第82話 情報と最強で最凶
「てなことがあってだな?隠龍と癒龍がどこにいるかとかわかる?」
「いや待ちなさい。意味がわからないわ」
「...隠龍の爺さんは、獣国の近くにある、虚ろいの森だろうな。さらに言えば、竜人の里もその辺だ」
「移ろい?」
「虚ろい、だ。昔は惑わせるだけの森だったのだがな...」
「異変の影響か?」
「わからん。だから、地龍は依頼したのだろう」
クラスメイト達が全員帰宅し、家族全員がちゃんと戻ったことの連絡を受け、明日の学校でタクシー代を渡すと言う話になった。
その後昼飯を済ませて、澪達とは別行動をしている。
今は、シズとレヴィに残りの太古の龍の情報を聞いているところだ。
もう一つ、知りたかった情報もついでに手に入った。
「隠龍はわかったが、癒龍は?」
「そっちは...多分だが、元吸血鬼の国があったあの辺だろう」
「何?前行った時、何も感じなかったが」
「癒龍はな、龍の癒し手であると同時に、土地の浄化を担っている。土地の浄化の際は土地に憑依する為、気配というものが無い」
「あの土地そのものが、今は癒龍ってことか」
「だから、接触だけなら済んでいる。お前は気付いていないが、ちゃんとマーキングされてるぞ」
「は?」
マーキングと言う言い方がなんか嫌なのだが。
割と衝撃的な情報が連続する。
「土地の浄化はまだ時間が掛かるだろうから、また別の時に訪れな」
「そうする。とりあえずは、虚ろいの森の調査だな」
「行くなら、精神耐性上げておけよ」
「貴方は平気かもしれませんが、他の異界人の方では、最悪キャラロストですよ」
「え、なにそれ。TRPGかよ」
「冗談ですが、下手すると同士討ちですよ」
「了解。調査隊には伝えるわ」
感謝を伝え、一応持ってきた果物や食料を置いて、レオンは立ち去る。
「癒龍のやつ、かなりベッタリだな」
「えぇ。私達にしか見えませんが、かなり濃いですね」
「レオンの契約精霊だが、一体無名だったな?」
「らしいですね。それが?」
「いや、変な影響を与えないといいがな」
無名精霊や存在が確立されていない精霊というのは、良くも悪くも周囲の影響を受け易い。癒龍の力に影響される可能性もありうるのだ。
「レオン、良いか?」
「上に行くぞ」
クランホームに戻ると、リックに呼び止められる。個人メッセージに、依頼に関することとあるので、すぐさま個室へ移動する。
「またせたな」
「いえ、そんなに」
個室に入れば、そこには既に四人程プレイヤーが居た。
「ジル、もう情報が?」
「はい」
ジルと呼ばれたプレイヤー。迷宮イベントでレオンにスカウトされ、レオンの直属になったばかりのクランマスターだ。
「竜人の里は思ったより簡単に情報が手に入りました。ただ、場所が厄介なようで」
「早いな。俺も別口で同じような情報を得た。精神耐性だろ?」
「はい。虚ろ、と言うくらいですので」
「もう既に、何人か向かわせたんだろ?」
「調査が依頼内容でしたから」
竜人の里の情報を頼んだからか。森の情報も必要と考え、踏み入ったようだ。
「虚ろいの森ですが、精神耐性無しだと踏み入って十分もしないうちに、混乱と狂乱のどちらかの状態異常が発生します。確率は8対2くらいです」
「混乱が基本で時々狂乱か」
「はい。混乱は通常通りに行動できなくなるだけですが、狂乱はプレイヤーの意思関係無く暴れ回ります」
「なるほどな。スキルありだと?」
「スキル持ちは、レベルに関係無く、狂乱は発生しませんでした。混乱の発生率が変動するだけです。レベル×5%ですね」
「微妙だな」
「ですが、無いよりはマシかと」
レオン自身は問題ないと言われているが、他のプレイヤーは必須になるだろう。
まともに行動できないのでは、竜人の里に辿り着けない。
