表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

01 荒廃シティ



 無限の闇をまとった 町は

 とても静かで


 誰もいない 無人の終着点のよう


 …世界がまるで 今にも終わってしまいそうだ


 遠くの空 憂鬱に笑う

 ほらみた事かと 陰鬱にあざけった


 僕達にふさわしい場所

 出られないから ただここで朽ちていくだけ




 この灰色にかぶれた景色

 色がついていたなんて 昔の人は言っていたけど


 かんじられない わからない


 鮮やかな世界 それって楽しいの?


 モノクロの世界が 耳元でささやく


 生きていて辛いかい?

 そうだねって 笑い返したら


 微笑む死体の幻影見えた


 あいで おいでよ こっちにきな


 楽しい光景は一つも見えないのに


 ああ なんでそんなものばかり 目に映るのだろう




「ストーリー」

 壊れた世界に佇んでいた少女カルデル。

 彼女は、生存者を探して街をあるきまわる。

 だが、どんなに探しても人影一つ見つからなかった。

 カルデルはやがて、世界が正常だった頃を忘れていく。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