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異世界戦争、界渡り〜渡る世界は馬鹿ばかり?〜  作者: 鯉狐
2章 異世界・代理戦争編(仮)
23/111

第22話 同盟そして登校

22


Lv21→Lv23 獲得SP2獲得BP2

刀術Lv5抜刀術Lv4並列処理Lv2複数魔法Lv3火魔法Lv7風魔法Lv7水魔法Lv7光魔法Lv6闇魔法Lv6HP自動回復Lv8MP自動回復Lv6


エリアボス撃破ボーナス獲得

Lv23→Lv24 獲得SP2獲得BP2

剣術Lv13刀術Lv7抜刀術Lv6感知Lv13看破Lv13鑑定Lv13血操術Lv16火魔法Lv8風魔法Lv8水魔法Lv8光魔法Lv7闇魔法Lv7並列処理Lv3複数魔法Lv4使役Lv3HP自動回復Lv9MP自動回復Lv7


リジ(シードウルフ)Lv1→Lv5

進化の芽Lv2噛み付くLv4引っ掻くLv4魔法Lv1迅速Lv5空歩Lv1???Lv?


北エリアのボスが撃破された為、北エリアにレアモンスターが出現するようになります。


更に、エリアボスの影響で閉ざされていた採掘場が開かれます。街に鉱石や宝石が流通、採掘に行くことが可能です。


北と南エリアボスが倒された為、北と南の先の情報がギルドで入手可能です。

※両方の討伐に参加した方には、サービスとして情報をギルド証に転送してあります。


情報規制が解除されました。これにより、始まりの街が所属する国の名前、周辺諸国の情報が出回ります。


???クエスト『???』が追加されました。

進行度1%

※クエスト情報を確認するには、クエストを進行させる必要があります。


一部プレイヤーのレベルが規定値を超えたため、進化システムと種族ツリーが解放されます。

※種族ツリーは、種族名が判明するだけです。


クエストが解放された為、それに伴う神器、神話等の情報が図書館に追加されました。


緊急告知

一週間後に大規模なスタンピードが発生します。

エリアボスが討伐されたエリアは弱体化しますが、そうでないエリアはモンスターが強化され、エリアボスが侵攻してきます。東西南北全ての方向からの侵攻です。数は凡そ4万。街への被害はそのまま反映されます。

報酬に関しては、エリア毎にランキングが設けられます。


「待て待て待て!情報量が多すぎる!」

「情報の整理は後だ!カイドウ、シェン、メンバーの募集を掲示板でかけて西に迎え。俺達は東に行く」

「・・・なるほど。それが最初か」

「わかった。セイ!攻略版に書き込み!すぐに移動するぞ!」

「ミオ、こっちも頼む」


報酬を確認する暇も無く動き出す。ゲーム開始から約2週間?で初イベント。しかも規模が大きめだ。急いで行動する方が余裕ができる。



転移で街へ戻り、掲示板で募集したメンバーと東門で合流し、最速最短で向かう。


「敵モンスターはアンデッド。ボス情報はアンデッドキング、つまり骨の王様だ。弱点は分かりやすく光。キングと名のつくだけあって取り巻きもいる。取り巻きは俺が何とかするから、全員でボス本体を頼む。それが終わったら、希望者はうちのクラン入れてやるよ」

