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異世界戦争、界渡り〜渡る世界は馬鹿ばかり?〜  作者: 鯉狐
2章 異世界・代理戦争編(仮)
21/111

第20話 神の話そして掲示板

運営、神視点


「グラトニーがやられた?」

「は?何を馬鹿なことを。アレはこの短期間で倒せる奴じゃないだろ」

「だよな?表記ログのバグか?」


問題がないかの確認を繰り返し、その表記が正常であることを認識する。


「だ、誰がやった?」

「レオン・・・あ、ムーアが連れてきた奴だ」

「は?聞いてた状態なら分かるが、弱体化された状態でか?」

「間違いない」

「映像は?」

「ちょっと待て」


神の前に映し出されるレオンとグラトニースライムの戦闘シーン。


「元々できることとは言え、スキルの把握と活用 が上手いな」

「それにスキルなしにあの状況判断能力。リアルとこっちとじゃ、色々と勝手が違うと思うんだが」

「スキル無しでその動きかぁ」

「え?待って待って?その技そのスキルレベルで使えるの?」

「いや、制御は出来てないけど・・・」

「スキルの使い方上手いなぁ」


映し出されている場面は、レオンが血操術を用いて、無数の血刀を生み出し攻撃している所だ。


本来の「鳳仙禍」は、無限に生み出される血刀が標的を何処までも追い掛け攻撃するのだが、コッチではまだレベルが足りてないので無数の血刀が降り注ぐだけの攻撃になる。これはこれで使えそうな攻撃ではあるんだが。


「レベル差もあって、スキルレベルも足りてない。それをリアル技能と経験で補ったか」

「かなり有望ですね」

「ムーアに感謝だな」

「これで、この星が救われるなら」


神が見つめる先には封印強度を示す数値と、レオン達への()()()が表示されていた。


封印強度:安定 545

期待値: 中 60


「強度は問題無し。最悪の場合はこの世界ごと」

「本来はこの世界だけで完結させるべき事ですからね」

「期待はするが、信用はしない。例えムーアが連れてきた者だとしても」

「人間如きにどうにかできる物では無い」


この星の神は、この星に暮らす生命は、替えのきく()としか認識していない。それなのに、グレーゴルの眷獣を封印し倒そうとするのは、上からの指示であり、主神の意向だからだ。そうでなければ、この星を捨てて新しい星の管理に移っている。


玲音の故郷、その星の主神達と違い、この星の主神達は命を重く捉えていない。何せ、この星の主神達はグレーゴルの影響を既に受けているから。


人間を守るという意識の簒奪。眷獣がこの星に降り立った時点で、グレーゴルの目的は達成されていた。



「少し遅かったのですね」


神の領域。その端の方で身を潜め、彼等の会話を聞いていたムーア・ベル・アーメイア。


「なんとなくですが、わかっていました」


玲音達を送る話をした時、明らかに興味がなさそうだった。別にそんな事しなくても。そんな言葉が出てくるほどだった。そんな状況になっていることに我慢出来ず、ほぼ強行する形でやって来た。結果は既に手遅れだった訳だが、まだ星は奪われていない。

宰相に連絡も取って、後任を選別してもらっている。後は、どうやって眷獣を倒しきり、管理者を変更するか。


「玲音が完全にこちら側になれば手っ取り早く済むのですがね」


呟く声は、誰にも届かず、アーメイアだけのもの。


「概念の加護・・・解放までにはまだ掛かりそうですね」


アーメイアが玲音と共に生活し始めたのは、概念の加護の為、それと他の神の介入を防ぐ為。


概念の加護の解放条件は、無い。どの感情をキーとするのか、何をして条件を満たすのか。全く不明である。ただ一つ、分かっているのは、概念の加護は与えた者と与えられた者が近くにいることで、解放しやすくなる。という宰相の言葉だけ。


