人工知能が東大理三に合格
2025年の東大入試問題をアメリカの企業オープンAIの人工知能O1(オーワン)と中国の人工知能研究所ディープシークの人工知能R1が解き、共に東大理三の合格水準に達したと我が国のベンチャー企業ライフプロンプトが明らかにした。
とうとう、人工知能が最難関の大学試験に合格するようになった。これにより、人々の修行すべき事柄が大学受験の点数稼ぎではないことが明らかになった。これからは、それぞれの目的意識により、到達すべき課題に必要な学力を研鑽していくことが重要になっていくだろう。
人工知能が大学受験に合格するようになった社会がどう変わるか。それは未知数である。しかし、学問においては、人工知能に解決できない問題はたくさんあるし、それらを人類が解決していかなければならない。学問ではない仕事でも、人工知能やロボットにはできない課題はたくさんあり、それらを解決していく努力が求められる。
科学の重要さは日に日に増していて、大学受験など関係なく、修行すべき分野は科学であるということは高まっている。
2011年から東ロボくんが十年後の東大合格を目指していたが、十四年かかって、人工知能は東大合格水準に到達したといえる。
人工知能は、人類の上級上位者の階段をいっきに駆け上がり、最難関の難易度に到達した。人工知能が人類の誰よりも大学受験が得意だといえる時代になるのは、もうすぐそこである。
これから、人工知能の性能をさらに向上させていかなければならない。人工知能に、人々の仕事の代わりが務まるか。大事なのはそこである。大学受験は、仕事の準備のためにあるのであって、大学受験の目的は仕事の達成にある。これから、人工知能を人々の仕事の代わりが務まるまで性能を向上させていくことが求められている。
大学受験の突破の次は、学部卒水準、さらには、難関資格合格水準の人工知能も求められる。
コンピュータ科学が全学問を統べることがあるだろうか。それなら、今すぐにでもコンピュータ科学を始めなければならない。人類のする重要な仕事がコンピュータの設計と管理だという意見もあるだろうからだ。
私は、人のやらないことをする性格なので、主流といえるコンピュータ科学は他人に任せて、別の重要な仕事を探したい。もう歳なので、あまり挑戦心はないのだが。
東大理三に合格する人工知能がアメリカと中国で同時に開発されたのは重要なことだ。人工知能の開発で、国際的な差がどれだけあるのかはとても重要だからだ。世界すべての国家をコンピュータ技術者たちが設計していく時代になるかもしれない。人類の中枢でものになるコンピュータを開発できるのはごく少数の人物である。そのごく少数の人物は幸せになるべきだが、大勢のコンピュータ開発者はその助けになっていることだろう。人類の中枢と一般大衆の格差がますます広がるかもしれない。私はコンピュータ科学なんてできないし、今からコンピュータ科学を習得しろといわれるとかなりためらってしまう。しかし、これからの時代は、コンピュータ技術者たちの重要性はますます高まっていくことだろう。コンピュータ科学に貢献のあった人物、コンピュータ科学を選択できた人物、コンピュータ科学をがんばることのできた人物は、讃えられるべきだという時代がやがて来るだろう。
これから先の十年間、二十年間で開発される人工知能は、人類の知性にとって、決定的な重要性を持つ可能性がある。これからの二十年間で、人類より賢い人工知能が開発されるかもしれない。その時、人類が今まで理解できなかった天才の思考が解明される。
これからの二十年間で何をすべきか、とても重要である。そして、人工知能は仕事の補助のために開発すべきだという基本を押さえて、この記念すべき報道を確認しておきたいと思う。




