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10年後に討伐される魔王   作者: うずまき
第2部 世界大戦編
45/103

第43章 終戦…そして…

ブラスター「我が国ブラスターは今ここに終戦を宣言する!今戦争は終わりを迎えたのだ!!」


王宮にて終戦を宣言するブラスター王


タイダルの王女であるフィディオが勇者であるイオリと共に現れた事で戦争は無事に終戦…


和平交渉を終えた王宮では終戦を記念とした盛大なパーティが開かれていた。



イオリが勇者としてマヤと再会するのは約半年ぶりの事となり

久しぶりにあったマヤは彼女に一言つぶやいた。



マヤ「久しぶりね…魔女イオリーンさん…」


イオリ「き…気づいてたの!?」


マヤ「当たり前でしょ…いくらなんでも服脱いで温泉に入ったら気づくわよ…」



黒歴史を掘り起こされるイオリ…


思わず赤面した彼女は現実から逃げるようにワインに手をかけた。


瞬く間に酔ってしまったイオリだったが

そんな彼女にマヤはアルザークでの出来事を話した。



イオリ「酒の席でそんな事を言われても冗談にしか聞こえないよ?」


マヤ「そうだよね…ごめん…先に言うべきだったよ…」



炎魔王バルフォースによって火の海となったアルザークの城下町


ブラスターのギルドによるとアサミとジャックは、現在もアルザークで怪我人の手当てをしているらしく

その夜…終戦によって全てのゲートが解禁されたアサミはジャックと共にブラスターへと姿を現した。



アサミ「いおりん…久しぶり…」


イオリ「ちょっと!?どうしたのよその傷!?」


アサミ「あはは…ちょっと炎魔王にやられちゃった…」



女神であるアサミに重傷を負わせた炎魔王


その事実だけで危機的状況を理解するイオリだったが目の前のご馳走を無視する事など出来るはずもなく


欲望に負けた彼女は終戦パーティを堪能した。



久しぶりにジャックと再会したマヤも、彼に対するクレームがたくさんあるらしく


王宮のバルコニーにてジャックはマヤに問い詰められていた。



マヤ「ジャック!この薬効果時間が短すぎよ!投げ技の途中で効果が切れて大変な事になったんだからね!」


ジャック「副作用がなかっただけ俺を褒めてくれ!てかなんでそんな薬を実戦で使った!?」


マヤ「前に私を半殺しにしたバロンって奴と闘ったのよ…ホルス君を守る為には私がやるしかなかった…」



クレームを言いつつもジャックにブラスターでの闘いを話すマヤ


実際バロンに勝てたのはジャックの薬で一時的に怪力を得ていた事が大きく

感謝の気持ちが隠しきれてなかった。



マヤにとって彼は自らのトラウマを解消させれくれた恩人であり


この時既に仲間以上の感情を抱いていた。



ホルス「ジャック…マヤと良い感じだったね…?」


ジャック「盗み見とは趣味の悪い奴だ…子供はもう寝る時間だぜ?」


ホルス「盗賊のジャックにだけは言われたくないんだけど…」



楽しい時間は瞬く間に過ぎ


時刻は夜の10時を回った。



長旅で疲労していたフィディオは既に寝室で就寝しており

そろそろパーティーもお開きになろうとしていたその時

王宮のコロシアムに12個の魔法陣が出現…


凄まじいオーラはパーティー会場まで届いており

嫌な予感を察したイオリは真っ先にコロシアムへと駆け込んでいた。



イオリ「この感じ…まさか魔王軍!?」


バルフォース「貴様が勇者か…なるほど…良い眼をしているな…」



コロシアムに出現した12体の騎士


それぞれがこの世界に存在する神器と同じ名前を持っており


アサミやカズマサの持つ魔剣は彼らを元に名付けられていた。



少し遅れて到着したアサミはその光景に絶望し震え上がってしまい

イオリは目の前にいる真紅の騎士がアサミを半殺しにした者だと確信した。



バルフォース「我が名はバルフォース…かつて魔王だった者…今は炎魔王を名乗っている…」


イオリ「かつての魔王!?」


アビス「私はアビス・ミラージュ…かつては勇者として彼と敵対した者…今はパートナーですわ!」



バルフォースとアビスミラージュ


12体の中でも中心となる2体がまず名乗りをあげ

イオリはその雰囲気と殺気から彼らか味方ではない事を悟った。



彼らの目的は全世界への宣戦布告であり

更には自分達が魔王軍とは無関係である事も告げてきた。


この場で戦闘となれば僅か数秒でブラスターは地図から消滅していたが


彼らにとってこの侵略は暇を潰す為のゲームでしかなく

この場で全滅させるつもりは全くなかった。





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