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第29話 風と共に去りぬ

これにて『第1章 起動編』完了です。

読んでいただき、ありがとうございます。


『第2章  バシレーア公国編』只今執筆中。

文章のストックに余裕がなくなってきたので、1章より時間かかるかも。

コツコツいきます。よろしくお願いします。




スーの帰還呪文で、我々は入り口まで帰還した。


『ぃやったあぁぁぁーーーーー!!!』


『破壊神の魂』はゲットした!


「みんな、お疲れさん! さっさと、ここからトンズラして、買い手探そうぜ!」

オレは、サイコーにハッピーだった。


急いで逃げる支度をする。


横にいるスオマに、

「今回は、スーが一番の功労者だ。

お前がいなかったら、こんなにうまく行かなかった。ありがとう。」

と感謝の言葉を述べる。


「パウとポウを投げたのか?」

「そう。2匹とも、悲鳴上げて飛んでったけど。」

スーは『ニカッ』と笑って、「早く逃げよう。」と言った。


おっといけない。

急いで帰還したから『破壊神の魂』、懐に入れたままだったw

しっかり保管しようと懐から出した時、『フッ』と魂が無くなった。


『!?』


慌てて辺りを見ると、一人のオッさんが、木の上に『魂』持ってしゃがんでいた。


どこかで見かけたことあると思ったら、ちょっと前に砦でオレの横座って、

『槍持ってニタニタしてたオッちゃん』だった。


「オッちゃん! 『それ』返せよ!!」


そうしたら、オッちゃん、やっぱりニタニタ笑って、

「坊主。スマンな。これは、オレがもらってゆく。カラダ、気ィ付けろ。」

言うが早いか、カスミのように消えた。


『・・・。』


『あんのヤロオおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーっ!!!!!』


オレは頭に血を登らせて、

「スー、アイツ追いかけろ!!」


スオマは少し調べて、

「あー、ムリ。転移魔法使って移動してる。転移先が解らないと、探しようが無い。」

「・・・」


みんなで顔を見合わせる

「・・・」

「・・・」

『プッ。』

『アッハッハッハ!!』


オッちゃん、見事!!

漁夫の利、漁っていきやがった!


あれも『別の』手の者なんだろう。

まったく『破壊神』、何なんだろうねぇ。


「砦戻って、ギルドになんて説明しようかね。」

「それ考えると、頭痛い。」

「まぁ、ゴブリンレイド自体は無事終了するんだし。別にいいんじゃないの?」

「そもそも『破壊神の魂』、我々のレイドと関係無いし。」

「報酬もらって、はやく休もう。」

みんな、勝手な事言ってる。


オレ達は、それぞれが属するゴブリンレイドに戻った。



『ビックイベント』が終了したので、コブリンキングは、まもなく撤退。

ベネト共和国の兵士達も、粛々と帰投している。

開拓者ギルドも、砦より併せて撤退。


我々一同は拘束の上、尋問官立ち合いの元、ギルドより尋問を受けた。

嘘を付いても仕方ないので、そのまま本当のことを話す。

供述が一致していることと、尋問官より『嘘は言っていない』のお墨付きがあり、

2~3日で全員釈放された。




「さて、レイドもこれで終了した。リーダー、次どうする?」

マリーがオレの方を向いて尋ねる。

みんなもこっち見てる。

・・オレ、いつの間にか、リーダーになってるよw


「あー、コホン。まずは装備の手入れだな。

次は、・・今さら、ここのダンジョン攻めるのもなぁ。」

「別のダンジョン行く?」メルが言う。


「それなら、バシレーア公国なんていかがです?」イヴが提案した。

「バシレーア公国かぁ。」

あぁ、空が青いなぁ。


「あ~、ケン。 バシレーア公国知らないんでしょおぉ~?」

メルがニタニタした顔で言う。


メルさん、いぢめないでw


「もし、バシレーア公国行くなら、私は別件で1つ、その前にやる事がある。

それが終わってから合流する予定になる。」

「ワタシも教団に移動の許可取ってから行きますから、少し遅れます。いいですよね。」

マリーとイヴが、当然の如く言った。


オレは、「了解。 メルと先に行って、準備整えている。」と答えた。


横にいたスオマに、

「あ、スー。オレ達に先行して、バシレーア公国の情勢や、どこが景気いいか、調べておいてくれないか?」

耳元でコッソリ、「2匹も連れて行ってさ。」と囁く。

「了解。」

スーは、ニヤッと笑って答える。


『さぁ、みんな。 次の目的地に行く準備をしよう!!』



オレは、この世界に来てから8ヶ月が経った。


最初、パウとポウより始まった仲間は、4人に増えた。

おまけに、いつの間にか『リーダー』になっていた。


オレは何者なのか。

元いた世界に帰還できるのか。

今のところ、何もわからなかった。


この世界は、謎に満ちている。

新たな世界に、とりあえず、オレは進むことにした。





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