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三十六話までに作中に登場した人物を紹介。少々ネタバレあり。

大きなネタバレはありません。


登場人物紹介


名前:年齢《職業:性別:身長》


カイト(山本海人):40歳。《おっさん:男:171㎝》

 気が付いたら異世界にいたおっさんだが、物語の主人公。

 本当に全てが普通の冴えない中肉中背のただのおっさん。

 基本的に事なかれ主義で、なるべく面倒な事を避けたい性格。

 彼は何度も繰り返し行う作業に、苦痛を感じない。


 神様からの召喚によって異世界に来たが、それは間違った召喚だった。

 様々な災難を切り抜けて神に出会うが、渡すべきスキルは一年後と言われる。

 スキルの代わりにルリを護衛兼嫁(仮)にもらう。

 神様に出会う前の災難の中で、魔力量が考えられないくらい増大した。

 魔力の操作は目を見張るものがあり、様々な事ができるが、魔術が使えないためルリから教わる事になる。


 【物語中の行動】

 面倒な事を避けたいカイトは何事にも否定的。

 ただ、余程の事でもない限りは相手の意見を受け入れる。


 【使える魔術・魔法】

ライトボール:

 小さな光の球を一瞬だけ発現できる。

 本来の魔術であれば、一定時間の光源を確保できるもの。

マナ・ボール:

 魔力の球と呼んでいたもの。

 黒い球状の魔力でおっさんは上手く扱えていない。

 転びそうになったルリを跳ね上げたり、腕を貫通するなど、込める魔力で威力が大きく異なる。

マナ・アブゾーブ:

 魔力の球を二つ重ね合わせる直前の状態にすると渦状に変化する。

 渦になった魔力は、魔術を吸い込むことができる。

 吸い込んだ魔術をそのまま相手に返すことも可能。


ルリ:14歳。《カイトの嫁(仮):女:157㎝》

 神様がスキルの代わりにカイトに与えた嫁(仮)であり物語のヒロイン。

 深い蒼色の瞳に肩まで伸びた黒い艶やかな髪に、人形のように美しく整った顔。

 神が創造した美しい少女。生まれたてのためか感情の起伏があまりない。

 その無表情な様子から、カイトには人形っぽいと思われている。

 優しい性格であるが、悪には毅然(きぜん)とした態度を崩さない強い意志がある。

 正義感が強く物事を正しくあるべき論で進もうとする。

 カイトとは性格の違いで意見が衝突しやすい。


 【物語中の行動】

 神様の発言や使命は絶対であり、ルリはただ従うのみ。

 カイトの護衛兼嫁という使命を受けたルリだが、人を助ける事を優先してしまう。これはルリがカイトは強いと思っているためである。

 嫁としての行動は神様からの知識にある情報を元に、カイトを夫を立てるようにと頑張る。


 【使える魔術・魔法】

 ルリは全ての魔術を使用できる。魔法は一部の許可を受けたもののみ。

 作中に使用した魔法は以下の通り。

ウォーターボール:

 水の初級魔術。

 水を球状にしたもの放つことができる。

 魔力の強さによって威力が大きく変化する。

ショートサンダー:

 雷の初級魔術。

 雷を指定した位置に発生することができる。命中すると相手は痺れてしばらく動けず、意識はほぼ保つことができないくらいの威力。

 雷の操作は難易度が高く、魔術の制御が一定以上の水準で扱えないと暴走して自身や指定した周辺に飛んでしまうため、使う魔術使いは少ない。

ホーリーレイ:

 光の上位魔術。

 魔力によって光を束ねた矢を生成して、一筋の光として放つ。

 闇や邪悪な意志を持つ相手に絶大な威力のダメージを与える事が出来る。

 ルリが創造した光の弓は、命中精度を上げるために独自にアレンジして作成したもの。

リカバー:

 欠損を繋ぎとめ復元を目的とする回復魔術。失った血液などを自然治癒力を活性化させることにより回復させることもできる。

 単純な回復として使えば、瞬時に怪我や体力まで回復することができる。

 魔術としては上位にあたる。


 【授かっている加護】

神託の巫女の加護:

