表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
劇場にお出かけ
76/613

1話 ---観劇当日---

今日は、観劇の日だ。

出来れば街中を散策し、現在の文化レベル、経済レベルを確認したいところではあるが……許可降りるだろうか?


今回のメンバーは、父と義母、自分とハルだ。

他に御者1名と、護衛として騎士団から4名付く。

2名は女性、1名は若い男だが、一人だけ雰囲気が違う。

白髪でお年を召されているようではあるが、衰えを感じさせぬ風体だ。


「フィロルウェイン様、ファルシオン様。騎士団長を務めさせていただいておりますゴーシュ=ライヤーンと申します。私を含めて騎士団より4名。今回の護衛の任につきます。」

「フィロルウェインです。このたびの護衛、よろしくお願いします。」

「ふぁるしおんです。おねがいします。」

「「「「ハハッ!かしこまりました。」」」」


騎士制服というものがあるのだが、今回はお忍び護衛ということで平服に近いデザインとなっている。

一応、所属を示すバッジはつけているが、近づかないと判別つかないサイズだ。


僕らの衣装も豪奢に着飾ったものではなく、いつもの衣装より割とひかえめにしてある。

これは観劇の際のドレスコードだそうだ。


馬車に乗り込み屋敷を出る。

護衛はそれぞれ馬に乗り馬車と並走する。


馬車には小窓はあるのだが、カーテンがかけてあり街中の様子が確認できない。

走行中、窓から、顔や手を出すことはこっちの世界でも厳禁だ。

仕方がないので、ハルと『あっち向いてホイ』をして遊ぶ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