「まじか!」

「よっしゃ!やる気出たァ!」

「掲示板で自慢してやる!!」

「あ、自慢したやつは入れない」

「あっぶね!」


道中の雑魚を蹴散らしながら、作戦?を伝えボスエリアまで駆け抜ける。雑魚敵を倒すのにスキルをフルで活用する。


「正面、スケルトン3!」

「十刃、いけ!」

「次、三時の方向レイス1」

「ターンアンデッド!」

「魔法の使用は控えろよ!お前ら自動回復ないんだからな!」


正面を『解放者』の俺達が切り開き、左右から迫る敵を必要な時だけ後ろに続く味方が排除する。


「安心しろ!うちの神官は支援魔法特化の極振りだ。おかげでこっちは好き放題さ!」


そう返すプレイヤーの背中にはその神官が縄で固定されていて。


「吐きそう」


なんて呟いている。


「もう少しだ!スピード上げるぞ!」


味方からのAGI強化のバフにより、さらに速度を上げ、正面の敵すら無視して進む。


「見えたぞ!」


減速することなく、見つけたボスエリアに侵入。

即座に陣形を組み、スキルを発動させる。


「我が領地に侵入するとはいいど」


なんかセリフが入ったけど、魔法が飛んで行って強制スキップ。


「ァァァァァァァァァァ!」


骨なのに吠えた。

周囲にスケルトンやスケルトン、それにスケルトンが現れる。


「全部スケルトンかよ!!」

「いやまぁ、スケルトンキングですし?」

「あ、武器持ってるのも混じってるから、多少はね?」


全員余裕である。


「作戦通りだ!」

「「おう!」」

「「了解!」」

「道を拓く!鳳仙禍!」


ボスの前に群がる雑魚を瞬殺。味方の進路を作る。


「全員続け!」


姉さんを先頭に前衛が駆け抜ける。

俺は、それを邪魔しようとする雑魚から優先して狙う。


「十刃」


雑魚は無限湧きという訳ではないらしい。倒せば数は減り、次は今のところ出てこない。ボスの体力は三本。とすれば、増えるなら一本削れたタイミング。それまでに雑魚は倒しきる!


「速度を上げるぞ!十刃、フレイムエッジ、ウィンドエッジ、ウォーターエッジ!」


血操術、火魔法、水魔法、風魔法の併用。並列処理と複数魔法の現状最大行使数。それらを持って雑魚を蹂躙する。



「お兄暴れてる!」

「対複数はレオンの十八番だからな!」

「それにしても楽しそう!」

「なんだぁ?うちのマスターは戦闘狂か?」

「いいじゃねぇか!うちらのマスターにはピッタリだ!」

「なら、負けてらんねぇなぁ!」


レオンに触発されるように、キングを攻撃している面々の攻撃が激しくなる。


あっという間に一本を削り切り、ボスが特殊行動に移る。


「キサマラァ!」


キングの叫びが響き、エリア全体を揺らす。

そして、キングに変化が起きる。


「スベテ、ホロビロ」


最初だけは流暢だった喋りが変化し片言に。その身体が黒く染め上がる。


「ポイズンレイン」


ボスエリア全体を、紫の雲が覆い尽くし。


「毒状態になるぞ!神官!」

「準備できてます!」


降り注ぐ雨はプレイヤーを毒状態に。


「なんでうちのマスターは毒にならん!?」

「スキルのおかげだな!」


ポイズンレインの発動時間が過ぎ、神官たちの解毒魔法が広がり毒状態を解除する。

レオンは自前の「血液循環」があるから問題ない。


「攻め続けろ!」


神官たちは順番を決めて、回復魔法、MP回復、攻撃役を分けている。光魔法が一番高いのは確実に神官たちなのだ。回復役が少なく、こうして回せているのは、マイの防御結界の効果によるものだ。それが無ければ、もう少し回復役を増やさなければならず、ダメージ効率は下がっていた。


前衛もヘイト管理を意識しながらダメージを稼ぐ。前衛でダメージを稼いでいるのはカクラだ。天使族の存在そのものがアンデッド系の弱点だから。


後衛から時々痛い一撃が飛んでくるが、「気配操作」で上手く隠れているミオにはヘイトが向かない。他の後衛も、敵の行動を阻害するタイミングを掴んだのか、協力して行動を阻害している。


