文学賞についての報告
おれは読んだ本をすべて面白かった順に順位を付けているのですが、読んだ日本語小説の1032作の文学賞の受賞の傾向について分析したので、それでわかったちょっと面白い結果を報告したいです。
1032作の本がどのような文学賞を受賞しているのか、ウィキペディアで調べたのです。しょせんウィキペディアなので、厳密にはもっとたくさんの賞の授与があったのかもしれないですが、おれにはわからないです。そこまで厳密にはやっていません。
とてもたくさんの文学賞がありました。おれの読書の傾向による偏ったサンプルによるものにすぎないのですが、そこは意を汲んでもらいたいと思います。
文学賞の種類は、芥川賞、直木賞、吉川英治文学新人賞、日本SF大賞、星雲賞、ハヤカワSFコンテスト、創元SF短編賞、小松左京賞、角川学園小説大賞、電撃ゲーム小説大賞、電撃小説大賞、メディアワークス文庫賞、スニーカー大賞、MF文庫Jライトノベル新人賞、ファンタジア長編小説大賞、スーパーダッシュ小説新人賞、小学館ライトノベル大賞、カクヨムWEB小説コンテスト、日本ファンタジーノベル大賞、日本ホラー小説大賞、小説現代新人賞、谷崎潤一郎賞、山本周五郎賞、三島由紀夫賞、泉鏡花賞、芸術選奨新人賞、川端康成文学賞、大江健三郎賞、絲山賞、新田次郎文学賞、大佛次郎賞、菊池寛賞、読売文学賞、サントリー学芸賞、毎日出版文学賞、毎日出版文化賞、小学館文学賞、司馬遼太郎賞、福澤賞義塾賞(?)、群像新人文学賞、文藝賞、野間文芸新人賞、新潮新人賞、探偵作家クラブ賞、日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞、メフィスト賞、江戸川乱歩賞、オール読物推理小説新人賞、推理小説新人賞、小説すばる新人賞、R―18文学賞、センス・オブ・ジェンダー賞、ポプラ社小説大賞、ボイルドエッグス文学賞、新潮ミステリ倶楽部賞、日本冒険小説協会大賞、全米図書賞翻訳文学部門、紫式部賞、柴田錬三郎賞、路傍の石文学賞、大宅壮一ノンフィクション賞、ジャポニスム学会特別賞、桑原武夫学芸賞、日本児童文学協会新人賞、児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、新美南吉児童文学賞、うつのみやこども賞、中原中也賞、本屋大賞です。ぜんぶでおれは72種類の文学賞の本を読んでいるんですねえ。
こんな集計作業をして発見したことというのは、1041作中234作品が何らかの文学賞を受賞していて、それは全体の22%になります。つまり、おれが読む小説の22%は何らかの文学賞を受賞している。全体の五分の一です。あまりにも多かったので、読書の理解を深めるとともに、話題にでもなればと思い報告します。




