話し合う女子高生2
A子「B子ちゃん勉強教えてー!」
B子「別にいいけど何かくれるの?」
A子「C子ちゃんが持ってきたパンならあるよ!」
B子「あれ?C子も来てたのか。」
C子「新作のパンを作ったから届けに来たんですが迷ってしまって…。」
A子「廊下でウロウロしてた所を引っ張って来ました!」
B子「そっかわざわざ届けに来てくれてありがとな。」
C子「B子ちゃんにいち早く食べてもらいたかったから。」
A子「て、天使や!天使がここにおる!」
B子「ああ、こいつは本物だな。」
C子「ふ、二人して何言ってるのよ…。」
A子「なんで日本人が英語をやらなきゃいけないんですか…。」
C子「世界中で通用する言語が英語だからじゃないかな。」
A子「別に私外国行く気無いですしー。」
B子「日本人は英語が苦手というのはよく聞くな。」
C子「英語を教わる時期も他の国と比べたら遅いみたいですしね…。」
A子「私だってもっと早くから英語に触れていれば今頃ペラペラになってただろうなー。」
B子「日本人は日本語に誇りと尊厳を持っているからな。だから簡単には他国の言葉を受け入れられないのかもな。」
C子「たしかに日本語には長い歴史が有るものね。」
B子「まあでもこんな話してたところでやらなきゃいけないことは変わらないんだけどな。」
A子「うぅ…。早く終わらせちゃおう…。」
C子「A子ちゃんあともうちょっとだから頑張ってね!」
A子「終わったー!」
C子「頑張ったね!偉いよA子ちゃん!」
B子「まあ出来てるのが普通なんだけどな。」
A子「なんでそんなこと言うのさー…。もっと誉めてくれてもいいじゃんか!」
B子「あんた誉めると調子に乗っちゃうでしょ。」
C子「あ、そうだ!今度家庭科部でお菓子作るからそれをあげるね!」
A子「ほんと?やったー!」
B子「へー、なんてお菓子作るの?」
C子「lollipopだよ。」
B子「え?」
C子「ロリポップ。」
B子「な、なんだそれ?」
C子「ペロペロするんだよ!」
B子「ろ、ロリをペロペロするってそれ大丈夫なのか?」
C子(ロリポップってロリって略すのかな?)
C子「そうだよ。甘くて美味しいんだー!」
B子「そ、そうなんだ…へー…。」
A子「C子ちゃんは食べたことあるの?」
C子「んー…そういうのママに禁止されてたから食べたのは2、3回くらいかなー。」
B子「そりゃ禁止されるだろうよ。犯罪だぞ。」
C子「え?は、犯罪なの?」
B子「とにかく注意しろよな。」
C子「う、うん。気を付けるね…。」
C子「それじゃ私そろそろ門限だから帰るね。」
A子「うん!お菓子楽しみにしてるね!」
B子「気を付けて帰れよー。」
A子「あーお菓子楽しみだなー!」
B子「な、なあ、そのお菓子大丈夫なのか…?」
A子「ペロペロキャンディーでしょ!私大好きなんだー!」
B子「え…?」
A子「ペロペロキャンディー楽しみー!」
B子「……………。」
A子「どうしたのB子ちゃん?」
B子「なんでそんな英語は知ってるんだーーー!!!」
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