レオンは当然のように湧いてきた雑魚を倒す。ほんの少し強い個体が混じっていて、若干手間取ったが殲滅。本体の攻撃に移る。


「サンクチュアリ!」


神官たちの儀式魔法、サンクチュアリによって大きく削れるも


「ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」


あと少しが足りなかった。


「その魂、天に還す!」


最後はカクラの攻撃により攻略。


リザルトを見ることなく、街へ戻りギルドへ。

東の攻略に参加した全員が加入希望だった為、全員を加入させ、西の攻略を済ませた『戦人(いくさびと)』と合流。更に、『戦人』の伝手で情報クラン『風を識る』、治療特化クラン『白良企業(しろくていいきぎょう)』、タンク専門のクラン『守人(もりびと)』を含む五つのギルドで会議を開く。


「当面の目標は武器と防具の確保、それとプレイヤーのレベルアップだ」

「北の採掘場には既に、鍛治プレイヤーとウチのクランメンバーが向かってる。護衛に『守人(もりびと)』と『戦人(いくさびと)』から借りてる」

「別パーティーですが『白良企業(しろくていいきぎょう)』からも数人同行しています」

「生産クランとの繋がりがない、というか専門ギルドがないから何とかしないといけないな」

「その辺は『風を識る』の風音に任せる」

「レベル上げはどうする?」

「現状、効率の良い場所は見つかってない。ボスも周回できないようになってるしな」

「とりあえず、全員が全方角の攻略。その後は一方面に集中してレベル上げか」

「イベントのことを考えるなら、それが最適だろう」


その方角の地形戦闘に慣れるため、その一方面に集中する。これはかなり必要になることだろう。


情報を掲示板にも流し、全プレイヤーの指揮を高める。


「よし、『白良企業』と『風を識る』の何人かをグループ分けして、『戦人』『守人』『解放者』から選出したメンバーでボスを攻略。その後は各々の役目を果たすように。何かあれば必ず、クランマスターに報告。いいか?」


全員が頷き行動に移る。


クランマスター全員がフレンド登録し、ギルドへ向かい同盟提携を結ぶ。


レオン達はすぐさま西の攻略に向かい即攻略。他も、レイドパーティーのバランスが良く、時間もかからず攻略。

その日は時間の都合もあり、レオン達はログアウト。翌日に仕事がある面々もログアウトし、残った者はレベル上げや情報の整理、収集に奔走する。



翌日、早速生産クランから提携の話が持ち掛けられ、話の擦り合わせ。ある程度風音から聞いていた為、時間をかけることなく終了。

これで同盟クラン『解放者』が本格始動。同盟クランの名前を決めるにあたり、レオンの所属するクラン名を『解放者』から『先導者』へと変更。


クラン加入希望や同盟加入希望が殺到したが、現状は全て拒否。

但し、クラン同盟同士の協力関係は築いていった。


三日のうちに同盟も協力関係も構築し終わり、五日目にはポーションや武器の調達が終わっていた。


「行動が早くて助かるな」

「全くだ。オーダーメイドまで受け付ける暇がある程だしな」


生産クラン『万事屋(なんでもや)』、生産職を多く抱え、どの生産依頼でも熟す。鍛治職人の中にリアル職人が数人居た為、作業速度は驚く程だ。オーダーメイドはクランマスターしか受け付けていなかったが、素晴らしい物が届いた。


更に、防具の方も情報が分かり始めた。


レオンの装備は侍一式・椿。まだ成長しきっていないため、本来の名前ではないが。

届いた武器は、赤椿・紅芽(あかつばき・あかめ)。リアル刀鍛治の鍛えた、現状最強の一振。レオンの血を数滴、鍛冶に使う火や水に混ぜたところ、防具と対になる武器となった。


