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経済学のむなしさと危うさ

 経済学はむなしく、危うい学問である。

 まず、経済学のむなしさから述べる。それは、経済学は、個人がどれだけ考えても経済政策に影響を与えることはわずかだからである。経済学を勉強して、研究することは、ムダな行為になる可能性が高く、それだけむなしさを抱えている。政府の要職につかない限り、経済学を学んでも、それを生かす機会がない。

 しかし、だからといって、経済学がやる価値の低い学問なのかというとそれはちがう。経済学は危うい学問なのだ。次に、経済学の危うさについて述べる。経済学は、国家の経済全体に影響を与えるため、万が一にもまちがえるわけのいかない危うい学問である。みんなで少しずつ知恵を出し合い、確認事項を増やし、ひとつもまちがえないように慎重に経済政策を決定しなければならない。

 経済学は、国家単位で動く学問なのである。それゆえに、経済学は、むさしさと危うさを抱えている。経済学は、動く一個の単位が大きいのだ。

 経済政策を一般市民が必死に勉強して、研究しても、バカらしいと思うかもしれない。経済学は、国家の経済政策だけを扱うのではないが、経済学の影響が機能する時は、大きな単位であることが多い。一般市民でたくさん意見を出し合い、少しでも正確な経済政策を決定していくことは大事だと私は思うのである。

 システム的決断は、そのシステムの構成員すべてが関係しているのである。だから、経済学を学ぶのである。

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