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命の価値と日本の価値と世界経済の価値

 生命保険によると、十五年前はヒトの命の価値は5000万円だった。

 今は、ひとりの命の価値は2億円らしい。

 今まで認識されていなかった労働の価値が見つかったのだろう。

 日本の会社員の生涯賃金もおおよそ2億円くらいだと推定されている。

 ひとりの命の価値が2億円だとすると、1億2千万人いる日本人の価値の総合は2京円である。

 GDPで日本の経済規模500兆円と世界の経済規模8000兆円との比較をして推定すると、世界全体の経済価値は30京円である。


 世界の経済価値は30京円である。

 世界の貨幣の総量は8000兆円だと思う(要確認。自信なし)。

 この世界の貨幣の総量が8000兆円だというのは、貨幣の量ではなく、日米欧の預貯金合計である。

 この二つの対応が貨幣の価値だ。

 仮説として、現在の貨幣は3.5倍の過大評価されている。

 世界の労働の価値は今より3.5倍の価値がある。

 言い方を変えると、現在、世界の労働者はその労働の価値を3.5分の一に過小評価されている。


 しかし、それでも、おれには、インフレするべきか、デフレするべきか判断できない。


 おれはここまで考えた。



追記。


 上の計算は、かなり大雑把な概算である。

 疑問点はいくつもある。

 まず、男性の生涯賃金をもとに計算している。

 女性の生涯賃金がもっと低いことを考慮すると、もっと減ると思われる。

 さらに、全員、60歳まで働いたとして計算している。

 しかし、実体は20歳の新卒から60歳までのデータを都合よく解釈して計算している。

 だが、計算を変えると、次のような仮説にたどりつく。

 25歳の労働者の生涯賃金が1000万円だとする。60歳の労働者に生涯賃金が2億円だとする。

 すると、1000万円と2億を足して二で割ると、数学の形式によって(ぼくはその数学の根拠を忘れてしまっているが)、日本の労働者の25歳から60歳までの生涯賃金の合計は、1億円×6000万人(労働者人口)で計算できるのではないか。

 つまり、日本の経済価値は、6000兆円であると推定される。

 2京円という推定からだいぶ減ってしまったが、日本の経済価値は6000兆円ではないのか。

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