 神様との交信を可能とする。魔力の回復を早め、魔術による魔力消費を軽減する。

火竜イルグスの加護:

 魔術、魔法による火属性の魔力消費を半減させ、威力を最大で十倍まで高めることができる。火属性の魔術、魔法の詠唱を無しで発動できる。

 火属性による攻撃を無効化する。(但し、イルグスと同レベルの攻撃は半減となる)



神様:??歳。《異世界の神様:絶対幼女:110㎝》

 金髪ショートカットの可愛い顔のロリ神様。

 和服姿で小学生サイズの身長だけど、見た目の愛嬌から話しやすい雰囲気である。

 本来の姿でいると会話が成立しない事が多いための仮の姿だという。

 傍若無人(ぼうじゃくぶじん)な性格であるが、根は優しい神様。


 おっさんのカイトを誤って召喚してしまったので、悪いと思っている。

 要望を受けて、スキルの代わりにルリを与えるが一年後に交換すると伝える。

 神様は忙しいのである。



グレイウルフ:《魔物:?:灰色の狼》

 とある森に潜む狼。後にグレイウルフと判明する。

 通常のグレイウルフに比べると大きな体格をしている。

 グレイウルフ集団で群れる習性があるが、群れから外れた狼は村人でも追い払える程度の強さである。おっさんが出会った狼は恐ろしいほど凶悪だった。


 森に迷っている所に遭遇し、ものすごい殺気でおっさんを威嚇する。

 その割に噛みつくこともなく、おっさんをからかうようにあしらって崖ごと突き落とした。非常に腹立たしい表情をする狼。



――――やっと実感、ここは異世界――――


ハース:34歳。《商人:男:165㎝》

 妻と娘を持つ、ドードル町で様々な商品を販売して大きな店を構えている商人。

 店は妻や娘に任せており、本人は主に町や村を対象に行商に出かける事が多い。

 扱う商品は貴重品、雑貨や食料と幅広く取り揃えている。



ウォルフ:21歳。《戦士:男:188㎝》

 大柄な体躯の鉄の鎧を身に着けている戦士。

 その体躯を生かした力任せな戦い方をするが、戦闘時はかなり頭がキレる。

 現在の冒険者ランクはB級と中くらいの位置にいる。

 幼馴染の魔術使いのキリリとガレイムでパーティーを組んでいる。



キリリ:19歳。《魔術使い:女:166㎝》

 紫色のとんがり帽子にローブと見た目で分かる魔術使い。

 上位の魔術を自在に操る強さを持っている。

 冒険者ランクはウォルフと同じB級。

 昇格試験の失敗以来、ウォルフと同様にギルドに対して強い不信感を抱いている。 特にギルドマスター代理のバルムに対して、嫌悪感を持っている。



ガレイム:21歳。《戦闘狂(剣士):男:178㎝》

 細身なのに筋肉質で端正な顔立ちの男。つまりイケメン。

 冒険者ランクの昇級試験を失敗した後、大暴れをしたおかげでC級に。

 戦闘はウォルフとは正反対のスピードで押すタイプ。

 病原の根の病に倒れている妹がいて、治療には金貨十枚が必要なためウォルフやキリリも協力している。



レノ:14歳。《魔術使い:女:150㎝》

 ガレイムの妹。

 稀代の大魔術使いと言われるほどの力を持っている。

 だが、生まれた時から原因不明の病を持っているため身体は衰弱している。

 ほぼ寝たきり状態だが、底知れない魔力と多彩な魔術を操ることができる。

 中でも強力なのはレノ自身の持つ『固有魔術』である。



――――フォーレリアの過去――――


フォーレリア:14歳《神託の巫女:女:157㎝》

 負けず嫌いな所があり、負けると()ねる。

 神託の巫女と呼ばれ、神からの声を聞ける唯一の存在。

 神の声を聞く存在は国とは関与しない形の組織を持ち、

 その内容を各国へ伝えることが義務となっている。

 神官であるカイに助けられて、一緒に暮らしている。


ロザリア:22歳。《赤の魔術使い:女:174㎝》

 燃えるような赤い髪に、ルビーのような赤い瞳の美しい女性。

 ロザリアは、雨の中で(たたず)んでいた所をフォーレリアに声をかけられて家に迎え入れてもらう。

