4話 ---弟誕生日---
「「「「「ファルシオン様。御誕生日おめでとうございます。」」」」」
今年も無事、ハルの誕生日を迎える事ができた。
昨年同様、父上と義母上から祝いの言葉を贈られる。
「ファルシオンよ。誕生日おめでとう。」
「はい。ちちうえ。」
「ファルシオンや。誕生日おめでとう。5歳になったのですねぇ」
「はい、ははうえ。」
「ハルちゃん、お誕生日おめでとう。」
「一つ大きくなったな。」
今年は最初から王妃様と殿下が参加だ。
陛下は…宰相につかまり抜け出せなかったそうだ。
そして、
「ハルよ。僕からはこれを贈ろう。」<パチン>
僕のフィンガースナップを合図に垂れ幕が落ち表れるは、高さ50cmもあるクロカンブッシュだ。
「わ~シュークリームの樹だ~ヒロ兄。ありがとう。これどうやって食べるの?」
僕はおもむろにシュークリームを一つ取ってハルの口元へ持ってゆく。
「ハル、どうぞ。」
<ぱくっ!はむはむ>「おいしい~!」
ご愛読、ありがとうございました。
ここでのお話はこれで終了といたします。
今後の続きは『オプティカルマジック《修正版》』に記述いたします。
『オプティカルマジック《修正版》』は当話の初期年齢を、3歳⇒4歳からとして修正していったもので、内容的にはほぼ同じものです。
これに伴い、加筆、修正などしていますので当話の続きとして読むには異なる点もあります。
例:ゼーフィン陛下とルーフィン公爵が同い年⇒ゼーフィン陛下が年上、ゆえに呼び名が『ゼフ兄』
私的な都合でこのお話を終了すること、心苦しく思いますが、その分《修正版》に注力していきますので『オプティカルマジック《修正版》』をよろしくお願いします。