「必要な情報とは違うかもしれませんが、獣国にて不穏な依頼を発見しました。内容は、とある竜人の殺害。依頼者は竜人の里長。報酬に殺害した竜人の鱗や骨だそうで」
「...」
「更に、獣国内で精神耐性レベル20相当の御守りが貸し出されていました」
「貸し出し?」
「はい。鑑定の結果、竜人が貸し出しを行っていました。その御守りを持って竜人の里に赴き、竜人を殺害するのが流れかと」
レオンの顔が歪んでいく。怒っているのがよくわかる。
「既に受けている奴が?」
「はい。獣国到着初日からあったようなので、何組か里へ向かっているようです」
「まだクリアしてないのか?」
「はい。辿り着けていないようなので」
「リック、ジル、早急に里へ向かい、依頼内容の精査。状況によっては、対象の保護を」
「「了解」」
「...澪達がどこに行ったか知ってるか?」
二人へ指示を出し、レオンも向かおうとパーティーを組む為、澪達にメッセージを送ろうとする。そして、三人の位置情報を見て、二人に心当たりを聞く。
「確か、獣国に」
「里に向かってそうですね」
「三人に監視をつけてくれ。俺達とは違う情報が手に入るかもしれない」
「了解」
「リック、お前は里の情報集めだけでいい。ジルの方は、まだ顔合わせしてないからな。色々と頼むぞ」
「はい」
リックとジル。その部下三人が窓から外に飛び出すのを見届け、レオンは地下へ向かう。
地下にいるおやっさんに、武具のメンテを頼む為だ。
「おやっさん、赤椿のメンテ頼む」
「おう、レオンか。そんなに消耗したのか?」
「魔装の影響だな。かなり消耗が激しいみたいだ」
「...あー確かに、魔力回路が損耗してるな。いやしかし、他のプレイヤーより軽微だな」
「そうなのか?」
「今、クラン内の魔装持ちの武具のメンテしてたんだが、それと比べると圧倒的に楽だな」
刀に宿る意思が使い手に応えるのが魔装。
つまり、武器との親密度的なものがその損耗率に影響するのか?
「武具精霊の影響もありそうだがな。消耗も激しいが、耐久力もすげぇんだろな」
アカバネの影響か。なるほど。確かに消耗は激しいな。かなりの負担を掛けている自覚はある。しかし、アカバネがその負担をある程度軽減してるのか。魔装のダメージが小さいのもアカバネノおかげ。
「ありがとなアカバネ」
「気にすんない」
声を掛ければ、アカバネから返事がある。やはり、彼が負担を軽減してくれていたようだ。
「どれくらいで出来そう?」
「他があるしな、優先できねぇから明日かな」
「リアルで?」
頷かれた。リアルで明日となると、放課後になるから夕方になるか
「わかった。赤椿とアカバネを頼む」
「任された」
赤椿をおやっさんに預け、レオンはクランホームを出る。
「島へ行くか」
通行証を取り出して、自分の島へと向かう。
島へ移動するとマップが切り替わり、島の全体像を確認できる。
「シド、リジ、トニー。島にいる害獣を排除しろ」
使役獣を召喚し、島へ解き放つ。
モンスターの反応がマップに示されるので、それの排除に向かわせる。一番近くのモンスターを鑑定すると、レベルも150を超えているので、いいレベリングになるだろう。
「さて、俺は新しく出来るようになったことの確認だな」
足場のスキルを確認。スキルレベルが低いので、不安定な足場が多少マシになる程度だが、かなり有用なスキルだ。
「次は...血と影の従者よ、姿を表せ」
レオンの足元、血が泉のように広がる。そして、レオンの影も同じように広がる。
そこから、人の姿が幾つも浮かんでくる。
「森を拓いて、町を作れ。それ以外は好きなようにしていい」
「かしこまりました。主様」
恭しく一礼すると、駆け足で森へ入っていく。