他の神の介入は、そのままの意味であり、これ以上玲音に負担を増やさない為。

神の加護というのは、人間の体に一つでも付与されればいい物だ。いくら吸血鬼とはいえ、加護が複数ある状態は身体を蝕む可能性がある。今の数は割とギリギリのバランスなのだ。それを崩さない為のアーメイアなのだ。


主神アザトース

福神ヨグソトース

宰相ニャルラトホテプ

こういった役割を持った神達のすぐ下にいるのがアーメイア。立場で言うなら、猟犬達と同じである。割と高位とも取れるし、低位とも取れる。


強さは、宰相のお墨付き。そんなアーメイアだからこそ、今、玲音の傍にいるのだ。そうでなければ、宰相が猟犬を派遣していたところだ。


「もういいでしょう。帰りましょう。玲音達が戻ってきて、ご飯にする時間でしょうし」


その場から素早く退散したアーメイアは、玲音達を迎えるべく、リビングへと向かう。







スキル掲示板part1

1:名無し

「CYAN」に登場するスキルをに関する掲示板です。

種族スキルに関わらず広めてもいいと思ったものは、此方にどうぞ。

ゲーム開始時に、スキルを習得できます。基本スキルだけだけど、自分のやりたいスタイルに合わせて取りましょう。


SPの仕様 

新規スキル習得にSP消費1

スキルレベルを上げようとするとSP消費5


リアルの方での特技なんかがゲーム開始時、スキルに反映されるようです。


54:名無し

獣人の種族スキルってわかったの?


55:名無し

>>54 まだ情報出てない。


56:名無し

獣人になった人が、情報秘匿してる。


57:名無し

秘匿するようなスキルなんかな?


58:名無し

その可能性はある。


59:名無し

種族スキルで情報持ってきた。


60:名無し

種族スキルの前に特殊種族がな


61:名無し

>>59 お、獣人の人か?


62:名無し

>>59 かもーん!


63:名無し

HPとMPの自動回復

魔力循環

日光耐性


以上の四つ


64:名無し

おお?


65:名無し

>>63それ獣人か?


66:名無し

>>63 それ誰情報?


67:名無し

種族は、半吸血鬼と半天使、半人族の三種類

吸血鬼がHPとMP自動回復、日光耐性

半天使がHPとMP自動回復、魔力循環

半人族がMP自動回復と魔力循環


情報源は自分と知り合い。公開の許可はもらってる。


68:名無し

いきなりの情報公開あざっす


69:名無し

>>67スキルはレベル有?


70:名無し

>>67 魔力循環の効果ってどんなもん?


71:名無し

>>67 日光耐性そのまんまだけど、どれくらいの耐性なの?


72:名無し

>>69 自動回復はレベル、日光耐性と魔力循環はレベル無し

>>70 魔力MPの回復速度アップと消費軽減

>>71 どれくらいっていうか、昼間歩いても問題ないくらい?


73:名無し

>>72 回答あざーす


74:名無し

MP=魔力か。ゲーム初めてだから知らんかった。


75:名無し

日光弱点のやつは日光耐性あれば問題なしってことか


76:名無し

魔力循環の効果はもう少し検証してから報告する


77:名無し

おなしゃす


78:名無し

協力必要ならここで募集してええんやで




特殊種族報告板part1


1:名無し

発見された特殊種族を報告するだけの場所です。

どうやって種族変化するのか頑張って探しましょう



25:名無し

別板で出た情報だけど、半吸血鬼、半天使、半人族が見つかったらしい


26:名無し

>>25 どこ?


