誤報:日本の科学者の人数
日本に科学者が何人いるのか知りたかったのですが、その数え方は難しいです。
研究課題を登録している研究者の人数を日本の科学者の人数だとすると、
日本に科学者は87万人いることになります。
その内訳は以下になります。
分野別では、
物理学者は43000人。
数学者は5000人。
化学者は2万人。
生物学者は33000人。
合わせて、理学者は14万3000人です。
工学者は、以下です。
機械・船舶・航空が32000人。
電気通信が47000人。
情報科学が22000人。
建築が3万人。
材料科学が12000人。
その他工学が65000人。
合わせて、工学者は19万8000人です。
農学が5万人います。食品関係の研究者ですね。
保健が50万人います。これは28万人の医者と、薬剤師などの医療従事者でしょうか。
理学者14万3000人、工学者19万8000人、農学者5万人、保健研究者50万人を合計すると89万1000人になります。
人文科学の研究者は、19000人。哲学、文学、言語学、文化・地理学、歴史学、人類・考古学である。
社会科学の研究者は、1万人。社会学、心理学、法学、経済学などである。
統計の合計がうまく合わなくてすいませんね。統計を読み取るのはとても難しいのです。
いくらなんでも、社会科学の研究者が少なすぎるので、おれが統計の調べ方をまちがえたかもしれません。まちがっている可能性があるので、注意してください。
毎年31000人ほどが新規に研究者になります。
研究者の48万人は企業に所属していて、32万人は大学に所属していて、政府団体に所属しているのは3万人くらい、非営利団体に所属しているのが8000人くらいです。
研究課題の登録者数とは別にも、科学者といえる人は大勢いるでしょうから、
その場合は、87万人よりもたくさん日本に科学者がいることになります。
追記。
社会科学者の人数が少なすぎるので、この数字が日本の科学者の人数を表している自信がないので、誤報ということにします。
追追記。
東大卒だけで、経済学の研究者は三万人、法学の研究者は四万人いるのです。だから、この社会科学の研究者が一万人しかいないという統計は、日本の科学者の数を表してはいません。