 彼女は魔術使いと名乗り、海竜の降らす雨に心配する彼女を安心させるように自分が来たと伝える。

 彼女は海竜サーレスと会うために来たと言う。


海竜サーレス:??歳《竜:?:??》

 海を統べる竜。

 時に荒れ狂う波を、時に穏やかな波を海に与え一定の調和をもたらしていた。

 だが、人間に与えた海竜石を破壊されたため怒り狂い、ガルン大陸に海水の雨を延々と降らせていた。

 許しを乞うために会話を求めるが、サーレスは穢れのある人間と話すのを嫌う。『神託の巫女』でなければ話すことは難しいため別の巫女で会話を求めるが、その巫女自体が穢れていたため状況は改善されなかった。


火竜イルグス:??歳《四大古竜:?:??》

 世界を守護する四大古竜のうちの一角。

 火竜イルグスはこの異世界で起こる不穏な事象を監視するために、動いている。

 行動を起こす場合は、火竜の姿のままでは大きな制限がついてしまうため魔法で人の姿に変身している。

 (古竜は最低でも千年を超える歳月を生きている)


氷竜フロギス:??歳《四大古竜:?:??》

 世界を守護する四大古竜のうちの一角。

 北の大陸アイスパレスを守護していた。

 大陸は常に暖かく、楽園の様な素晴らしい土地であった。

 だが、ある日を境に吹雪に覆われた大陸と化してしまった。

 その吹雪は氷竜フロギスの怒りだと言われているが果たして……。


カイ:45歳。《神官戦士:男:175㎝》

 ファルトム神殿から何か(・・)と戦いフォーレリアを救出した。

 フォーレリアにとっては優しい神官のおじさん。

 神託の巫女を守護する戦士は氷竜フロギスの加護を受け、S級の冒険者に匹敵する強さを持っているという。

 神殿は廃墟と化してしまったが、神官としての仕事があるため、あまり家にいる事はない。



ダナグアス:??歳。《??:男:175㎝》

 正体を現した??の本体。

 自らをダナグアスと名乗り、闇の魔術を使う。

 神様と会うために、フォーレリアを利用した卑劣な男。

 リブルの実からはダナグアスの魔力が微かに残っていて、何かをするために裏で色々行動をしているらしい。



――――初めての町――――


バルム:60歳《ギルドマスター代理:男:168㎝》

 ギルドマスター代理として就任。

 見た目の歳とは裏腹に、内に秘めた魔力を抑えきれないくらいの力を持った男。

 その風格から問題なく代理として収まり、任務を果たしている。

 ただ、最近は依頼を多く受けすぎているせいで、色々問題が発生している。



ハーシルド:18歳《剣士:男:170㎝》

 バルムの右腕と呼ばれている男。

 全身真っ赤な服装で派手な印象だが、実力は折り紙付き。

 バルムを崇拝していており、命令は絶対としている。

 同じS級の冒険者レルグルを疎ましく思っており、隙あらばどうにかしようと狙っていた。



レルグル:21歳《斥候:男:165㎝》

 千里眼による遠距離からの監視を得意とする。

 ギルドマスターがバルムになってからは、S級の冒険者としての依頼を受けられずに不満を持っていた所に、ウォルフとキリリの監視依頼を受けた。



怪盗バロン:40歳《怪盗:男:175㎝》

 姿は普通のおっさん。真の姿は怪盗バロンとして弱者を助ける者。

 ドードルの町では子供をさらって、どこかに集めているという。

 世界を憂う怪盗が何故、子供達をさらうのか。

 ただの悪党であるのかは、カイトとの出会いで明らかになる。



謎の盗賊:《二人組の盗賊?:??:??》

 過去にウォルフ達が受けたギルドの昇格試験の時に遭遇した盗賊。

 一人は魔道具を使い、一人はウォルフと同等以上の怪力を持つ者。

 二人の盗賊がどうして火竜の鱗を持っていたのかは不明。



書いてみたら意外と登場キャラが多かったですね。

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