27:名無し

スキル板


28:名無し

見に行こう


29:名無し

突撃―






攻略掲示板Part4


1:名無し

運営の定めたルールを守りましょう。最低限のマナーは守りましょう。マナーは守れ!運営がしっかり動くらしい。


スキル専用板http//*************

装備自慢板http//*************

パーティー募集板http//*************

野郎共の集まりhttp//*************

前スレhttp//*************


125:名無し

南の森、カワイ子ちゃん三人いないんですが


126:名無し

此方南の森捜索第二班、森の奥から戻るような足跡を発見。人数と大きさからしてプレイヤーと判断。追跡します


127:名無し

了解。第四班は森の入り口付近で待機する。


128:名無し

第一班、第二班に合流する。


129:名無し

此方、リスポーン地点第三班、南の森からリスポーンした奴を確保。証言から三人に関係があると見、事情聴取に入る。


130:名無し

第四班より至急連絡。南の森から六人組のパーティー(カワイ子ちゃん三人含む)が出てくるのを確認。至急戻られたし


131:名無し

第一班、二班了解。


132:名無し

第三班了解。


133:名無し

至急連絡。リスポーンした奴が、そのパーティーにMPKされたと主張。わめきながら南門に向かいました


134:名無し

了解、警戒に当たるって、あぁ!もう絡まれた!


135:名無し

早すぎる!


136:名無し

俺は何を見せられてるんだ?何この連携力


137:名無し

>>136受け入れろ変人どもを


それより、南門騒がしいな?


138:名無し

わめいてるの寄生虫じゃん


139:名無し

>>138誰それ


140:名無し

唯の害悪 以上


141:名無し

理解


142:名無し

で、どうなってる?


143:名無し

寄生虫の言ってることと、六人パーティーの意見が食い違ってる。ただ、パーティーの方が状況証拠とか残してるから有利


144:名無し

寄生虫開き直って草


145:名無し

しかも言ってはならんことを


146:名無し

パーティーリーダーらしき子がキレた。


147:名無し

PVPか


148:名無し

なに!?どこだ見に行く!


149:カイドウ

レオンか。賭けでもするか。どっちが勝つか。


150:名無し

俺寄生虫に1m


151:名無し

パーティーの方に2m


(以下かけ金の提示がされ、カイドウが取り仕切る。




216:名無しの実況

さぁ始まろうとしています。実況は私、解説には


217:カイドウ

アイツの数少ないフレンドのカイドウです。


218:名無しの実況

よろしくお願いします。


219:カイドウ

よろしく


220:名無しの実況

さぁ、始まろうというところなんですが、カイドウさんはどちらが勝つとお考えで?


221:カイドウ

贔屓目とか無しに、レオン一択。


222:名無しの実況

理由の方を窺っても?


223:カイドウ

単純な話、レベルも負けてて、スキルも弱い。寄生するような雑魚が、南のエリアボス倒す奴にかなうわけない


224:名無しの実況

なるほど?え?今なんと?


225:カイドウ

始まったぞ


226:名無しの実況

えっ、あ、刺突からの払い。槍における基本ですね。補正も相まってそれなりの速度でした。レオン選手も回避しきれなかったようで


227:カイドウ

いや、あれは直前まで避けなかっただけだな。いつでも避けれたろうに


228:名無しの実況

わざと攻撃をくらったと?そうするメリッとは・・・え?


229:カイドウ

あぁ、特殊種族の半吸血鬼ってあいつのことか


230:名無しの実況

流れ出ている血が刀に?


231:カイドウ

アイツ、あの感じリアルで振れるな。普通に直剣構えてるより様になってる。


232:名無しの実況

それは、剣道やチャンバラではなく?


233:カイドウ

真剣をだな。相当慣れてる。重心移動に淀みがない


234:名無しの実況

納刀?抜刀術ですかね?刀術スキルが確認されてない現状アレも


235:カイドウ

リアルだろうな。あいつやばいな


236:名無しの実況

さぁ!次の一撃で決着といった状態。勝つのはどちらか!?


237:カイドウ

分かり切ったことだ


238:名無しの実況

見事に決まりましたね。しかも、重要部位破壊による即死、初めて見ました。


239:カイドウ

首切断もすごいんだが、抜刀術の時何か言ってたな


240:名無し

確か、「魔法複合抜刀術、風鳴」だったか?


241:名無しの実況

それですね


242:カイドウ

すまん。レオンに捕まった。あとは任せた


243:名無し

何を任されたんですかね


244:名無し

さぁ?



以降、レオンのスキルの考察が始まり、スキル板と攻略板がお祭り状態となった。



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