直ぐに木々が倒れる音や、使役獣が撃ち漏らしたモンスターとの戦闘音が聞こえる。
「再建でもするつもり?」
「お前も行けよ」
「ふふっ。はぁーい」
あの従者達は、レベリングをする為に、吸血鬼の国跡地に向かった時に手に入れた者だ。
レベルが上がり、制限が無くなったことで、吸血鬼に関する情報が多く手に入った。その中にあった国に関する情報。
国の跡地が転国の近くだったので、確認ついでに向かったのだ。
そこには、なんの影響か知らないが、ダンジョン化した元国があった。
挑戦権は吸血鬼であること。推奨レベルは300と言う、現状誰も挑戦できない難易度。
だが、レオンはレベルを無視して踏み込んだ。
今迄もレベル差を気にしたことは無い。
ダンジョンに踏み込むと、最初に出迎えてくれたのは、この国に住んでいた吸血鬼の残滓。
血の代わりに影を用いた攻撃を繰り出して来る相手から逃げながら、レオンは情報を集めることを優先する。
「...数はどんどん増えるな。階層は無さそうか。ここ一階のみ」
元国がダンジョン化したからなのか、地下や上に二階層、三階層と続くことは無いようだ。
「城に近付こうとすると、攻撃が激しくなるし、数も一気に増えるのを見るに、あそこにボスか」
逃げることをやめ、正面から突破する。
アトラルカの力を最大限活用し、MPと血を循環させる。
既に崩壊しているが、これ以上破壊しない為に、大技は使用しない。闘神や刀神、血操術や純粋な刀術で敵を倒し、城へと向かう。
敵を倒す度に、吸血鬼としての能力が向上していくのがわかる。ログにも、強化されているのが表示されている。
攻撃がより鋭さを増し、血刀の強度も増した。今までなら、プレイヤーに五回弾かれたら形を崩していた血刀も、今ならその倍は耐えられるだろう。
制御し、操作できる数も以前と比べ物にならないだろう。現実に近付いている。しかし、技の多彩さだけなら、現実を凌駕している。
レベルが格上だとしても、レオンはそれを問題としない程、卓越した技術を持っている。
レベルは、ダンジョン挑戦前で180手前だったのが、格上を相手することで200に到達していた。
「思ったよりレベルの上がりは良くないか。いやしかし、この能力の上がり幅が凄いな。過去の吸血鬼達の使い方のおかげで、汎用性が更に増してく」
そういうレオンの周囲には、血で出来た色んなサイズで色んな形をした何かが。
「盾に鎧、蛇腹剣、自転車、車、飛行機、戦車。動力はないけど、形だけならなんでも再現できるなコレ」
そういうレオンは、血で出来た板の上に座っている。
今も、手裏剣を作ってみて、向かってくる敵に投擲してみる。
スキルが無いので命中精度はあれだが、これだけ多彩に武具を作り出せるなら、予備武器はいらないかもしれない。
既に、赤椿と霧雨、隠し武器の天叢雲剣、サブウェポンの月影と魔導銃。これに血刀。
他にも、一部プレイヤーには、レオンが血操術で他の武器を作り、扱えることもバレている。
血操術でそれだけ作り出せるなら、確かに予備はいらないし、敵も対策とるのが難しい。
ちゃんと重量と質量もあるので、車なんかのオブジェも障害物や目眩しに利用出来る。
「さて、そろそろ休憩やめにして、ボス戦といこうかね」
後ろを振り向くと、そこに聳える半壊した城。
古城・ブラットゲート
吸血鬼、その始祖の一族が住んでいた居城。
その門を潜り抜ける。
「歓迎どうも。…邪魔だ」
一歩踏み込んだだけで、四方八方から襲い掛かる敵。どこから現れたのか不思議だが、その全てをレオンは受けることなく吹き飛ばす。
「道を開けろ亡霊共。最後の吸血鬼、始祖の末裔が通るぞ」
レオンを中心に発動する魔法やスキル。
狙いをつけることなく、城を破壊する勢いでスキルを発動し続ける。
