金言【200字】
新婚旅行の途中に、列車の中で一人旅の老婦人と相席になった。
彼女は僕達を祝福してくれたあと、「何でも二人で相談して決めるのよ。手遅れにならないうちにね」そうアドバイスして品良く笑って席を離れた。
しかしその後、彼女は戻ってこなかった。席には鞄が残されていた。僕達は車掌を呼び止め事情を話した。
身元を確認しようと鞄を開けると、中からズタズタに切り裂かれた夫らしき遺影と、金槌で粉々に砕かれた遺骨が出て来た。
新婚旅行の途中に、列車の中で一人旅の老婦人と相席になった。
彼女は僕達を祝福してくれたあと、「何でも二人で相談して決めるのよ。手遅れにならないうちにね」そうアドバイスして品良く笑って席を離れた。
しかしその後、彼女は戻ってこなかった。席には鞄が残されていた。僕達は車掌を呼び止め事情を話した。
身元を確認しようと鞄を開けると、中からズタズタに切り裂かれた夫らしき遺影と、金槌で粉々に砕かれた遺骨が出て来た。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。