そして、極めつけは種族進化。半吸血鬼から吸血鬼へと進化し、「禁呪・朧月夜」を覚えた。使用制限や一日の制限数があるが、リアルと同じく強力なものだった。流石禁呪。

ミオは人族のままだが、カクラは天使族、マイは小人族へと進化した。進化の影響でLvは1に戻ったが他はそのままだ。


そして、あっという間にイベント開催日に。

と思っていたら、イベント当日に学校の始業式だそう。イベントは夕方からなので問題ないが、リアルの準備を怠っていた。


「制服は!?」

「もう出してある!」

「鞄は!?」

「それは明日学校で!」

「靴は!?」

「いつもので大丈夫!」

「午前で終わるから、飯は要らない」

「朝は8時登校!」

「準備OK!」

「風呂入って寝るぞ!」

「「了解!」」


前日の夜、慌ただしく準備をし眠りにつく。


「全く、騒がしいですね」


一人その様子を眺めていたムーは呆れたように、でも楽しそうに呟いた。


イベント、始業式当日の朝。何事もなく目覚め、朝食も済まし、昼食の準備を予めしておく。

鞄は学校で貰うが、一応自分たちでも鞄を持っていく。これは念の為だ。


見知らぬ俺達に視線が集まったりしていたが、そんなのスルー。澪達が以前会ったと言う同級生に出会い、職員室まで案内してもらう。

その後はクラス担任に連れられクラスへ。舞は学年が一つ下なので、別のクラスへ。俺と澪と神楽姉さんは同じクラス。


案内されたクラスで簡単な自己紹介を済ませたら、クラス全員の席を新しく決め、そのまま待機。始業式や終業式なんかは、クラスに導入されているモニターを使うらしい。リモート始業式。楽でいい。だから、それまでクラスメイトにもみくちゃにされるわけだ。そこに先生も加わる。


