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コンテンツ産業の市場規模

 コンテンツとは「中身」「内容」を意味する英単語だが、このことばが文化商品の意味で使われているようだ。

 我が国における文化商品の市場規模を総務省がまとめている。

 我が国の政府が公表している統計は使ってもよいとされているので、書く。


 コンテンツ産業の売上は、2020年では、全体で11兆8275億円である。


 映像媒体(映画、ビデオ、テレビ放送、ゲーム、ネットオリジナル映像物)、

 音声媒体(音楽、ラジオ、ネットオリジナル音声物)、

 テキスト媒体(新聞、コミック、雑誌、書籍、データベース、ネットオリジナルテキスト)

の三種類に分類される。


 映画は、7045億円。

 テレビ放送は、地上テレビ、衛星放送、ケーブルテレビを合わせて、3兆4199億円。

 ゲームは、我が国だけでは1兆7199億円。

 ネットオリジナル映像物は、5305億円。


 音楽は、6194億円。

 ラジオは、1739億円。

 ネットオリジナル音声物は、84億円。


 新聞は、1兆3190億円。

 コミックは、5170億円。

 雑誌は、7102億円。

 書籍は、8410億円。

 データベースは、2913億円。

 ネットオリジナルテキストは、5629億円。

 となる。


 クリエイター(製作者)の作る商品は、だいたいこのコンテンツ産業に含まれるだろう。

 クエリエイターとして生活している人は人数で何人くらいなんだろうか。


 出版産業の市場規模は今まで何度も確認してきたが、コンテンツ産業の市場規模を総務省が統計を作って公開していたことにブログ主は今まで気付かなかった。

 テレビ、ゲーム、新聞が強い。

 新しく盛り上がっているであろうネットオリジナルはとても気になる。

 文化物の人気や面白さは売上で素直に表されるものではないとブログ主は考えるが、この数字を見て考えてしまう。

 コンテンツ産業はすべて人気職だ。コンテンツ産業で働く人のどれくらいが面白いコンテンツを提供できているのだろうか。


追記。

 私はコンテンツ産業の消費において、どのジャンルにも傑作はある、どの媒体にも傑作はあるという価値観である。


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