「ボスは出てこねぇのか?」
既に半壊していた城は、見るも無残な姿になっていた。辛うじて城門と城壁が残るだけで、城本体は瓦礫とかしていた。
城下町は破壊しないようにしていたというのに
「出てこねぇなら、街も壊す」
発動したのは炎系魔法の炎界。城下は炎に包まれ、残っていた敵は焼き尽くされていく。
ついにやってしまった
「……やっとお出ましだな」
しかし、その炎は瞬く間に消えていく。
レオンの視線の先には、陽の光を浴びて煌めく銀の髪を腰まで伸ばし、赤く血よりも鮮やかな紅の瞳の少女。
身長は150ちょいか。スレンダーで、鍛えられているのがわかる。
「吸血鬼の始祖…鮮血の覇王と呼ばれた、一族最初で最後の王。セレス・ブラッド・ドロワ」
彼女についての情報はほとんどない。
敵を倒して得た情報を合わせても僅かな情報しか手に入らなかった。
曰く、吸血鬼の中で最強。
曰く、全種族最凶。
曰く、絶対的強者。
曰く、血のみならず、数多の力を従い操る。
どの記憶にも共通したのが
悲しき運命を背負いし子
彼女に全てを背負わせた事への後悔
「……貴方は?」
「!?意識があるのか?」
驚愕。武器を落としそうになるのを、グッとこらえる。
とうの昔に滅びて、意識も無く彷徨う亡霊にでもなったと思っていた。
「意識…そうね。ギリギリかしら?それで、貴方は誰?」
「異界からの使徒。吸血鬼、その始祖の血を継ぐ者。レオン」
レオンの紹介を聞いたセレスが目を見開く。
当然だろう。途切れたと思っていた血筋が残っていたのだから。
しかし、それは誤解だ。
「まさか、いやありえない。でも、うそでしょ?」
セレスが膝から崩れ落ちる。よく見れば、涙も零れ落ちている。
「私達の血は途切れていなかった。世界を超えて、継がれていた…」
意味がわからない。その言い方では、まるで玲音とセレスの血が繋がっているような
「…レオン。貴方に全てを託すわ。死んでも生き抜きなさい」
急な雰囲気の変化。
直感に身を任せ、その場から飛び退く。
直後、レオンが居た場所を通り過ぎる巨大な血の剣。
「まず一つ」
空を埋め尽くさんとする巨大な血の岩。
飛び退いたことで、避けようが無い。
だが、レオンに足場は関係ない。
「血刀、疾風迅雷」
血刀を生み出して、それを複数重ねて足場にする。疾風迅雷でセレスの懐まで一瞬で潜り込み、攻撃を回避する。更に、そこから反撃に出る。
「瞬攻、鳴神」
しかし、セレスはその攻撃を完全に防御した。
「速いね。属性適性は雷?」
「反応すんのかよ」
振り抜いた刀を推し留めているのは、血の鎖。
刀を持つ右手も鎖で拘束されている。
「貴方、レベルは?」
「200になったばかりだ」
「なら、下地は出来てるのね」
「は?」
「一段上げるわね」
血の鎖が消えると、セレスが距離を開ける。
次の瞬間、レオンの周囲に血剣が埋め尽くし、更に回避された場合に対処出来るよう、セレス自身の周囲にも大量の血剣。
「予備動作も硬直も無しか!」
ギリギリ間に合うか間に合わないかの絶妙なタイミングで襲い来る血剣。
「開眼・箱庭の瞳、抜刀雷」
優先して弾く攻撃を見極め、特殊な磁場による引き戻しで攻撃を受ける。
集中力が高まり、動きが遅く見える。
時間の流れが遅く感じ、終わりが中々見えない。
だが、レオンは攻撃を受けるだけにしない。
「炎渦」
ほんの僅かな隙間。一歩踏み出しながら、身体を回転させる勢いそのままに刀を振るう。
刀から吹き出す炎が渦のようにレオンを守る。
攻撃を無理やり抜け出し、正面に再度迫る大量の血剣。
それを落ち着いた表情で捉えるレオン。
「雷帝抜刀・轟くは願い」
無理矢理その包囲網を突き破り、もう一度セレスの首に刃を届かせる。
「残念」
ガンッ!
