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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
家族集合
64/613

2話 ---侍従鏡演---

義母上を筆頭に皆からの白い目。

ハルだけは今か今かとワクワクしている。


とりあえず父も椅子に座ってもらって

「ゴホン。父上、義母上。まずは見て下さい。『侍従の鏡』開幕です。」


幕が上がるとそこは、大きな鏡のある部屋。

その部屋にドコデが入ってくると、おもむろに身だしなみを整え始めた


「…?。当家にあんな大きな鏡あったかな?」

「…?。あの鏡、あの大きさ。いくらするのかぇ。妾も欲しい…」


お辞儀の練習。笑顔の確認。

御付き外出であろうか、上着を取り、帽子をかぶる。と動きが[ぶれた]。


「「???鏡の動きが……遅れた???」」


ドコデも違和感を感じたようだ。いろんな動きをするが問題はない。が安心すると動きが[ぶれる]ため、また確認のため動く。

最後には帽子を鏡に向かって投げると、帽子は鏡に吸い込まれ、鏡の帽子はこっちに飛んできた。

それを受け取ったドコデは首をひねって思案するがそこへ、ベルの音。

[あっ]とした顔で、ドコデは慌てて、部屋を出て行った。


閉幕


「「フィロルウェイン!あの鏡、どどどこで手に入れた(のかぇ)。儂/妾も欲しいぞ(ぇ)」」

アレが、魔法の鏡に見えたのか、見事な食いつきようである。


「ヒロにぃ、すごうぃ。すごくおもしろかった」

ハルが平常運転でホッとするなぁ。

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