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伊神満の「生産性の向上による物価抑制」を日銀が認める

桜井審議委員「わが国の経済・物価情勢と金融政策」

http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2019/ko190530a.htm/


伊神満という人が、2018年に出版した本に「イノベーションのジレンマの経済学的解明」があります。

そこには、生産性が向上すると、物価が抑制されることが書かれています。

物価は、生産性の向上によって下がり、商品の価値の追加によっては上がる、という二項対立が説明されています。


これは、アベノミクスの時期の日本のネットではあまり見られなかった主張なのですが、そうではないかと推定していた人は大勢いたでしょう。

それが、伊神満という人によって明確に書籍に書かれ、それが2018年に日本の会社員に最も売れたビジネス本となりました。


そして、「生産性の向上は物価抑制に働く」ということを日銀が認めたのです。

2019年5月30日の日付が書かれています。

まだ、認められたばかりの最新の経済学ということになるのでしょう。

これにより、デフレ派とインフレ派の議論は、新しく刷新されることになるでしょう。


大きな経済的成果だとぼくは強く思います。


追記。


「生産性の向上」は商品の価格を下げる(物価抑制になる)ということは、1817年にリカードウが「経済学および課税の原理」によってすでに指摘している。

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