とてつもなく硬い何かに弾かれた音。
セレスの首から十センチないくらいの所で、それ以上進まなくなっている刀。
狙いを袈裟懸けに変えるが、狙いを変えても刀が動かない。
「ッ!」
僅かな動揺。すぐさま立て直し、距離を開け、もう一度狙いを定める。
「心月」
流石にこの攻撃は弾かれなかった。セレスの肩から腰に至る刀傷。
「斬撃が当たった、と言う結果を押し付けて漸くか」
「……随分不思議な技を使うのね。まぁでも」
指先がゆっくりとこちらを向く。ぞわりと背筋を悪寒が走り、咄嗟に刀で弱点を少しでも防ぐ。
だが、レオンがセレスにやったように、レオンの身体に斬撃が刻み込まれる。
「ゴフッ」
余りに深い傷、即死レベルの出血。さしものレオンも膝を着き、セレスを睨み付ける。
「ふざけてんのかクソっ!」
理解できない現象に、さすがのレオンも冷静さを失う。
だが、視界の端にチラついた勾玉の模様。
それのおかげで、何が起きたのかを理解した。
「空間属性か!」
セレスがニヤリと笑う。
「正解。レベル200を超えた辺りで取得できる、特殊魔法スキル。時空魔法だよ」
「なんつー初見殺し。いや、種が分からなきゃ何時になっても攻略出来ねぇな」
セレスの攻撃が止んだことで、レオンも一度息を落ち着け、セレスの話に耳を傾ける。
「時空魔法は、今やったみたいに攻撃を指定位置に刻んだり、移動させたりできるの。ここにある血剣をレオンの横に移動させたりね」
言いながら、血剣をセレスとレオンの横に転移で移動させる。
「今のは時空の空間属性の能力。時間の能力は、攻撃タイミングの変更かな。ここに刻み込んだ軌道を、時空魔法で巻き戻し再生。そうすると、何も無いのに攻撃されたと勘違いさせることができる」
時間の巻き戻し…つまり、攻撃の加速も可能なのか。
刻印式の魔術、加速術式より汎用性が高いな。
「さて、レオン。私の持てる全てを貴方に教えてあげる。その全てを覚えなさい」
「中々無茶言いますね」
「何言ってるの。現代の厄災や大罪を倒すなら、必要なことよ。私、こう見えて単独で厄災と大罪倒してるのよ」
驚愕な事実がまた一つ。
「ちょ、詳しく」
「知りたかったら、私を倒して見せなさい!」
苛烈さを増したセレスの攻撃をレオンは受け流していく。
「ちょ、影!?」
血や時空魔法での攻撃以外にも、影からも攻撃が飛んでくる。
「くっそ!勝ったら色々と聞かせてもらうからな!」
八咫鏡の鏡渡りを発動、攻撃を回避して自身に強化魔法を掛けていく。
「気炎万丈、烈火の如く、水流瀑布、疾風怒濤、電光石火、天照日輪、常闇月輪、夜天朧月、雷公脈動、から雷公鳴動、モード憤怒、血を吸え村雨!」
自身に迫ろうとするその気迫に、セレスは冷や汗と楽しそうな笑みを浮かべる。
「いいねぇ!何時ぶりかな!こんなに昂るのは!」




