東洋文明の魅力を数える
「西洋文明のまとめ」の記事で、西洋文明の魅力を数え、26種類があるとした。東洋が西洋と競い合うためには、「己を知り、敵を知れば百戦危うからず」なので、西洋について知ることを怠ってはいけない。そして、西洋文明の魅力を数えておいて、東洋文明の魅力を数えないでおくと、西洋の過大評価を加速させ、東洋人が挫折してしまうかもしれないので、それを憂慮して、まだ、あまり考えを練っていないが、東洋文明の魅力を今、数えられるだけ数えてみることにする。
【思想】
孫子の兵法:最強の兵法。
中国皇帝文化:儒教など。
ヒンドゥー教:ヒンドゥー・仏教領土。
【文化】
カリ・ユガ:リグヴェーダに書かれた古代インド以前にあって滅びた古代文明。
中華料理:世界一料理の美味しい国。
モンゴルの秘宝:大陸の三分の二を征服したモンゴル帝国の秘宝。
【探検】
太平洋諸島文明:中国と東南アジアの楽園の島への進出。
宇宙探索:ロシア。
【東洋科学】
中国科学:中国六大発明。音楽、布、紙(紙幣)、火薬(銃)、羅針盤、活版印刷。
【産業】
不明。
【その他】
タラス河畔の戦い:世界の東西覇権国の頂上決戦。もっと格好良い名前を付けてほしい。
奴隷王朝:奴隷出身者が三代つづいて王になったインドのマムルーク朝。
【まとめ】
ひとまず、東洋文明の魅力を11個数えた。西洋文明の26個に比べるとだいぶ少ない。東洋文明が西洋文明に並ぶには、あと15種類の魅力が必要だ。東洋文明にすでに存在しているのに、おれが知らないだけのものがたくさんあるだろう。それらは、できるだけ早く調べて書き加えなければならない。あまりにも大きな差を見せつけられると、戦う前からあきらめてしまう人も多いだろうからだ。
いくつか書くことのできない東洋文化がある。
西洋がすごかったのはここ数百年のことであり、中国、インドが東洋だというなら、充分に歴史的に西洋に対抗できる。ただ、おれが数えていないだけだ。
おれは宗教哲学に詳しいが、思想の項目では、東洋は西洋思想に充分に対抗できることは、おれは確信を持って言える。なので、東洋が西洋に劣っていると考えされる【科学】や【産業】の項目の充実が重要だと考える。
第四次産業革命はおそらく東洋から始まるので、これからの東洋の巻き返しに期待がかかる。
中国の海賊版産業や、日本のオタクカルチャーも、慎重を期すため、ここではまだ東洋の魅力に数えていないが、東洋文明の魅力として数えることができるかもしれない。
これから、東洋の魅力を少しづつ探して数えていこうと思う。




