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オプティカルマジック  作者: 愉魅夢
酒会と子爵
605/613

5話 ---酒宴終宴---

ライル殿をお誘いして正解だったようだ。


私たちは、酒の味、合うアテの話が中心だったのだが、ライル殿から、


「このお酒は、北部の地域の方の好まれる味ですね。」

「これは、隣国のレーベル王国に輸出すると売れるかもしれません。」

「この酒には、この干し肉よりガルド帝国産の干し肉が合いますよ。」


と、恐縮しながらも出てくる新しい意見に、我らは感心していたのだった。


ロス殿は新しい販路についての意見を出し、ゼフは国を挙げての貿易を検討し、と、酒を主軸にいろんな話ができて楽しい時間であった。



「いかがでしたかライル殿」

「リアス殿。ロス殿も、へ…ゼフ殿も。大変有意義な時間をありがとうございました。」

「いえいえ、こちらこそ貴重な意見が効けて楽しかったですよ。」

「そうじゃぞ。地域での嗜好の違いなど思いつきもせんかったことじゃ。感謝する。」

「そんなもったいないお言葉…」

「ライル殿、もう我らは酒飲み仲間です。また次の機会にお誘いしてもいいですか。」


まだ恐縮気味ではあるが、今日はかなり打ち解けてくれたと思う。


「…はい。ぜひともお願いします。」


なんにせよ、次の機会が楽しみだ。

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