走中」

志穂「おーそりゃそうだ、あんなことされて黙って置けるか」


…志穂が常に喋ってる状態か。こりゃ厄介。でも志穂には賛成。

私はこう送った。


奏奈「とりあえず志穂は一回黙って。そんであんた達は志穂を抑えるのを諦めないで。私も志穂の考えには賛成だけど、やり方には反対。やっぱり、はのん達には逆らわないほうがいい。(長文失礼)」


すぐに何件か返ってくる。


朱音「ごめん、でも志穂止めるの正直面倒」

瑠奈「一回アクセルかかったらもう志穂は止まらない」

叶恵「ブレーキぶっ飛ばしていくスタイルだよね」

萌華「それはそう」

奏奈「だから諦めんなって」

志穂「おー奏奈も賛成してくれるか」

叶恵「一回黙れって言われたよね?」

志穂「ごめんなさい」


…ふう。これでしばらく(志穂は)静かだろう。

問題は…どうやってはのん達に対抗するか、だ。


奏奈「じゃ、どうやってはのん達に対抗する?暴力以外で」

瑠奈「はのん達の武器は派手さ、オシャレさ、支持率。」

萌華「支持率なら比較的簡単に潰せそう」

朱音「でも、二軍上層とか意思固そう」

叶恵「二軍上層は、自分達に有利な方を選ぶ。一.五軍も同様。そこを、落とす。」

奏奈「良いかもね…じゃあ、明日から実践。」

朱音「待って、明日から⁈」

奏奈「善は急げって言うでしょ」

叶恵「了解」


ふう。これで、明日上手く行けばいいけど…

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