「玲音君は彼女いるの!?」

「玲音、ゲームするのか!?」

「なんのスポーツ得意なんだ?」


「澪ちゃん、髪綺麗だね!なにか特別なもの使ってるの?」

「お肌も綺麗だよね!コツとかあるの?」

「澪ちゃん彼氏は!?」


「神楽お姉様とお呼びしても!?」

「くっ!なんてスタイル!なぜ私は!」

「む、胸・・・圧倒的サイズ・・・」


うん、騒がしいです。


ちょっと面倒になったので、三人揃って黒板の前に。

入れ替わりで先生が空いた席に。


「挙手制な」

「はい!」

「どぞ」


挙手制と言ったら即適応。指名していく。


「玲音君は彼女いますか!」

「いるぞ」

「誰か聞いても!?」

「澪」

「えっ!?」


視線が集中して恥ずかしくなったのか、俺の後ろに隠れようとして、黒板にあたり隠れられない。


「はい!」

「どぞ」

「じゃあ神楽さんとの関係は?」

「義理の姉弟」

「と言っても同じ歳だからな」

「後、妹もいる。義理だけど」

「ちくしょうめ!」

「勝ち組か!」

「死ね!リア充!」


男子からの視線が痛い。女子からは熱い視線が・・・。


「他は?」

「はい!」

「どぞ」

「玲音はゲームするのか?」

「するぞ、今はCYANやってるし」

「まじか!プレイヤーネームは?」

「そのまんま」

「え?レオン?」

「そ」

「は!?」


クラス全体が驚きの表情に染る。


「何その反応。言っとくと、澪と神楽姉さん、あと妹もやってるぞ。俺のパーティーメンバーな」


静寂。


「この反応、全員やってるのか?」


流石にこの状態が続くのは嫌なので、強制的に流れを切る。


「まぁそりゃ」

「このクラスみんなゲーム好きだから」

「いやそれにしても、トッププレイヤーが転入生か」

「てか先生、同盟の盟主さんじゃん。どうすんの?」

「どうするって、リアルとゲームは別ですから?」

「声上擦ってますよ」

「先生が同盟ギルドに?」

「あ、えっと『白良企業』のクランマスターやってます。こっちでは勤黒亜美(つとめぐろあみ)っ言います」

「まさかの」

「ちなみに、体育教師の梓苑万丈(しえんばんじょう)先生が『戦人』のクラマス、シェンさんな」

「隣のクラスの担任がカイドウ、海堂傑(かいどうすぐる)先生」

「『風を識る』のところのクラマスは確か、うちのOG、海堂先生や亜美先生の同級生だって」

「生産クラン『万事屋』は流石に知らないけど殆どはこの学校にいるよ」


驚愕の事実である。

『戦人』と『白良企業』のクラマスが、自分達の通う学校の教師で、教師の同級生が『風を識る』のクラマス。訳わかんない。


「で、このクラスの奴はどこに所属してんの?どうせいるんだろ?同盟『解放者』のどっかに所属してる奴。大人しく手挙げな?」


少し威圧しながら言えば、全員の手が挙がる。


「・・・自己申告」


席が前の人から順番に申告していく。

結果、四割が『戦人』、二割『守人』、一割『風を識る』、一割『万事屋』、残り二割が『先導者』、俺のところ。このクラス30人。うち6人・・・。まぁいいか。


「全員が見事に同盟クラン・・・笑えねぇ」

「玲音、落ち着いて?」

「無理、ちょっと無理」

「あ、これは重症だ。澪、膝枕して」

「ここで!?」

「玲音がこうなると面倒なのは知ってるはず」

「・・・わかったよ」


現実を受け入れようと、魂がどっか遠くに行ってしまった玲音を癒す為、澪が膝枕をすることに。

澪はとても恥ずかしがっていたが、この玲音を放っておくと、この後のイベントに支障をきたす。確実に。だから、早めに対処しなければ。


「玲音、落ち着いて」


ちょっと強引に膝枕。頭を優しく撫でながら、声をかける。


ピコン、ピコン、ピコン

教室のあちこちで同じような音が・・・


「あれ?澪・・・の膝枕?」

「おかえり、玲音」

「?ただいま?」

「恥ずかしいから起きて?」

「ん?おう」


玲音がすぐ戻った為、急いで起こす。動画撮られて恥ずかしさMAXの澪は顔が真っ赤だ!


「尊い」

「分かる」

「可愛い」

「あんな彼女欲しい」

「ゲームとのギャップよ」

「これもまたいい!」

「素直に羨ましい」

「先生なんで彼氏出来ないのかしら?」


キンコーンカーンコーン


「え?」


聞き覚えのある音が響く。


「まさか・・・」


先生が恐る恐るモニターをつけると、


「明日からも元気に登校するように。では、気をつけて帰りなさい」


校長の挨拶が終わり、始業式そのものが終わった。


色々興奮しすぎて、忘れていた。


「やべぇ」

「後で他のクラスの奴に大事な話が無かったか聞こう」

「そうだな」


全員がそうすることを決め、そして


「帰宅だ!飯の時間はあるが、最終調整が必要だろ!」

「亜美先生!万丈先生呼んできて!」

「玲音に会わせなきゃ!」

「確か、今日風音さんも来てたよね?」

「よし、大山君は万丈先生連れてきて!先生は風音連れてくる!」

「よし、他の奴は机を並び替えるぞ。前に机を三つ、他は合わせて長机みたく」

「あ、同盟クランのメンバー他のクラスにもいるから呼ぶ?」

「そっちは海堂先生に許可とって隣のクラス。モニター繋いでリモートで」


玲音達に許可を取ることなく進む準備。流石にこれは澪や神楽も顔が引き攣る。


「・・・姉さん、舞を連れてきて」

「わかった。確か正門待ち合わせか?」

「うん。多分今なら階段付近で会えると思う」


こうして、十分後には必要メンバーが揃い、学校で作戦会議が行われた。


そこで決められたのは、どこを護るか。

結果、『戦人』『守人』『白良企業』『風を識る』各クランの総数を三で割った数を北と西と東に。『先導者』は全員が南を守ることに。


風音さんのおかげで、『守人』と『風を識る』にすぐ情報が渡り、掲示板へと情報を流す。

こうすることで、ある程度バランスは最初から取れているため、他のプレイヤーがどこに参加しても被害を抑えることが出来る。偏るのを避けるために、各方面毎の掲示板を作り、定員を決める。

掲示板に参加可能数を設定し、コメント出来た人がその方面となる。当然、南は少なめに設定。意外と不満がでなかった。


そして、ギルドからスタンピードで確認されたモンスターの情報が各クランに共有され、遂にスタンピードが目前に迫っていた。

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